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「(今季の目標は)スクラムで1本も負けないこと」――そう語るのは、スクラムの最前列で相手と真っ向からぶつかる男、岡田恭和(スポ2=脇町)。フィジカルと東洋大が強みとするスクラムの強化に励み、「ひたむき」に努力を積み重ねてきた彼が、この秋、チームにどんなエネルギーをもたらすのか。注目の声を聞いた。(取材日=8月8日、聞き手=北川未藍)

岡田の今シーズンを表す一言は「ひたむき」
ーー春シーズンを振り返って
FWの心臓と言われるスクラムで、自分は最前列で組んでいるんですけど、一番強化しているところで、前に出れなかった場面が結構あったのでそれは悔しいですが、対抗戦の選手と体ぶつけていても張り合えるなという感覚もあったので、そこは自信を持っていきたいと思っています。
ーー手応えというところは
コンタクトやセットプレーの部分、スクラムも押された場面が何回かあったんですけど、夏にはスクラムもいけるっていう感触です。
ーー課題となったところは
チームとしても個人としても、フィットネスです。ずっと走り続ける体力と、後半でもっと元気を出すこと。セットプレーやスクラムで、もっとチームにエネルギーを与えたいと思いました。
ーー個人として成長した面は
2、3月からずっとトレーニングしてきたので、フィジカルの面は成長したと思います。

ーー現在、特に力を入れているポイントは
スクラムです。
ーー現在のチームの雰囲気は
めっちゃいいと思います。
ーーチーム内の個人的注目選手は
浅尾至音選手です。タックルとか、ボールを持ったら相手を振りほどいて突き進むところを見てほしいです。
ーー秋シーズンに向けて、チームの仕上がりは
みんな春シーズンで悔しい思いをしたので、勝ちたい気持ちも本当にあると感じています。
夏合宿もあるので、そこで一つチームとして、頑張っていきたいと思っています。

ーー注目してほしいご自身のプレーは
スクラムです。
ーー色紙の文字について
自分は才能があんまり周りの選手よりなくて。その分、1年の時から自主練とかも人一倍頑張ってきたつもりですし、去年から少しずつメンバーにも入れてらってるんですけど、そこで調子乗らず、「ひたむき」に努力していこうということで、「ひたむき」にしました。
ーー秋シーズンに向けて、改めてチームの目標を
リーグ戦優勝、日本一です。
ーー個人の目標は
個人の目標は、スクラムで1本も負けないことです。
◇岡田恭和
生年月日/2005年10月18日です。
身長体重/172㌢、110㌔
オフの過ごし方/音楽を聴くこと、サウナ。

