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春季リーグでは勝負どころであと一歩が及ばず、悔しさを味わった東洋大卓球部女子。しかし、7月3日から6日にかけて行われた全日本大学総合卓球選手権大会では決勝トーナメントで準優勝を果たし、自信と成長を手にした。
迎えた秋季リーグでは、挑戦者の気持ちを忘れずに、明るさと絆で結ばれたチームが折り返しを迎えている。苦しさを力に変え、最後まで諦めないプレーで勝利をもぎ取ろうとする姿は、確かに苦境を越えた証だ。そんな彼女たちが今大会に懸ける思いを、3日間にわたってお届けする。
1日目はルーキー・桧山夏望(スポ1=横浜隼人)のインタビューをお送りする。
――春季リーグを振り返って
春リーグは勝てそうで勝てなかった試合が多くて、苦しかったなって思います。
――春季リーグでの手ごたえ
大学生の団体戦で自分が思ったより勝負できたなとは感じたんですけど、最後1本取るのがすごく難しいなと思いました。
――課題になったところは
競ったときに最後1本取りきる、勝ち切るところが課題だと思います。
――個人として成長した点は
リーグ戦前はあまりうまくいかなかったんですけど、リーグ戦では後ろでいっぱい応援してくれて、自分の中でいつもより踏ん張れたかなと思います。
――現在特に力を入れているポイント
相手のミスで点数を取るのではなく、自分のボールで点数を取れるようにすることです。
――現在のチームの雰囲気は
どんな時でも明るくて、すごく楽しいです。
――チーム内での個人的注目選手は
山脇選手です。勝負所になると急に闘志が出てくるところがかっこいいです(笑)
――秋季リーグに向けてチームの仕上がりは
インカレ終わってからみんな調子が良さそうで、楽しそうに卓球しているので良い感じかなと思います。
――色紙の文字について
春リーグは6位ですごく悔しい思いをしましたが、秋リーグでは春リーグよりも良い結果を出せるように挑戦者の気持ちを忘れずに頑張りたいので挑戦の「挑」にしました。
――秋季リーグで注目してほしいご自身のプレーは
1年生なので元気にプレーするところと、最後まで諦めないところに注目してほしいです。
――秋季リーグに向けて、チームの目標は
優勝することを目指して頑張ります!
――個人の目標は
応援でもチームを盛り上げることと、試合に出たらチームに貢献するところです。
PHOTO=市澤結衣