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少林寺拳法東京都大会
7月13日(日)東京武道館
大会出場
男子大学生の部
小山 颯太(文2)・伊藤 大遥(法2)
加藤 公仁(法2)・座間 風雅(法1)
荒木 太朗(法1)・宍倉 裕香(射撃1)
大井 妙希(国3)・表 姫葉(文1)
前川 厳信(情報1)・田中 利空(文1)
西山 怜(社4)・田中 乃亜(社1)
女子大学生の部
塩田 真生(社3)・佐藤 希美(社1)
女子単独の部
髙瀬 絢子(文1)
決勝進出✨
男子単独の部
橋本 智也(経3)
※掲載が遅くなってしまい申し訳ありません。
今月13日、東京武道館にて2025年少林寺拳法東京都大会が行われた。今大会が、新入生の初試合となった。
少林寺拳法の組演武は二人一組で攻撃側と防御側に分かれ、突き・蹴り・投げ・固めなど多様な技を展開して、日々の修練の成果を披露する演武形式である。
審査では、技の技術だけでなく、気迫や美しさなどの表現力も問われる。1分30秒~2分という短い時間の中で連続して技を繰り出すには、お互いの頼がないと難しいことであるのには容易に想像できる。
今回、東洋大学の組演武は、上級生と新入生または、新入生同士のペアとなっている。そんな中、目立ったミスなく演武を終えることができたのは、東洋大学少林寺拳法部の雰囲気の良さを伺える。
今回、初心者である座間とペアを組んだ加藤は、「スピードよりも技の正確性を大切に稽古してきた」と語る。座間をリードするように激しい動きの中、一つ一つの動きが丁寧であった。一方、初試合となった座間は、腕の肉離れを抱えながらも果敢に演武に臨んだ。加藤に比べれば、まだまだ粗削りな動きだが、「9月の新人戦では、単独演武に出ようと思っている」と語る、座間のさらなる挑戦に期待だ。
(左)加藤(右)座間
力強い蹴りを生の体で受ける
また、前回団体演武のみの出場で、久しぶりの組演武に挑んだ西山は、主将らしく堂々たる雰囲気と落ち着いた様子で技を繰り出していた。4年有段者として西山は新たな技にも挑戦し、久々の組演武で持ち前のキレやスピードを表した。今回ペアを組んだ田中も西山についていくように演武をし、ミスせず終える。
黒帯が光る西山(右)
TEXT=三木万由子 PHOTO=森花菜、三木万由子
■コメント
・加藤 公仁
ーー今大会を振り返って
少し心残りのある大会でした。
ーーこの大会のためにどんなことを意識して練習してきたか
ペアが初心者の子なので、スピードよりも技の正確性を大切にしていきました。
絶対に抑えないといけないポイントがあるので、それを全面的に座間には教えようとやっていました。
ーー今後の目標
新人戦でメダルを取ることです。
ーーその目標のために意識していくことは何か
いい演武をするためには、たくさんの演武が必要で、そのためには、一日通してもへばらない体力をつけることが必要なので、まずは体力をつけていくことを意識していきたいです。
・座間風雅
ーー今大会を振り返って
練習でもっと詰めれるところがあったというのと練習でやったことを100%出し切ることができなかったです。
ーー緊張はしたか
緊張はあまりしなかったです。
ーー今日の自分のコンディションはどう
だったか
悪いというと恥ずかしいですが、あまりコンディションは良くなかったです。左手の腕を肉離れしてしまいあまりできなかったです。
ーー今後の目標
次は9月の新人戦です。単独の演武に出ようと思っています。練習が怪我であまりできなかったので来週ぐらいからしっかり練習しようと思います。
ーーその目標のために意識していくことは何か
早めに全部の構成を通して、磨く時間を(増やしたいです。