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2025.09.11
硬式野球

[硬式野球]~この秋、すべては優勝のために~2025年秋季リーグ開幕直前企画②花田旭外野手・吉田元内野手

あと一歩届かなかった春の悔しさを糧に、選手たちは夏を越えて自分を磨き続けてきた。再び始まる戦いの季節。優勝を見据える彼らの決意に迫った。 9月16日に迫った秋季リーグに向けて、総勢12名の決意・意気込みをカウントダウンでお届けする。


秋季リーグ開幕まであと5日!!


秋季リーグ開幕直前企画。3人目は花田旭外野手(総4=大阪桐蔭)。夏のオープン戦ではこれまで以上に強いスイングを目指して体づくりに励み、直球をスタンドに運ぶ長打力にも磨きをかけてきた。秋季リーグでは、「打率3割」と「ベストナイン獲得」を掲げ、大学野球生活の集大成として悔いのないシーズンを目指す。(取材日・9月8日、聞き手・山本華子)


ーーいよいよ秋季リーグ戦が開幕しますが、まずは、この夏に取り組んできたこと、そして今の率直な気持ちからお聞かせいただけますか。

自分は春のリーグ戦で力負けしている部分があったので、体重を増やすとか体づくりをしっかりしてスイングを強くするということを心がけていました。


ーー夏のオープン戦を通じて個人として収穫を得た点を教えてください。

真っ直ぐに対してホームランを打つことができたのでそこは収穫だと思います。


ーー今のチームは春と比べて「ここが成長した」「ここが変わった」と感じる点はどこですか?

4年生以下の山内(総2=東海大相模)だったり、髙中(総2=聖光学院)だったりが調子があがってきているので、そこの成長が大きいかなと思います。


ーー優勝という春季リーグからの目標を達成するために、チームとして最も重要だと考えていることは何ですか?

春の負けていた試合は投打のかみ合いが良くなくて、ピッチャーが良い日にバッターが打てないとかバッターが点を取っている日にピッチャーが点を取られてしまうということがあったので、そこは改善していきたいと思います。


ーー5連覇中の青山学院大学に勝利することは、東洋大学にとって一つの目標だと思います。そのために、チームとして特に意識している点、あるいは最も重要だと考えていることは何でしょうか?

青学はワンチャンスをものにしてくるチームで、そこの面で僕たちが負けていたらダメだと思うので、チャンスをいかにすべてものにするかっていうのが青学への勝利につながってくると思います。


ーー開幕戦は駒澤大学との対戦です。初戦に向けて、どのようなプレーを見せていきたいですか?

個人的には春のリーグ戦の初戦は力みすぎてしまっていたので、その力みの部分をなくして、いつも通りのスイングができるかということと、チームとしてはやっぱり(駒澤大学は2部から)あがってきたチームで勢いがあると思うので、勢いの面で負けないっていうのをやっていきたいと思います。


ーーこの秋季リーグで、チームを優勝に導く「キーマン」となる選手は誰だと思いますか?

髙中です。僕らが打つのは当たり前なんですけど、髙中はチャンスで回ってくることが多いと思うので、キーマンだと思います。


ーーこの秋季リーグ戦で、個人として具体的に達成したい目標があれば教えてください。

打率3割とベストナインを取りたいです。


ーーこの秋季リーグ戦は、花田選手にとって大学野球の集大成となるラストシーズンだと思います。どのようなシーズンにしていきたいと考えていますか?後輩たちに残したいものなど、込める思いを聞かせてください。

1年生の頃から出させてもらっているんですけど、自分の納得のいく結果を出せていなかったので最後は悔いのないようにやっていきたいと思います。後輩には自分はあまり引っ張っていくようなタイプではないんですけど、プレーや背中で見せていきたいです。


ーー 開幕まであと1週間となりました。最後に、秋季リーグ戦への熱い意気込みをお願いします!

下を見ることなく、常に上を見て優勝することと、池田(営4=三重)を最後いい形で胴上げしたいなと思います。


◇プロフィール◇

花田旭(はなだ・あさひ)

生年月日/2003・4・23

身長・体重/187㌢・87㌔

ーーチームメイトの中で「この人にはかなわないな」と思う、野球以外の意外な才能を持っている選手はいますか?

秋元俊太(済4=木更津総合)のガキさ、子供っぽさ。


秋季リーグ開幕直前企画。4人目は吉田元内野手(営4=龍谷大平安)。夏のオープン戦では球数を投げさせるバッティングが形となり、「ピッチャーにとって嫌なバッター」へと成長を見せた。そして、大学ラストシーズンとなる今秋は、個人として「ベストナイン」を目標に掲げるとともに、下級生時から積み重ねてきた経験をチームに還元し、東洋大学を優勝へ導く原動力となることを誓った。(取材日・9月8日、聞き手・山本華子)


ーーいよいよ秋季リーグ戦が開幕しますが、まずは、この夏に取り組んできたこと、そして今の率直な気持ちからお聞かせいただけますか。

自分はバッティングの面で、9番バッターとして上位につなげることが役割なので、上位に上手くつなげるためにどういうバッティングが必要かを考えてこの夏は練習してきました。


ーー夏のオープン戦を通じて個人として収穫を得た点を教えてください。

ピッチャーにとって嫌なバッターになりたいので、球数を投げさせたりしていたのが自分の中で形になってきたかなと思います。


ーー今のチームは春と比べて「ここが成長した」「ここが変わった」と感じる点はどこですか?

春に比べて質の高い内外野の連携ができるようになったことと、バッター陣で言ったら、内容のない打席が春に比べて少なくなってきたと感じています。


ーー優勝という春季リーグからの目標を達成するために、チームとして最も重要だと考えていることは何ですか?

ピッチャーとのコミュニケーションを取れていなかった試合が多かったと思うので、そこが一番大切だと思ってこの夏取り組んできました。


ーー5連覇中の青山学院大学に勝利することは、東洋大学にとって一つの目標だと思います。そのために、チームとして特に意識している点、あるいは最も重要だと考えていることは何でしょうか?

春はチームプレーの連携ミスで失点した部分があったのでそこの小さいミスをなくせればもっと勝ちに近づけられると思います。


ーー開幕戦は駒澤大学との対戦です。初戦に向けて、どのようなプレーを見せていきたいですか?

チームにとっても、個人にとっても(初戦の)入りっていうのは大事だと思うのでその入りで自分は最高のパフォーマンスができるようにしっかりと合わせていくことで、一人ひとりがそうすれば、チームとしても最初のカードで勢いがついて優勝に近づけると思うので、そういう気持ちでやっていきたいです。


ーーこの秋季リーグで、チームを優勝に導く「キーマン」となる選手は誰だと思いますか?

池田(営4=三重)、花田(総4=大阪桐蔭)、宮下(総4=北海)です。このでかい3人がいいクリーンナップだったり、上位(打線)を打ってくれているので、自分たちがそこにチャンスで回せるように頑張って、この3人が打ってくれれば勝てると思います。


ーーこの秋季リーグ戦で、個人として具体的に達成したい目標があれば教えてください。

ベストナインでお願いします。


ーーこの秋季リーグ戦は、吉田選手にとって大学野球の集大成となるラストシーズンだと思います。どのようなシーズンにしていきたいと考えていますか?後輩たちに残したいものなど、込める思いを聞かせてください。

自分は下の学年から出させてもらっているので、その経験してきたことを最後のリーグ戦で出し切って、かつチームを引っ張っていけるように頑張っていきたいと思います。


ーー 開幕まであと1週間となりました。最後に、秋季リーグ戦への熱い意気込みをお願いします!

最後のシーズンなので自分がやってきたことをしっかりと出し切ることと、チームとして勝ち点を全部取って優勝します。


◇プロフィール◇

吉田元(よしだ・げん)

生年月日/2003・7・25

身長・体重/174㌢、78㌔

ーーチームメイトの中で「この人にはかなわないな」と思う、野球以外の意外な才能を持っている選手はいますか?

3年生の金丸(営3=上尾)、冨安(営3=履正社)。どんな時でも明るくて、試合を盛り上げてくれるところです。


PHOTO=吉田妃莉