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第39回関東大学女子サッカーリーグ戦1部第4節 東洋大vs日大
4月26日(土)スポーツ日大アスレティックパーク稲城
◯東洋大2-1日大
〈得点者〉(アシスト)
5分 田中 結衣(北岡 梨愛里)
74分 山﨑 綾乃(白木 珠奈)
第39回関東大学女子サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)も4月の終わりに早くも第4節を迎えた。3試合連続で白星を挙げている東洋大なでしこに赤のユニフォーム・日大が立ちはだかった。昨シーズン、リーグ戦を優勝している彼女たちにとって今節も勝利しか見えていなかった。
春の快晴の中、キックオフ。試合開始5分、副キャプテンを務めるFW田中が試合を動かす。フェイントからの。弧を描いたシュートは相手キーパーの隙をつき、見事ゴール。しかし31分、思わぬ失点を許してしまった。
同点になり29分。山﨑が待望の追加点を入れる。
一度は同点に追いつかれた今節も見事勝利を挙げ、無敗記録をさらにのばした。
https://juwfa-kanto.jp/results/2025_1/
◾️コメント
・山﨑 綾乃
ーー試合を振り返って
今節は、チーム全員が「勝利」への執念を持って、貪欲にプレーできた結果の勝点3だと思っています。上手さだけではなく、”強さ”も備わってきたんだということを証明できる試合だったと感じています。
ーー得点シーンを振り返って
1-1の拮抗した状況だったため、常にゴールを見据えてプレーしていました。今シーズン、自分はまだ得点できていなかったので、FWとして結果を出す責任を強く感じていました。どんな形でもゴールに食らいついていこうと決めていた中で、自分らしくこぼれ球を押し込めたゴールは、何より嬉しかったし、自信にもなりました。
ーー昨年のリーグ戦に比べ、自身の成長を感じるところは
メンタル面では一つ一つのプレー、勝負にこだわり抜けるようになったと感じています。どんな時もチームのために走り、戦い、声を出し続けることで、仲間の士気を引き上げることも意識できるようになりました。技術面でも、簡単にボールを失わず、大きな相手でもボールを収めるプレーができるようになり、自分の成長を確かな手応えとして感じています。
ーーここまで負けなしでリーグ戦を進めていることについて
負けなしでここまで来られているのはチームの力だと思っていますが、まだまだ自分たちが納得できるようなゲーム内容で勝てていないのが現状です。
もっと圧倒的に、東洋大学らしい「支配的なサッカー」をピッチで体現できるよう、これからのリーグ戦でも全力で挑戦し続けます。
・田中 結衣
ーー得点シーンを振り返って
ペナルティエリア付近でフリーキックをもらった時に、壁の位置やディフェンスラインの位置を見て少しずらしてシュートを打とうと考えました。練習でやった形だったので、当たってコースも変わりましたが上手くいって良かったです。
ーー昨年のリーグ戦と比べて自分の成長を感じるところは
昨シーズンに比べて得点といった形で結果を残せているところは成長したポイントだとは思います。ですがまだ3得点なのでもっと得点を量産していきたいです。
ーーここまで負けなしでリーグ戦を進めていることについて
負け無しではありますが1試合引き分けているのが現状の力だと思います。現在首位に立てていますが、まだリーグ戦は序盤なので連勝し続けることがとても大事なので、引き分けも許さず勝つことだけ求めてやっていきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
TEXT=鈴木真央