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2025.05.15
サッカー

[男子サッカー]リーグ戦第7節!決定機を決めきれず「自分たちの甘さが露呈した」悔しさは次節勝利への糧に

第99回関東大学サッカーリーグ戦1部第7節 vs東京国際大


5月10日(土) 東洋大学朝霞キャンパス•サッカー場


●東洋大0-2東国大


▽GK


上村 倫士(国4=日本大藤沢)



▽DF


荒井 凉(国4=日本大藤沢)

中村 琉聖(国3=横浜FC)

大橋 斗唯(国3=柏U-18)

西村 龍留(国3=柏U-18)


▽MF


田制 裕作(国4=柏U-18)

鍋島 暖歩(国4=長崎U-18)→85分 篠原  佑岳(国3=横浜F・マリノスユース)

湯之前   匡央(国4=柏U─18)→76分 岡部  タリクカナイ颯斗(国1=市立船橋)



▽FW


宮永羚進(国4=JFAアカデミー福島U─18)→55分 手塚  樹(国3=ヴァンフォーレ甲府U─18)

村上 力己(国4=尚志)→70分 小宮  績己(国2=三菱養和SCユース)

髙橋 輝(国3=大宮U18)



キャプテンマークを巻く湯之前

 前節を開幕戦ぶりに勝利をあげ、勢いに乗りたい東洋大イレブンは東国大を前に闘志を燃やす。リーグ戦前期も折り返し、現在8位を走る中、今節も終始攻撃の姿勢を貫いた。しかし前半に2点を献上するとシュートも相手GKに阻まれる。思うようなプレーを展開ができず黒星を喫(きっ)した。


 ゴールが決まらず悔しさを露わにする湯之前


   雨が止んだ曇空の中キックオフ。4分、相手のドリブルからGK上村の隙をつき、先制点を許してしまう。ここから東洋大は猛攻撃を見せる。43分、髙橋がゴール近くにクロスをあげ、宮永が湯之前にヘディングのパス。すかさず湯之前がシュートを打ち、相手GKに阻まれて跳ね返えったボールをもう一度シュートを放ったが決まらず。キャプテンマークを巻く湯之前はピッチ外で肩を落とし、悔しさを露わにした。そして45分、相手の放ったシュートが放物線を描きゴールネットを揺らす、無念にも追加点が入った。


強みのドリブルが光る髙橋


 ヘディングを見せる岡部


  2点を追う東洋大。後半戦はルーキーを交えながらゴールを狙った。新人戦で得点を量産する期待の1年生、DF岡部を投入。新入生ながら抜てきされ、「試合の流れを変えよう」と意気込み、リーグ戦初出場を果たした。長身を生かしたヘディングやディフェンスでチームを後押しする。しかし後半は一進一退の攻防戦、ゴール間近に迫ったシュートも決めきれず試合終了を迎えた。


 決定機を逃し、惜しくも敗戦となった今節。湯之前は「圧倒されたゲームでした。自分たちの弱さ、甘さが露呈したゲームでした」と力の差を感じていた。次に向けて練習に取り組み、この悔しさを勝利につなげる。


勝ち点は次節に持ち越し


❖第99回関東大学サッカーリーグ戦1部 前期 スコア❖

日付対戦相手  スコア順位
14/5桐横大    ○5-0    1位
24/12東海大△0-01位
34/16流経大△2-23位
44/19国士舘大●1-47位
55/3日体大●0-18位
65/6中大○1-08位  
75/10東京国際大●0-28位
85/17慶大  
96/14筑波大  
105/31明大  
116/8日大  




◇岡部タリクカナイ颯斗 

ーー今節を振り返って

試合の流れを変えようと思いピッチに入りました。チームとして流れが悪く、勝てていないので危機感を感じています。今節で自分たちの甘さが実感できました。


ーーリーグ戦に1年生ながら初出場を決めたが率直な感想は

デビューできたことはうれしいですが、1年とか関係なくスタメンで試合に出場して、結果を残していきたいです。


ーー次節に向けて

チームとしてもう負けられないので練習から緊張感を持ってやっていきたいです。そして必ず勝ちたいと思います。


◇湯之前匡央

ーー今節を振り返って

圧倒されたゲームでした。自分たちの弱さ、甘さが露呈したゲームでした。


ーーシュートシーンが多く見られたが、反省点と課題をあげるなら

確実に仕留めないといけない決定機がいくつもありました。シュートを打ち続けること、相手をよく見ること、ゴールに蹴る技術と全てが課題です。


ーー次節に向けて

現状の結果と向き合い、日々の練習に懸命に取り組みます。応援よろしくお願いします。



TEXT=鈴木真央/PHOTO=鈴木真央、仮入部員