記事
関東学生スポーツ射撃選手権秋季大会
9月9日(火)~9月12日(金) 栃木県ライフル射撃場
4位 男子団体 3479.3点
ARM 金野・稲村・松原 1834.3点
R3PM 大月・松原・金野 1645点
10mエアライフル立射60発競技(ARM) 団体
5位 金野・稲村・松原 1834.3点
10mエアライフル立射60発競技 男子個人
1位 大月 619.7点→ファイナル出場
18位 金野 612.4点
19位 稲村 611.7点
24位 松原 610.2点
40位 佐藤 601.8点
41位 田口 601.5点
DNS 小野寺
10mエアライフル立射60発競技 男子個人ファイナル
8位 大月 118.1点✨
10mエアライフル立射60発競技(ARW)女子団体
7位 秋山・松尾・尾崎 1829.4点
10mエアライフル立射60発競技 女子個人
16位 秋山 612.3点
18位 松尾 610.6点
33位 尾崎 606.5点
43位 津波 602.5点
62位 杉若 591.4点
50mライフル三姿勢60発競技(R3PM ) 男子団体
5位 大月・松原・金野 1645点
50mライフル三姿勢60発競技 男子個人
5位 大月 561点→ファイナル出場
17位 松原 549点
30位 金野 535点
50mライフル三姿勢60発競技 男子個人ファイナル
8位 大月 378.3点✨
50mライフル三姿勢60発競技 女子個人
22位 杉若 554点
50mライフル伏射60発競技(PRMW ) 団体
4位 大月・松原・金野 1801.4点
50mライフル伏射60発競技 個人
9位 大月 606.3点
27位 松原 599.3点
36位 金野 595.8点
10mエアピストル立射60発競技 (APMW )
3位 高田 551点✨
5位 駒澤 535点✨
9位 今西 515点
関東学生スポーツ射撃選手権大会が9月8日から4日間にわたり開催。大月柊人(法3=下妻第二)がARM60を本選1位通過、さらにR3PMでも好戦を見せファイナルへ勝ち進むと出場した3種目中、2種目ともに8位入賞を果たした。
「自信があった」と語ったRPRMWでは本選9位とファイナルを逃してしまい、悔しさを抱きながら迎えたARM60。冷静さと安定感のある射撃で本選619.7点で1位通過を果たすと念願のファイナルへ。学生連盟の選手らとともに賑やかな雰囲気の中ファイナルに臨んだ大月だったが、点数が伸びず結果は8位にとどまった。「緊張はしなかった。もう少し練習したい」と自身の反省点をあげながらも、「1位はインカレ(=全日本学生スポーツ射撃選手権大会)にお預け」と笑顔を見せる場面もあり、今大会の結果を前向きな姿勢をのぞかせた。さらに大会最終日に行われたR3PMでは好戦を見せ、こちらもファイナル進出から8位入賞。2種目ともに賞状を手にした。

ファイナルでの大月

賞状を手にカメラへ目線を送る
また、同じくARM60に出場した松原怜臣(法4=栄北)と3年主将、金野志生(法3=久居)は松原が24位、金野が18位と苦戦に。金野は今大会を振り返り、「3種目中22種目ともに納得できる結果ではない」と自身の結果を後ろ向きに振り返る。それでも、自身の変化については「メンタルが強くなった。(悪い結果になっても)リセットできるようになってきているので、その点は成長できていると思います」と自分自身と向き合いながら着実な前進を感じられた。

3姿勢のうち伏射に入った金野
また、春の大会ではまだ初々しさを残していた1年生にも変化がみられた。APMWに出場した駒澤泉水(健1=海老名)は前大会から得点を伸ばし、5位に食い込む健闘を見せると、前回のインカレで優勝を果たした高田明(法3=茂原北稜)に続き、大学射撃界での躍進が光る結果となった。
今大会では、部全体としても得点・順位ともに向上が見られ、男女ともに団体戦でも前大会から大きく順位を上げるなど、夏の練習の成果が表れた。一方で、インカレに向けて各選手が自身の課題と向き合う機会にもなった。10月に控えるインカレでは、ファイナルでの戦い方が鍵となる。大月は「インカレ全種目入賞。チームに貢献できる選手になりたい」と力強く語り、チームとしてもさらなる飛躍を目指して技術を磨いていく。
◼️コメント
・金野 志生
ーー大会振り返って
3種目出たんですけど、ちょっとSB種目の方が2種目とも全然納得できる結果じゃなかったので、そこをインカレに向けて自分で調整して。1ヶ月半後ぐらいにまた栃木があるので、その時は納得のできる結果が出たらいいなと思います。
ーー春から時間が経ち1年折り返し迎えましたが、自分の中で変化はありましたか
メンタル強くなったなって思います。試合中に多少、ちゃんと綺麗に自分で打ててたと思ってても弾が変なとこ行ってしまう時があって、前までだったらそれに動揺してしまってずっと引きずってズルズルズルズル悪い点数が続くってことがあったんですけど、最近はちゃんとそれはそれって置き換えてリセットできるようになってきてるので、その点は成長できてるのかなと思います。
ーーチームの雰囲気落ち着いてきたと思いますが
少しずつ部員の部への指示出しとかも、マシな指示は出せるようになってきてるかなと思うので、このままもう少し部員まとめれたらなと思います。
ーー最後にインカに向けて改めて一言お願いします。
今回の大会で出た課題を1つでも多くインカまでに潰して、今回よりも1点でもいい点数を打てたらいいなと思ってます。
・大月 柊人
ーー大会を振り返って
まだ種目は残ってるんですけど、伏射60発競技が惜しくも9位ということでファイナル残れずで、その悔しさを今日の本戦でぶつけれたかなと思うんですけど、1位はインカレにお預けということで。3かけ(50mライフル3姿勢)は最近調子が上がってきて良い感じなのかなという風には思うので、そういったところもファイナル残れたらいいかなと思いますし、全種目入賞というインカレの個人的な目標もありますし、そういったところを達成できるように明日の試合の組み方とか、今後の練習方法っていうのを考えていきたいかなと思います。
ーーファイナルは緊張しましたか
全然しなかったんですけど、いつもより当たんなかったので、ちょっと練習もしたいかなと思います。
ーー前期が終わって1年の折り返しになり、変化などありましたか
6月にあった学生選抜で 伏射60発競技8位に入賞することができて、そこそこの自信があった。あっての期間だったんですけど、今回は9位ということで残れなかったんで、そこは悔しいかなと思うんですけど。それをインカレでもっとこう620点出して自信もつけていきたいかなと思います。折り返しという点ではすごくいい機会だったかなと。今大会自体がいい機会だったなという風に思うので、またインカレに向けて練習は頑張っていきたいなと思っています。
ーー大月選手から見て、チームの雰囲気はいかがですか
みんな仲良くていいと思います(笑)
ーーインカレの意気込みは
インカレ全種目入賞というのが1番かなというふうに思いますし、それこそ入賞だけじゃなくて優勝ももちろん狙っていきたいなとに思います。今日みたいな、1位通過でもしっかりとファイナルでも1位取れるような、そういったメンタルとか、いろいろ練習方法だったり打ち方であったりっていうのを組み立てて、しっかりとチームに貢献できるような選手になりたいかなと思います。
TEXT=森 花菜 PHOTO=三木 万由子

