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第99回関東大学リーグ戦1部 第4節 東洋大vs国士大
4月19日(土)国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場
●東洋大1-4国士大
〈得点者〉(アシスト)
7分 宮永(荒井)
〈出場メンバー〉
▽GK
上村 倫士(国4=日本大藤沢)
▽DF
荒井 凉(国4=日本大藤沢)→86分 髙橋 愛翔(国4=大宮U18)
中村 琉聖(国3=横浜FC)→76分 市川 和弥(国2=尚志)
大橋 斗唯(国3=柏U-18)
西村 龍留(国3=柏U-18)
▽MF
田制 裕作(国4=柏U-18)
鍋島 暖歩(国4=長崎U-18)
仲野 隼斗(国4=三菱養和SC)→61分 村上 力己(国4=尚志)
▽FW
湯之前 匡央(国4=柏U-18)→83分 相澤 亮太(大宮アルディージャU18)
宮永 羚進(国4=JFAアカデミー)→61分 MF吉田 綾星(国2=FC東京U-18)
髙橋 輝(国3=大宮U18)
関東大学サッカーリーグ(以下、リーグ戦)第4節は、4月にもかかわらず、夏日という炎天下の中で国士大と対戦した。先制点を獲得するも、リードを奪われる展開が続き、失点が続く。2試合連続ドローで抑え、リーグ戦未だ負けなしの東洋大だったが、この日、初黒星となった。
試合序盤から相手の攻撃が続く中、開始7分、東洋大にチャンスが巡ってくる。荒井涼(国4=日本大藤沢)が相手を抜き、巧みなボールさばきでゴール手前の宮永羚進(国4=JFAアカデミー)へアシスト。宮永がボールが押し込み先制点をきめる。勢いに乗りたい東洋大であったが、相手ボールの時間が続き、パスが通らない場面も見られた。それでも、GK上村倫士(国4=日本大藤沢)を中心に固いディフェンスで守る。しかし、前半14分、相手のCKから点を決められ1点を許す。さらに、前半27分にも相手にチャンスが巡り、息を呑む展開となったが、GK上村が守り抜く。前半も残り15分になると、東洋大にもチャンスが訪れ、果敢にパスを繋ぎシュートを試みるも弾かれてしまい、前半は中々攻撃することができないまま前半1-1で終えた。
ガッツポーズを決める宮永
逆転を狙う東洋大だが、後半早々に失点。その後も両者の攻撃が続き、後半5分、中村琉聖(国3=横浜FC)がディフェンスで奮闘するも、相手にPKをとられ、止めきれずに1-3と点差がひらく。その後もパスが通らずその隙に相手に得点され、ついに1-4と点差を広げられた。最後まで粘る東洋大は、シュートチャンスがあったものの、追加点を挙げることができず1-4で敗戦した。
交代後キャプテンマークをつけ登場
チームを鼓舞し続けた西村
次節は、休み期間を挟み、5月3日の日体大とホーム地東洋大学朝霞キャンパス・サッカー場で対戦する。
⬛︎コメント
・宮永羚進(国4=JFAアカデミー)
--試合を振り返って
相手の圧力に屈してしまった試合だと思う。自分たちのミスで試合を苦しくしてしまった。
--得点シーンを振り返って
前半開始から押されている展開の中での先制点だったので、多少チームに勢いを与えれたと思う。
--次節まで時間が日にちが開きますが、その間チーム/個人の今後のプレーの中に向けてもっと上げていきたい(鍛えていきたい)部分
連戦では勝ちきれない試合が続いたので、まずは原点に戻って戦うところ、走るってところを練習の中からやっていきたい。
・市川和弥(国2=尚志)
--試合を振り返って
自分たちのリズムでサッカーができず勿体無い試合だった。
--今シーズン初出場いかがですか?
昨年出ていたので特に特別という気持ちはなくいつも通りの気持ちで挑むことができた。
--チームの守備はいかがでしたか?
チームの守備としては気が緩んだ時に失点してた。コミュニケーションをしっかり取ったら防げた失点もあった。
--今後の意気込みいかがですか?
もう負けるわけにはいかないので、こういう試合が2度とないようにチーム全体で気を引き締めていきたい。
TEXT=工藤空 PHOTO=工藤空 森花菜