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2025.06.27
陸上競技

[陸上競技] 逢坂草太郎、10000m競歩で今季二度目の日本一!/日本インカレ 男子10000m競歩、5000m、3000m障害

天皇賜盃第94回日本学生陸上競技対校選手権

6月5日(木)〜8日(日)

JFE晴れの国スタジアム


男子10000mW決勝

1位 逢坂草太朗 39'16"14

   長田悠吾 DQ

   西秋克海 DNS


5000m決勝

11位 西村真周 13'57"57

松井海斗 DNS


男子3000mSC決勝

18位 加嶋翼 9'15"19



 6月5日から4日間に渡り、岡山県のJFE晴れの国スタジアムで天皇賜盃第94回日本学生陸上競技対校選手権(以下、日本インカレ)が行われた。男子長距離部門からは3種目に4名が出場。3日目に行われた男子10000m競歩で、逢坂草太朗(総2=川西緑台)が優勝を果たした。



 今期2度目の学生日本一に輝いた。過酷なレースを勝ち抜いての王座奪還。逆転劇の先に、再び勝利のゴールテープが待っていた。



 大会3日目、気温が上がる中で行われた男子10000m競歩に逢坂草太朗(総2=川西緑台)、長田悠吾 (総3=智辯学園奈良カレッジ )が出場。今季、飛躍を遂げる逢坂は、日本学生個人選手権で大学初タイトルを獲得したが、関東インカレでは悔しい3位。もう一度日本一の座をつかみ取るため、このレースに挑んだ。


 スタートし、2周目に入ると早くも先頭に躍り出た逢坂。ハイペースで集団を引っ張る。最初の1㎞を3分49秒で通過すると、その後もトップを歩き続け、3000m手前で、前川悠雅 (東海大)に先頭交代。

 ここから、関東インカレで逢坂が先着を許した中島佑之(山学大)と前川、そして原圭佑(京大)を加えた4人のサバイバルレースが始まった。 



 中島を中心として進んだレース。6000mを過ぎると、集団は2つに分裂した。ハイペースで押し続ける中島と原に、一度は離され、逢坂は単独3位に。


 それでも、逢坂は諦めなかった。


 じわじわと差を詰めると、残り600mで2位の原を捉え、一気に前へ。

 ここで先頭を歩き、残り1周を迎えた中島が歩行違反により、まさかの失格。逢坂がトップに立ち、ラスト一周を迎える。大きく腕を振り、後ろを突き放すと、倒れ込むように1位でゴール。見事な逆転で、再び日本一の座をつかんだ。



 同じく東洋大から出場した長田は、歩行違反により無念の失格。それでも、トラックの外側から、最後まで逢坂にまっすぐな声援を送り、チームとして戦い抜いた。



 苦しみを乗り越えて再びつかんだ日本一。その歩みのそばには、仲間の声と想いがあった。

 最後まで諦めなかった逢坂は、自らの手で勝利を手繰り寄せ、二度目の優勝を果たした。





 3日目に行われた男子5000m決勝には、西村真周(総4=自由ヶ丘)、最終日に行われた3000m障害には加嶋翼(総1=洛南)が出場。ともに全国のハイレベルなレースで、健闘を見せた。


連戦の中、13分台を記録した西村


1年生ながら、全国の舞台に挑んだ加嶋



TEXT=近藤結希、PHOTO=近藤結希、鈴木真央

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