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2015.11.03
サッカー

[サッカー]仙頭、先制点!朝鮮大との完全アウェー戦に勝利

第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)

第9節(第20節)  11月1日(日) 朝鮮大学校グラウンド


東洋大2-0朝鮮大


<警告>

57 分 田中 

<得点者>

56分 仙頭

72分 浦上

<出場メンバー>

▽GK

沖野泰斗(国4=幕張総合)

▽DF

石坂元気(国4=広島Y)

郡司昌弥(国4=柏U-18)

浦上仁騎(国1=大宮Y)

長谷川優希(国4=帝京)

▽MF

小山北斗(国4=帝京)

小島正之介(ラ4=常総アイデンティティU-18)87分→MF杉山丈一郎(国4=市立船橋)

田中舟汰郎(国3=横浜FC・Y)71分→FW佐藤仁紀(国3=武南)

高橋宏季(国1=FC東京U-18)

▽FW

小山大貴(国4=大宮Y)

仙頭啓矢(国3=京都橘)90+3分→DF今井裕基(国4=埼玉栄)


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得点を決めた仙頭(中)を祝福するイレブン

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仙頭は前半からチームの攻撃を組み立てた

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追加点を決めた浦上は嬉しい公式戦初ゴール


  キャプテン・遊馬(国4=武南)が不在の中、朝鮮大から先制点を奪ったのは共に2トップを担ってきた仙頭だった。

  前期、格下の朝鮮大に惨敗を喫した。今節はその朝鮮大グラウンドでの完全アウェーでの試合。さらに前節、キャプテンで1番の得点源である遊馬がイエローカードをもらった。これにより累積警告となり、この試合の出場停止処分を受けた。遊馬がいない大一番の試合はイレブンにとって初めてだ。この状況に古川監督は苦戦すると覚悟していた。しかし遊馬の欠場は結果、イレブンに良い刺激を与えた。キャプテンがいない中でやれてこそ強いチームである。仙頭は序盤から果敢に得点を奪いに行く。だが、わずかなずれでゴールマウスを捉えられない。「チャンスを決めないと、1部に上がった時にはもっと苦しい状況になる」と仙頭は昇格を見据えながら課題を挙げた。
  前期、朝鮮大戦での敗因はフィジカル負けだった。しかし、今節はそれに対抗するため素早く的確なパスを回しで主導権を握る。「キャプテンがいない中で負けるわけにはいかない」。遊馬と同じく得点ランキングに名乗りを上げている仙頭の思いは人一倍強かった。56分、先頭がゴール前の混戦を制し蹴ったボールはマウスの左上を捉え先制点を奪った。

  「昇格して4年生を笑顔で送り出したい」。この思いを胸に残り2節、仙頭を中心に下級生がイレブンを鼓舞する。


■コメント

・古川監督

力のあるチームだと認識していた。それでアウェーでの試合、遊馬が出場停止と難しい要素が多い試合の中で勝点3を獲れたのは大きい。(次節へ向けて)今日筑波大が得失点でかなり上積みされているので、最終節の直接対決のところでより良い条件で試合をするためにも、1週間その準備をしていきたい。


・仙頭啓矢(国3=京都橘)

負けれない中で勝てて良かったです。(次節へ向けて)得点をいっぱいとって失点0で抑えて、最終節を迎えたい。(集中応援だが)親や知人が来るので、そういう中でしっかり成長した姿を見せたい。その中でもいつも通り頑張りたい。


・郡司昌弥(国4=柏U-18)

キャプテンでエースの遊馬がいない中での戦いだったので多少の不安はあったがみんな声を掛けあって90分間攻守において主導権を握った戦いができたので良かったと思う。(次戦に向けて)僕たちにとっては勝ち続けるしか1部昇格の道はないので今日以上にプレッシャーがかかって厳しい試合になるかもしれないがみんなで声掛け合って支え合ってできれば良いと思う。



TEXT=横山恵美 PHOTO=村田真奈美、當麻彰紘

[次節試合予定]
第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)
第10節(第21節) 11月7日(土) 対東国大戦 江戸川区陸上競技場にて 11:30キックオフ

尚、この日は東洋大学集中応援日となっております。詳細は後日ご連絡いたしますが、東洋大応援グッズやサインがもらえます。皆さんで昇格を目指す東洋大イレブンを熱く応援しましょう!