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第13日は真鍋逸平(総1=御所実業)。父の影響で始めたラグビーに「かっこよさ」を感じ、他の競技ではなくこの道を選んだ。厳しい練習と私生活を両立させた高校生活の集大成となった奈良県決勝では、花園をかけた一戦で敗れ、競技人生で最も悔しい瞬間を味わった。
そんな経験を糧に、留学生が多く多様な環境に惹かれて東洋大へ進学。現在は「楽しい」と語る短時間集中型の練習に励みながら、得意のキックにさらに磨きをかけている。まずは主力としてチームを支え、4年後には、ラグビーも人間力も成長した選手になっていたい───そう強く心に誓っている。(取材日=5月21日、聞き手=北川未藍)
4年間の意気込みに「本氣」を掲げた真鍋
ーーラグビーを始めたきっかけは
父です。
ーーなぜほかのスポーツではなく、ラグビーに打ち込むことに
かっこいいと思ったからです。
ーー高校時代を振り返っていかがですか
練習も私生活もどちらもしんどかったです。
ーー高校3年間、最も印象に残っている試合は
3年生の時の全国大会予選の奈良県決勝です。勝てば花園という試合で3年間やってきたことを出さないといけない試合で負けてしまって、人生で一番悔しかった試合だったと思います。
ーー東洋大に入学した決め手は
留学生が多くて、ラグビー部としても大学としても楽しそうだと思ったからです。
ーー福永監督の印象
背が高い印象でした。
ーー東洋大での練習はいかがですか
楽しいです。(高校と異なるところは)練習時間が短いところです。
ーーご自身の強みやアピールポイント
パスとキックです。
ーー現在特に力を入れているポイント
キックです。
ーーチーム内で憧れとしている選手は
天羽進亮(済4=城東)さんです。(理由は)いつもにこにこしているんですけど、やるときはやるかっこいい方だからです。
ーールーキーイヤーでの目標
東洋大ラグビー部の主力になることです。
ーー4年間での目標
人間的にもラグビー選手としても成長したいです。