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第9日は各務陽向(スポ1=関商工)。高校では、仲間と掲げた「花園ベスト16」の目標に向かい、何度もけがに苦しみながらも、全員で勝ち取った“9年ぶり”の快挙を果たした。その歓喜の記憶を胸に、新たな挑戦の地・東洋大へ。
今はアタックという武器を磨き、強みを強さに変える日々。憧れの先輩の背中に食らいつきながら、ルーキーは全力で、自分の未来を切り拓く。(取材日=5月23日、聞き手=北川未藍)
ーーラグビーを始めたきっかけは
小学校で仲のよかった友人から誘われて始めました。
ーーなぜほかのスポーツではなく、ラグビーに打ち込むことに
サッカーをやっていたのですが、ラグビーのほうが向いているのかなと思ってラグビーを続けました。
ーー高校時代を振り返っていかがですか
けがが多かったのですが、最終的には満足のいく結果が得られたのかなと思います。
ーー高校3年間、最も印象に残っている試合は
高校3年生の時の花園の第2回戦です。(理由は)入学当初から花園でベスト16を目指すことを目標に高校3年間頑張ってきたので、それが9年ぶりにかなった瞬間だったからです。
ーー東洋大に入学した決め手は
同じ高校の先輩からおすすめしていただいて、監督からチームの方針を聞いた時に東洋大に決めました。
ーー福永監督の印象
チームの発展、強くなることを優先的に考えている方だと思っています。
ーー東洋大での練習はいかがですか
しんどいんですけど、先輩たちが優しくて、わからないことは教えてもらって、やりやすい環境だと思います。(高校と違うところは)ウェートトレーニングを重点的にやっているところです。
ーーご自身の強みやアピールポイント
アタックとジャッカルです。
ーー現在特に力を入れているポイント
アタックが得意なのですが、消極的になっていると自分の良さが消えてしまうので、なるべく自分から動いて仕掛けられるように練習しています。
ーーチーム内で憧れとしている選手は
4年生の森山海宇オスティン(総4=目黒学院)さんです。U23日本代表に選ばれたことや、日頃の態度や謙虚なところが憧れです。
ーールーキーイヤーでの目標
Aチームのメンバー入りを目指して頑張ります。
ーー4年間での目標
努力と研鑽を積み重ねて、憧れの先輩に少しでも追いつけるように頑張ります。