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第16日は石掛諒眞(スポ1=目黒学院)。岩手から遠く離れた東京へと進学し、目黒学院で腕を磨いたCTBは、大学でもその可能性を大きく広げようとしている。高校最後の花園では主将としてチームをけん引。気持ちのこもった試合は、今なお胸に刻まれているという。
「アタックと接点で打ち勝つのが持ち味」と語る石掛は、ルーキーイヤーでのメンバー入りを目標に掲げ、パスやキックなど多彩なスキルにも磨きをかけている。憧れの先輩・林星安(総4=目黒学院)の背中を追いながら、確かな一歩を踏み出した。(取材日=5月23日、聞き手=北川未藍)
ーーラグビーを始めたきっかけは
お父さんがラグビーをやっていたというのと、タグラグビーを体験してみたら楽しかったので始めました。
ーーなぜほかのスポーツではなく、ラグビーに打ち込むことに
水泳もやっていたのですが、一番楽しかったのがラグビーだったので続けました。
ーー高校時代を振り返っていかがですか
自分は出身が岩手県なのですが、岩手から東京の高校に進学していろいろなことを学べたのがいいことでした。
ーー高校3年間、最も印象に残っている試合は
最後の花園で戦った報徳との試合です。(理由は)キャプテンで高校最後の試合で今までよりも気持ちの入った試合だったからです。
ーー東洋大に入学した決め手は
目黒学院のOBが東洋大に多いというのと、(チームの雰囲気が)自分にあっているのかなと思って決めました。
ーー福永監督の印象
第一印象は怖そうな人でした。(今の印象は)一人ひとりを見てくれていて、ラグビーに対する情熱が熱い人だと思います。
ーー東洋大での練習はいかがですか
高校よりも体作りにフォーカスしていると思います。
ーーご自身の強みやアピールポイント
アタックと接点で打ち勝つところです。
ーー現在特に力を入れているポイント
CTBは当たる以外にもパスやキックといったスキルも大事になってくると思うのでそこを重点的に練習しています。
ーーチーム内で憧れとしている選手は
林星安(総4=目黒学院)さんです。(理由は)星安さんがボールを持つと必ずゲインしていく、人を使う能力が優れているからです。
ーールーキーイヤーでの目標
1年生でメンバーに入って活躍したいです。
ーー4年間での目標
高校の時に成長できなかった部分を大学でフォーカスして、試合で使える体を作りながらパスなどのスキルを磨いて4年間成長します。