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2日、川越運動公園陸上競技場で開催された「川越ラグビーフェスティバル」に、東洋大ラグビー部が参加した。
同会場にゴールポストが新設されたことを記念して行われた本イベントでは、ラグビー体験会が行われ、地域の子どもたちと選手たちがふれあいを楽しんだ。
子どもとふれ合うヴァハフォラウ主将
東洋大ラグビー部は、準備体操の場面から元気よく先頭に立ち、イベント全体を盛り上げた。
特に体験会では、選手たちの明るい笑顔と丁寧な声かけが印象的で、ラグビーを初めて体験する子どもたちにも、その魅力がしっかりと伝わっていた。
参加した主務の酒井慶(4=流経大柏)は、「子供たちと触れ合う機会が少ないので、純粋にラグビーを楽しむ姿に学びがあった」と語る。チームの拠点でもある川越での開催に対しては、「ホームシティなので、今後もっと地域でラグビーが広がって、いろんな方と触れ合える機会が増えたらうれしい」と期待を込めた。
同じく主務を務める平田魁生(済4=川越東)は、イベントを通して意識したこととして「元気・笑顔・パッション」を挙げ、「笑顔じゃないとラグビーの楽しさは伝わらない」と語る。子どもたちの姿からは、「成長しようとする姿勢」を感じ、自身も「残り半年間で最大の成長をしたい」と力を込めた。
準備体操をする選手たち
選手としてラグビーと向き合いながら、チームを支える立場でもある主務として、最後のシーズンに臨む2人。
酒井は「グラウンド内外でチームの中心として支え、引っ張る存在を目指したい」と話し、平田は「戦う主務を目標に、自分の強みを活かして活躍できる選手になりたい」と意気込む。
リーグ戦開幕まで約1か月。川越の地で見せたその笑顔と情熱は、秋に向けてチームが一つになるための確かな一歩となった。
■選手コメント
◇酒井慶
ーー今日のイベントで印象に残ったことは
子供たちと触れ合う機会が少ないので純粋にラグビーを楽しむことを学べたと感じました。
ーーチームの拠点でもある川越での開催
自分たちのホームシティなので、地域でラグビーが広がっていったら自分たちもラグビーでのイベントでいろいろな方と触れ合う機会も増えるので、ラグビーを通して川越市のスポ―ツが盛り上がるとうれしいです。
ーー主務としてラストシーズンへの意気込みを
グラウンド内外でチームの中心としてサポートしながら引っ張っていく存在を目指したいです。
◇平田魁生
ーーラグビーの楽しさを伝えることで心がけていたこと
元気・笑顔・パッションです。ラグビースクールの子たちや(ラグビーを)したことがない人も来ていたので、そういう人たちにラグビーの楽しさを伝えるには笑顔じゃないと伝わるものも伝わらないので笑顔を意識していこうと話していました。
ーーイベントを通して今後に生かしていきたいこと
子供たちから学ぶ姿勢、成長していく姿勢を感じることができたので残りの半年間、自分の中での最大の成長をして行きたいと思います。
ーー主務としてラストシーズンへの意気込みを
戦う主務を目標に頑張っているので、秋シーズンは自分の強みを最大限に発揮してグラウンド内外で活躍できるような選手になりたいです。
TEXT/PHOTO=北川未藍