Article

記事


2025.05.20
ラグビー

[ラグビー] 明大に攻守で圧倒され大敗。「気持ち」の課題抱え次節へ

第14回関東大学春季交流大会第2節・明大戦

●東洋大 7{14ー35、5-17}64 明大





番号

Pos.

名前

1

PR

山下源也(スポ2=熊本工)

2

HO

小泉柊人(済4=目黒学院)

3

PR

岡田恭和(スポ2=脇町)

4

LO

山口英之介(総2=熊谷)

5


ジュアン・ウーストハイゼン(総4=Helpmekaar College)

6

FL

植田宗優(済4=筑紫)

7


ルナ仁鼓(総2=熊谷)

8

NO8

ステファン・ヴァハフォラウ(総4=札幌山の手)

9

SH

生田旭(総2=国学院栃木)

10

SO

天羽進亮(済4=城東)

11

WTB 

中山二千翔(総2= 日本航空石川)

12

CTB

アダム・タマティ(総3=Sacred Heart College)

13


浅尾至音(スポ2=城東)

14

WTB

井戸川ラトレル(総1=国学院栃木)

15

FB

真鍋逸平(総1=御所実業)

16

Re.

小峰佳士(スポ2=目黒学院)



岩崎ヴィージェ―純(総1=目黒学院)

18


植松進之輔(総3=昌平)

19


アルメイダ聖(総1=日本航空石川)

20


日高創太(総3=筑紫)

21


山本圭悟(スポ3=東海大相模)

22


各務陽向(スポ1=関商工)

23


坂本琥珀(総3=仙台育英)

24
高田哲也(総1=東福岡)
25
石掛諒真(スポ1=目黒学院)
26
神真広(スポ3=青森山田)



 第14回関東大学春季交流大会第2節・明大戦が18日、明治大学八幡山グラウンドで行われた。主力である森山海宇オスティン(総4=目黒学院)、栗原大地(総4=伊勢崎興陽)が大分遠征のため不在の中、挑んだ今節。公式戦初出場の選手も起用された中で臨んだが、7-64と大差で敗れた。



ノーサイド後のフィフティーン



 明大ボールでキックオフした今試合。東洋大は立ち上がりから苦しい展開を強いられる。開始わずか1分で明大に先制を許すと、その後も攻守で圧倒され、38分までに5連続トライを奪われた。東洋大も相手のこぼれ球への反応やペナルティを誘発する場面があったが、決定力を欠き、トライにつなげることができず。0-35で前半を終えた。


 後半は13分、敵陣に踏み込むと、生田がインゴール手前まで切り込んでいき、ボールはルナへ。タックルを受けながらも押し切って待望の初トライを奪取した。ここから巻き返しを図りたい東洋大だったが、反撃の糸口をつかめず、最終スコアは7-64。明大に主導権を握られたままノーサイドとなった。

 



 試合後、ヴァハフォラウ主将は失点を重ねた展開に対し、「自分たちの力、強みを出せていない。悔しいと言っても、自分たちができていないことでこのような結果になった」と険しい表情で振り返った。


 前節、課題として挙がった気持ちの部分でも「あまり変わっていない。今まで準備してきて、試合前まではよかったんですけど、試合が始まってから変わってしまった部分があった」といい、「チーム一丸となって気持ちを強めていきたい」と精神面の立て直しを誓った。


 


 次節は大学選手権4連覇中の帝京大と対戦する東洋大。「日本一」に駆け上がるため、チームのテーマである“Navy Warriors”を体現し、東洋大らしい執念のプレーで王者に挑んでほしい。






■選手コメント

◇ステファン・ヴァハフォラウ主将

ーー試合の振り返りを

自分たちの力、強みを出せていない。悔しいといっても、自分たちができていないことでこのような結果になりました。


ーー大差で負けた要因としては

自信をもってやれれば、力の勝負の面ではできているはずですし、メンタルをもっと鍛えて自信をもって。相手は強いチームですが、名前だけで負けないようなプレーをしていきたいです。


ーー代表の遠征で主力2名が不在の中だったが

誰が入ってもいいように準備しているので、自分の100パーセントを出してくれれば。今日はできていなかったところもあったので、誰が入っても準備してきたプレーができるように真剣に取り組んでいきます。


ーー前節課題として挙がった気持ちの部分はいかがでしたか

あまり変わっていないですね。今まで準備してきて、試合前まではよかったんですけど、試合が始まってから変わってしまった部分があって。そういうところはチーム一丸となって気持ちを強めていきたいです。


ーー次節までに修正したいとところは

真剣にラグビーをします。


ーー次節に向けて

自分たちがテーマとしているNavy Warriorsを見せていきたいです。





TEXT=北川未藍 PHOTO=北川未藍、高梨美遥