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2025.06.06
バスケ

[バスケ] ルーキートーナメントが開幕! 国士大に快勝!

◯ 第65回関東大学バスケットボール新人戦

会場:駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場


日時:2025.06.04 17:00 TIP-OFF

対戦相手:国士舘大学


《試合結果》

東洋大学      31 22 10 21 | 84

国士舘大学  11 17 24 17| 69


【スターティングファイブ】

#11 大髙琉翔(済2=能代科技)

#5 蓑原歩 (済1=鳥取城北)

#17 佐藤晴(スポ2=仙台大明成)

#18 工藤寧朗(済1=浜松開誠館)

#23 中島遙希(スポ2=開志国際)


 同じく2部、昨シーズン秋リーグ最終戦で敗戦した相手との対戦でリベンジに燃える選手たち。試合開始後、大髙が3ポイントを沈めると、その勢いのまま引き離す。さらに、怪我から復帰した中島が大髙へノールックでパスを繋ぐなど多彩に攻める。1Q、相手を11点で抑えると、応援に駆けつけた3、4年生の応援にも熱が入る。


 続く2Q、相手の時間が続き、追加点を中々挙げることがない。その中でも、佐藤が3ポイントを決めるなど、東洋大は気持ちを切らすことなく攻撃し、点差を広げる。佐藤はこの日、トータル30得点の活躍をみせた。そして、前半、53-28の25点リードで折り返す。

 30得点を挙げた佐藤


 点差を広げたい後半だが、相手にリードを許す。それでも、佐藤の3ポイントや工藤がリバウンドで流れを変える。劣勢な展開では、「ディフェンス!ディフェンス!」とチームの司令塔的役割を果たすPG(ポイントガード)蓑原の声が体育館に響く。蓑原は、ルーキーながら、オフェンスのみならず、ディフェンスでもゲームをコントロールする。前半とは一転し、3Q残り1分、13点差まで詰め寄られる。そして、このクォーター、相手に24点を奪われるも、63-52の11点リードで終える。

 チームの司令塔、ルーキー蓑原


 流れを戻したい東洋大であったが、先制を決められ、7点差まで詰め寄られる。しかし、ここで流れを変えたのは、試合前、「一年生らしく泥臭いプレーでチームを盛り上げられるよう頑張ります」と意気込んでいた工藤だ。彼は、後半、劣勢な展開が続いた中でも、ブロックやペイントアタックで何度もチームの流れを変え、意気込み通りの活躍をみせた。残り5分で8点差まで詰め寄られると、ここで中島と蓑原を投入し、巻き返しを図る。徐々に流れを取り戻し、12点差で残り45秒。その後、廣瀬晴信(済1=日川)と根本晃(法2=作新学院)を投入、2人の体を張ったプレーで相手ファウルを誘い、フリースローで点数を重ね、結果84-69で勝利を収めた。


大活躍のルーキー工藤


〈主なスタッツ〉

佐藤晴30pts | 10REB

工藤寧朗11pts 

中島遙希 9pts


TEXT=工藤空 PHOTO=鈴木真央