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2025.05.02
ラグビー

[ラグビー] 新体制企画『Rise to the top』4日目 森山海宇オスティン、天羽進亮副主将

 2年ぶりの大学選手権出場を果たすも、悔しい結果に終わった昨年度。屈辱を忘れず、鍛錬を重ねてきた"Navy Warriors"は今年度も「日本一」を目指し、頂へ挑む。

 新体制のもと、さらなる高みを見据える彼らの“今”に迫るべく、その胸の内にある覚悟や思いを、インタビューを通してお届けする。(非対面取材)


森山(左)と天羽




 8人目は東洋大から27年ぶりにU23日本代表に選出された森山海宇オスティン(総4=目黒学院)。今までの競技人生でリーダー経験がなく、副主将に指名された際は「不安があった」というが、務めるからには「チームがきつい状況でもハードワークし続けたい」と覚悟を決めている。人望厚きバイスキャプテンが、チームをまだ見たことのない景色へ導く。



◇森山海宇オスティン

ーー昨年度を振り返って

昨年度は下級生が4年生に甘えて頼ってしまっているところが少しあったので、大学選手権で悔しい結果になったと思います。



ーー副主将に就任された際の率直なお気持ちは

初めてリーダーという役職に就くので不安などがありました。



ーー副主将を務めるにあたって、決意や意気込みを

チームがとてもきつい状況でもハードワークし続けたいと思います。



ーーどのようなチームにしていきたいか

下級生上級生関係なく、グラウンド内では全員がリーダーシップを持つチームにしていきたいと思います。



ーー副主将としての理想像は

チームがメンタル的にも体的にもきつい時に一番声を出し続ける人です。



ーーまずは春季大会に向けてチームとしてやるべきことは

基礎スキルを徹底すれば強豪校のチームにも勝てると思います。



ーー今年度の目標を

大学選手権優勝です。



ーーラストイヤー、ご自身としての目標は

今年は学生生活ラストイヤーということで気合いは入っていますが、気合いが空回りしないよう常に落ち着いて物事を判断し、今まで支えてくださった人たちに恩返しをするためにも勝ち続けたいです。


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 9人目は果敢にタックルしていく体を張ったプレーが特徴的な天羽進亮(済4=城東)。2年時から司令塔を担い、大学ラストイヤーとなる今年度は副主将に。「身体でチームを引っ張っていけるバイスキャプテン」を目指すパッション戦士は、今年も勇ましいプレーで東洋ラグビーを盛り上げる。




◇天羽進亮

ーー昨年度を振り返って

初めて選手権に出場できてうれしかったですが、選手権という大舞台で何もできなかった自分の不甲斐なさも感じました。



ーー副主将に就任された際の率直なお気持ちは

正直自分なんかに務まるのかと不安でびっくりしました。



ーーー副主将を務めるにあたって、決意や意気込みを

任命されたからには、身体でチームを引っ張っていけるバイスキャプテンになってステファン(ヴァハフォラウ)のサポートをしたいです。



ーーどのようなチームにしていきたいか

東洋らしく謙虚に一生懸命ラグビーをするかっこいいチームにしたいです。



ーー副主将としての理想像は

昨年のバイスキャプテンのボンド洋平さんみたいに熱いpassion全開の身体で引っ張っていくバイスキャプテンになりたいです。



ーーまずは春季大会に向けてチームとしてやるべきことは

強い相手と試合ができる貴重な機会なので、失敗を恐れず一生懸命泥臭く頑張ることです。



ーー今年度のチームとしての目標は

リーグ戦優勝、日本一。



ーーラストイヤー、ご自身としての目標は

悔いなく最後はみんなで勝って笑えるようにすること。チームが勝利できるようなゲームコントロールをすることです。



PHOTO=北川未藍