Article

記事


2025.07.01
サッカー

[サッカー]アミノ杯準決勝は豪雨の中で2得点の快勝!創部初の決勝進出へ!!

「アミノバイタル®」カップ2025 第14回関東大学サッカートーナメント大会  味の素フィールド西が丘

準決勝  6月27日  vs日体大


〇東洋大2-0日体大


〈得点者〉  (アシスト)


40分  湯之前 (宮永)


53分  宮本(西村)



〈出場メンバー〉


▽GK


磐井 稜真(国2=東京Vユース)



▽DF


荒井 涼(国4=日大藤沢)


福原 陽向(国4=鹿島Y)


山之内 佑成(国4=JFAアカデミー)


岡部 タリクカナイ 颯斗(国1=市立船橋)



▽MF


田制 祐作(国4=柏U-18)→大橋 斗唯(国3=柏U-18)


鍋島 暖歩(国4=長崎U-18)


湯之前 匡央(国4=柏U-18)→42分 西村 龍留(国3=柏U-18)


宮本 新(経2=横浜FC)→68分 山本 虎(国2=青森山田 )



▽FW


村上 力己(国4=尚志)→85分 瀬山 航生(国2=浦和Y)


宮永 羚進(国4=JFAアカデミー)→84分 吉田 綺星(国2=FC東京U-18 )


 

  先月27日、味の素フィールド西が丘にて「アミノバイタル®」カップ2025 第14回関東大学サッカートーナメント大会が行われた。勝てば東洋大サッカー部初の決勝に進む重要な一戦。その中で東洋大は2得点を挙げ、圧倒的な強さで決勝進出を決めた。


試合開始前に円陣を組む選手ら


   前半から試合の主導権を握り、ゴール前でのシュートチャンスを今か今かと伺うような攻めの姿勢を見せた。途中、ゲリラ豪雨でピッチコンディションが一変。視界もままならない中でも選手たちは集中力を切らすことなくプレーを続けた。東洋大に絶好のゴールチャンスも訪れるも、滑りやすくなったピッチに足を取られ、決定機を逃してしまう。すると40分、スローインからの展開でセンタリングを受けたFW宮永の折り返しをMF湯之前が左足でゴールを決め、先制点をもたらした。試合の流れをつかんだ東洋大は、その後も集中した守備で相手に攻撃の隙を与えず、1-0とリードを保ったまま前半を終えた。


豪雨の中でも果敢にゴールを狙っていく

   ハーフタイムを挟んでも勢いは止まることなく、後半開始から攻めの姿勢を維持。53分、左サイドのDF西村のロングパスを受けたMF宮本が絶妙のトラップから豪快なミドルシュートを叩き込み2得点目、さらにリードを広げた。終盤は相手に押し込まれる場面もあったが、GK磐井と守備陣が体を張って守り抜き、最後まで失点を許さず試合終了。決勝戦へとコマを進めた。


   ディフェンスも光り、失点を許さない


   見事決勝進出を決め、初優勝をかけた試合に挑む東洋大イレブン。副将の湯之前は「ここまで来たら全員が勝ちたいと思っているはずなので、ただ勝つ、それだけかなと思います」。ハードスケジュールで大会が進む中、チームは高い集中力と団結力を保っている。決勝戦に向けて準備を整えていく。


◇コメント

・宮本 新(経2=横浜FC)


ーー試合を振り返って


   今日は急に雨が降るなど戦い方が難しいゲームだったんですけど、みんなでやり方合わせて2点取って勝てたことはいいことかなと思います。



ーー急に雨が降ってきたが


   でも1回もボールが止まらなかったですし、ちょっと濡れてやりやすさもありました。



ーー得点シーンを振り返って


   もともと前日からスカウティングで逆サイドのクロスが空くとのことだったんで、狙い通りのクロスが来て、自分もいいところにつけていたのであとは振るだけでした。



ーーハードスケジュールの中で大会は進んでいるが、コンディションは


   前節の筑波戦で今までのスタメン組が外れて、それでもチーム全体で勝つことができたのでおかげで自分のコンディションはいいですし、チームの総合力も上がってきていい感じです。



ーー決勝戦に向けて意気込み


   チーム力が東洋のいいところだと思うのでチーム一丸となって優勝目指していきたいと思います。




・湯之前 匡央(国4=柏U-18)


ーー試合を振り返って


   自分たちのペースでずっと試合を支配することができたと感じているので、今日は上手くいったかなと思います。



ーー得点シーンを振り返って


   1個前に山(山之内)からの横パスを空振ったのでもう1回チャンスくるかなと中で待っていたら羚進(宮永)がいいパスくれて押し込むだけだったので羚進(宮永)にありがとうという感じです。



ーーハードスケジュールの中で大会は進んでいるが、コンディションは

   

   本当にハードなスケジュールの中で、チーム全員でアミノを戦い抜くということはアミノの前に言っていたので、それがいい形で上手く進んでいるので、一人一人の疲労感もありはしますけど、所々休ませてもらえたりもしているので一人一人全員がいい準備ができていると思います。



ーー決勝戦に向けて意気込み


   ここまで来たら全員が勝ちたいと思っているはずなので、ただ勝つ、それだけかなと思います。



[次節試合予定]


「アミノバイタル®」カップ2025 第14回関東大学サッカートーナメント大会  決勝


6月29日(日)  vs流経大  

味の素フィールド西が丘  17:00キックオフ


TEXT=土屋ひなた/PHOTO=土屋ひなた、鈴木真央