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トレーニングマッチ 明学大戦(40分×3)
東洋大学川越ラグビーグラウンド
〇東洋大 55{24ー12、31-19}31明学大
〇東洋大 64-7明学大 (3本目)
| Pos. | 名前 |
1 | PR | 島田晃誠(総4=松山) |
2 | HO | 新井 靖憲(スポ1=深谷) |
3 | PR | 高嶋大夢(総4=関商工) |
4 | LO | 山岡快翔(総3=関商工) |
5 | アルメイダ聖(総1=日本航空石川) | |
6 | FL | 山本圭悟(スポ3=東海大相模) |
7 | 神戸大槻(総1=Auckland Grammar School) | |
8 | NO8 | ナモア・ファタフェヒ(総3=桐生第一) |
9 | SH | 荒木好摩(総1=関商工) |
10 | SO | 高田哲也(総1=東福岡) |
11 | WTB | 小菅優斗(総1= 北越) |
12 | CTB | 五十嵐舜悟(スポ2=川越東) |
13 | 松嶋礼(総3=北越) | |
14 | WTB | 井戸川ラトレル(総1=国学院栃木) |
15 | FB | 真鍋逸平(総1=御所) |
Re. | 白幡塁斗(総1=札幌山の手) | |
岩崎ヴィージェ―純(総1=目黒学院) | ||
植松進之輔(総3=昌平) | ||
山口英之介(総2=熊谷) | ||
吉川昌泉(総1=札幌山の手) | ||
バレンタイン・ジョー(総2=高鍋) | ||
各務陽向(スポ1=関商工) | ||
日高創太(総3=筑紫) | ||
松下勇次郎(総4=筑紫) | ||
渡邊裕太(総4=開志国際) | ||
フープススティーブン武蔵(総3=開志国際) | ||
坂本琥珀(総3=仙台育英) | ||
亀田翔蹴(スポ3=桐生第一) | ||
池渕紅志郎(総2=城東) | ||
ルナ仁鼓(総2=熊谷) | ||
菅瑞揮(スポ3=目黒学院) | ||
石掛諒眞(スポ1=目黒学院) | ||
神真広(スポ3=青森山田) | ||
平田魁生(済4=川越東) |
※色付きはゲームキャプテン
1週間後に明大との一戦を控える東洋大は11日、東洋大学川越ラグビーグラウンドで明学大と40分×3本の練習試合を行った。1試合目は後半に一時同点とされるも、個々の強気なプレーで明学大を突き放し、55-31で勝利。2試合目(40分)では序盤から東洋大が主導権を握り続け、相手に許したトライ数はたったの1。64-7と大差で勝ち切り、攻守にわたり自信を深める内容となった。
トライ後に抱き合うルナ(左)と石掛
東洋大ボールでキックオフした今試合。立ち上がりは流れをつかめず苦戦し、先制トライを許した。しかし、ここから東洋大が強みを発揮する。中盤には武器とするモールと鋭い攻撃で流れを引き寄せ、4連続トライを奪取。24-12とリードを作り前半を終えた。
ゲームキャプテンを務めた高田
ハーフタイムを挟んで迎えた後半、このまま相手を突き放して勝ち切りたい東洋大だが、自陣でのミスにより立て続けに被トライ。24-24に並ばれた。自陣での戦いが続き、嫌な流れを断ち切れずにいたが、窮地を救ったのは上級生だ。坂本の一撃を機に敵陣でのプレーを増やすと、東洋大が3連続トライ。さらに終盤の35、38分には平田と各務がそれぞれインゴールにボールを運び、55-31で勝利を収めた。
トライを挙げた神(右)
続く2試合目(40分1本)では、立ち上がりから主導権を握り続け、64得点。一度は明学大にトライを許したが、終始相手を圧倒するプレーで流れを渡すことなく勝利をつかんだ。
絶えず声を張り、仲間に指示を飛ばし続けた池渕
新戦力の躍動が多く見られた今試合。しかし、この日1年生ながらゲームキャプテンを務めた高田は「自分たちのミスで焦って自滅した」と猛省する。自陣でのミスで相手にトライを許す場面もあり、修正すべき課題が浮き彫りとなった。
次に控えるのは18日の春季交流大会・明大戦。「横との連係、リンクするところでコミュニケーションをしっかりとって、この1週間を突き進んでいく」と高田。挑戦者として臨む明大との一戦で勝利を引き寄せるべく、チームは万全の準備を整えて臨む。
◾︎選手コメント
◇高田哲也ゲームキャプテン
ーー試合の振り返りを
エリア取りからやっていこうとなったんですけど、あまりうまくボール運びができずに相手のペースになってしまって。0点で抑えようとチームで目標にしていたのですが、達成することができずにマイナスな状態で前半が終わりました。後半の入りも2本とられて同点、自分たちのミスで焦って自滅していました。
ーーゲームキャプテンとして意識していたことは
初めて1年生で任されたので、声よりもプレーで引っ張ていきたいなと。なのでエリア取りの部分もしっかりしていこうと思っていたのですが、空回ってしまい、うまくいかなかったので次までに改善していきたいです。
ーーご自身のコンディションは
(コンバージョンが)入るときは入っていたんですけど、プレッシャーの部分が弱かったのでメンタルトレーニングをしていこうと思います。
ーーチーム状態としては
1年生が(メンバーに)たくさん入っている中で、勢いよくいけたのですが改善する点が多かったので、次の明大戦に向けてまた出場できるチャンスがあったら、チーム全体で頑張っていきます。
ーー明大戦に向けて
フィジカルの部分では負けていないと思うので、気持ちから作っていってビビらずに相手にファイトして挑戦者の気持ちで頑張っていきます。(対策したいところは)相手は個々が強いので横との連係、リンクするところでコミュニケーションをしっかりとって、この1週間を突き進んでいきます。
TEXT/PHOTO=北川未藍