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第5日は岩崎ヴィージェー純(総1=目黒学院)。体格やスキル以上に、真っすぐな姿勢と“ガッツ”で勝負するタイプだ。
高校2年時には足首を負傷しながらも花園予選の決勝に出場し、フル出場を果たした。「ラグビーが楽しいから(続けてきた)」と語るその瞳には、飾らない覚悟が宿る。大学では自主性ある環境の中で新たな武器・スローにも磨きをかけながら、まずは「上級生に負けない」ことを目指している。
日本一、そして“人見知り克服”という二つの目標を胸に、純粋に、がむしゃらに、ルーキーイヤーを駆け抜ける。(取材日=5月21日、聞き手=北川未藍)
4年間の目標に「恩返し」を掲げた岩崎
ーーラグビーを始めたきっかけは
保育園の時に友達のお父さんが誘ってくれて始めました。
ーーなぜほかのスポーツではなく、ラグビーに打ち込むことに
ラグビーが楽しかったからです。
ーー高校時代を振り返っていかがですか
ラグビーだけではなく、人間としても成長させてもらえた3年間だったと思います。
ーー高校3年間、最も印象に残っている試合は
2年生の時の花園予選決勝で久我山と戦った時です。(理由は)その試合の時に自分は足首をけがしていたんですけど、けがをしながら出場してロースコアの展開で60分間やり切ったので達成感がありました。
ーー東洋大に入学した決め手は
福永監督から声をかけ続けていただいて、高校の監督の母校でもあったので、(東洋大で)プレーしたいなと思って来ました。
ーー福永監督の印象
常に熱い方です。
ーー東洋大での練習はいかがですか
楽しいです。(高校と異なるところは)それぞれの選手が自主性をもって練習に取り組んでいるところです。
ーーご自身の強みやアピールポイント
ガッツがあるところです。
ーー現在特に力を入れているポイント
スローを練習しています。
ーーチーム内で憧れとしている選手は
ステファン・ヴァハフォラウ(総4=札幌山の手)さんです。(理由は)グラウンドでは常に鋭い顔でみんなを引っ張っていて、寮では優しい方だからです。
ーールーキーイヤーでの目標
日本一です。(個人の目標としては)人見知りを直すことです。(プレーでは)上級生に負けないようにチームを勢いづけることができるプレーヤーになることです。
ーー4年間での目標
毎年チームが成長できるように貢献していきます。