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2025.09.15
硬式野球

[硬式野球]~この秋、すべては優勝のために~2025年秋季リーグ開幕直前企画⑥池田彪我主将・宮下朝陽内野手

あと一歩届かなかった春の悔しさを糧に、選手たちは夏を越えて自分を磨き続けてきた。再び始まる戦いの季節。優勝を見据える彼らの決意に迫った。 9月16日に迫った秋季リーグに向けて、総勢12名の決意・意気込みをカウントダウンでお届けする。


秋季リーグ開幕まであと1日!!


秋季リーグ戦開幕直前企画。11人目は池田彪我主将(営4=三重)。この夏「長打力の強化」をテーマに汗を流した。オープン戦ではコツを掴み、少しずつ長打が増えた手応えを得たという。後輩たちには「強い東洋」を受け継いでほしいと願う彼は、この秋もチームの先頭に立ち、学生野球最後の舞台を全力で駆け抜ける。(取材日・9月8日、聞き手・山本華子)


ーーいよいよ秋季リーグ戦が開幕しますが、まずは、この夏に取り組んできたこと、そして今の率直な気持ちからお聞かせいただけますか。

春のリーグ戦で長打力が欠けていたと思ったので、この夏は長打力を一つの目標にして取り組んできました。


ーー夏のオープン戦を通じて個人として収穫を得た点を教えてください。

長打を増やすということで、自分的に少しコツを掴んだというか、長打がこのオープン戦で少しずつ増えてきたので、そこは一つ大きな収穫かなと思います。


ーー今のチームは春と比べて「ここが成長した」、「ここが変わった」と感じる点はどこですか?

ピッチャーが初回に崩れてしまった時でも、バッター陣がズルズルいかずに点を取れていて、粘りのバッティングというか、ただ単に点を取られて完封負けをするのではなくて、しっかりとピッチャーのカバーではないですけど、その攻撃面では試合を崩させない攻撃ができていたんじゃないかなと思います。


ーー優勝という春季リーグからの目標を達成するために、チームとして最も重要だと考えていることは何ですか?

ベンチメンバーの声掛けです。このオープン戦も声についてのミーティングで何度も言っていたりしたのでそこは秋に向けて大切かなと思います。


ーー5連覇中の青山学院大学に勝利することは、東洋大学にとって大きな目標だと思います。そのために、チームとして特に意識している点、あるいは最も重要だと考えていることは何でしょうか?

春の青学戦は自分たちのミスというか、勝てる試合を落としてしまったので、勝てるときに自分たちがミスとかで落としてしまわないように、他のチームの時もそうですけど、やるべきことはしっかりとやるっていうことをやって、サインミスをなくしていけば、青学への勝利は見えてくるんじゃないかなと思います。


ーー開幕戦は駒澤大学との対戦です。初戦に向けて、どのようなプレーを見せていきたいですか?

個人的には自分が一本出さないと勝てないと思うので、チームが(一本)欲しいときに、自分が打てるように頑張りたいのと、チームとしては、駒澤に2部と1部の入れ替え戦で2部に落とされたことがあって、悔しい気持ちがあったので、そこを2タテして晴らせたらなと思います。


ーーこの秋季リーグで、チームを優勝に導く「キーマン」となる選手は誰だと思いますか?

島田(総4=木更津総合)でお願いします。島田がゼロで抑えて、自分たちが点を取ったら、負けることはないと思うのでそれが理由です。


ーーこの秋季リーグ戦で、個人として具体的に達成したい目標があれば教えてください。

ホームランを3本打ちます!


ーーこの秋季リーグ戦は、島田選手にとって大学野球の集大成となるラストシーズンだと思います。どのようなシーズンにしていきたいと考えていますか?後輩たちに残したいものなど、込める思いを聞かせてください。

4年間やってきたことをこの秋の大会でまずは出すことが大事かなと思うのと、学生野球が最後になると思うので、上のステージにいったらまた違う野球になってくると思うので、それを噛みしめてやりたいです。後輩には、ずっと一部で優勝争いというか、強い東洋を目指してやって欲しいので、それを受け継いでくれれば嬉しいです。


ーー 開幕まであと1週間となりました。最後に、秋季リーグ戦への熱い意気込みをお願いします!

まずチームとしてもリーグ優勝、日本一を目指すのと、自分はキャプテンとしてチームを引っ張っていけるように頑張りたいと思います。


◇プロフィール◇

池田彪我(いけだ・ひゅうが)

生年月日/2003・12・4

身長・体重/181㌢、92㌔

ーーチームメイトの中で「この人にはかなわないな」と思う、野球以外の意外な才能を持っている選手はいますか?

鈴木二知佳(済4=長崎日大)の誰にも負けない几帳面さです。


秋季リーグ戦開幕直前企画。最後は宮下朝陽内野手(総4=北海)。夏は「バッティングの強化」に専念し、オープン戦では練習の成果を試合で発揮する手応えをつかんだ。そして、「怪我をせず最後まで出続けたい」とラストシーズンへの思いを込めた。


ーーいよいよ秋季リーグ戦が開幕しますが、まずは、この夏に取り組んできたこと、そして今の率直な気持ちからお聞かせいただけますか。

(夏に取り組んできたことは)バッティングの強化で、最後のリーグ戦なので楽しみです。


ーー夏のオープン戦を通じて個人として収穫を得た点を教えてください。

練習でできたことが、試合でもやることができたことです。


ーー今のチームは春と比べて「ここが成長した」「ここが変わった」と感じる点はどこですか?

バッティングの率が上がったことです。


ーー優勝という春季リーグからの目標を達成するために、チームとして最も重要だと考えていることは何ですか?

自分の役割をしっかりとやり、チームのために全力をつくすことだと思います。


ーー5連覇中の青山学院大学に勝利することは、東洋大学にとって一つの目標だと思います。そのために、チームとして特に意識している点、あるいは最も重要だと考えていることは何でしょうか?

チャンスで一本出すことだと思います。


ーー開幕戦は駒澤大学との対戦です。初戦に向けて、どのようなプレーを見せていきたいですか?

春の悔しさを秋にぶつけられるように、怪我をしないでやり切る。


ーーこの秋季リーグで、チームを優勝に導く「キーマン」となる選手は誰だと思いますか?

髙中(総2=聖光学院)と山内(総2=東海大相模)です。


ーーこの秋季リーグ戦で、個人として具体的に達成したい目標があれば教えてください。

3割、2本塁打、ベストナイン、エラーなしです。


ーーこの秋季リーグ戦は、宮下選手にとって大学野球の集大成となるラストシーズンだと思います。どのようなシーズンにしていきたいと考えていますか?後輩たちに残したいものなど、込める思いを聞かせてください。

怪我をしないで最後まで試合に出続けることです。


ーー 開幕まであと1週間となりました。最後に、秋季リーグ戦への熱い意気込みをお願いします!

チーム一丸となって、1試合1試合全力で戦います!

◇プロフィール◇

宮下朝陽(みやした・あさひ)

生年月日/2004・1・26

身長・体重/182㌢・87㌔