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2025年度エイワ杯関東大学アイスホッケー選手権大会
ファーストリーグ第5戦 法大戦
9月27日(日)○東洋大5-2法大
14:54 森田(田中蘭)
17:45 福田(田中蘭)
31:37 森田(高田)
51:48 福田(中村)
58:50 森田(田中蘭)
2025年度エイワ杯関東大学アイスホッケー選手権ファーストリーグ。東洋大は9月27日、ダイドードリンコアイスアリーナで法政大と対戦し、5-2で勝利を収めた。本試合から、DF大和(スポ4=武修館)とDF福田(スポ2=駒大苫小牧)が復帰。復帰戦となったDF福田が2得点を挙げ、攻撃陣を力強くけん引した。
復帰戦で活躍を見せた福田
第1ピリオドは終始東洋大が支配。14分にFW森田(社4=駒大苫小牧)がパワープレーから先制点を奪うと、17分には復帰したDF福田が追加点。2-0とリードを広げ、試合の流れを完全に引き寄せた。
第2ピリオドでは法政大に1点を返される場面もあったが、FW森田が再びネットを揺らし、リードを維持。第3ピリオドでもDF福田が復帰戦2点目を決め、攻撃陣が躍動した。
復帰後も安定のディフェンスを見せたDF大和
試合終盤、法政大は反撃を狙い、ゴールキーパーを下げて6人全員で攻撃する「エンプティネット(Empty Net)」を選択。しかし、東洋大はこれを冷静にかわし、無人のゴールへFW森田がシュートを決めてダメ押し。リードをさらに広げて試合を決定づけた。
※エンプティネットは失点のリスクを負ってでも追加攻撃を仕掛ける戦術で、終盤の試合ではしばしば見られる。
この試合で森田はハットトリックを達成し、福田とともに攻撃の柱として存在感を示した。さらにFW田中蘭(スポ2=武修館)が3アシストを記録するなど、チーム全体が連動して得点を積み重ねた。
ハットトリックを決めたFW森田
法政大の粘り強いプレーを振り切り、終盤まで集中を保って勝利した東洋大。復帰した福田の活躍とエース森田の決定力、そして終盤のエンプティネット対応まで含めて、強豪らしい完成度を見せた試合となった。リーグ戦はまだ続くが、この勝利はチームにとって大きな弾みとなるだろう。
•次戦
10月4日(土)15:00 明大
会場 : ダイドードリンコアイスアリーナ
※時刻は練習開始予定時刻です。
TEXT=村田旺亮
PHOTO=村田旺亮/市澤結衣