Article

記事


2015.11.09
サッカー

[サッカー]大雨の江戸陸で東国大に完勝! 1部昇格へ望みをつなげる!

第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)

第10節(第21節)  11月7日(土) 江戸川区陸上競技場


東洋大2-0東国大


<警告>

7分 小山大

49分 郡司

76分 長谷川

<得点者>

39分 遊馬

87分 遊馬

<出場メンバー>

▽GK

沖野泰斗(国4=幕張総合)

▽DF

石坂元気(国4=広島Y)

郡司昌弥(国4=柏U-18)

浦上仁騎(国1=大宮Y)

長谷川優希(国4=帝京)

▽MF

小山北斗(国4=帝京)

小山大貴(国4=大宮Y)58分→MF小島正之介(ラ4=常総アイデンティティU-18)

田中舟汰郎(国3=横浜FC・Y)83分→FW佐藤仁紀(国3=武南)

高橋宏季(国1=FC東京U-18)

▽FW

遊馬将也(国4=武南)

仙頭啓矢(国3=京都橘)89分→FW杉山丈一郎(国4=市立船橋)


Image title

出場停止明けで2ゴールを奪った遊馬


Image title

規定の得点数を超え唯一得点王を狙える選手に


Image title

悪天候の中でも小山から正確なボールが配給された



昇格のためには一つも落とせない状況の中、東国大に2-0の完勝を果たした。前期では引き分けに終わった相手に、絶対に落とせない一戦をものにした。悪天候に見舞われ、東洋の持ち味であるポゼッションを見せる機会は限られた。それでもイレブンは勝負強さを見せ、昇格に望みをつなげる。

 試合は前半から東国大の引いて守る守備を崩しきることはできずも、「相手が自分のところに食いついてくれた」と遊馬がおとりになると、「その裏を仙頭がランニングして混乱させる動きができた」と工夫を凝らした攻撃で得点の機会を伺う。左サイドの田中はサイドに張るだけではなく、中央や逆サイドに走り、攻撃にアクセントを加えた。すると39分、この試合で最初のCKで仙頭の蹴ったボールにドンピシャで合わせたのは、ここまで献身的なプレーを見せたキャプテンの遊馬だった。「良いボールが来たので当てるだけだった」と遊馬が絶賛したボールを蹴った仙頭は、今シーズンの目標であった10得点10アシストを達成した。

 後半は大雨や芝の影響もあり、普段のポゼッションサッカーが見せられなかったが、得点を奪いに攻撃的にきた東国大の裏を狙って、カウンターを仕掛ける。「先制点が奪えたのでリスクを負わずにプレーすることも必要」と古川監督は選手に指示を出す。それが実を結んだのが87分、カウンターから右サイドでボールを運んで中央へ折り返すと、待っていた遊馬がこの日2点目のゴールを奪い、勝利を決めた。

 この試合で2ゴールを記録した遊馬は、得点王の規定となる14得点を超えた(大学サッカーでは最多得点者であっても規定のゴール数を決めなければ得点王とは正式には認められない)。遊馬には昨年の悔しい思いがある。昨年は12得点で最多得点者になるも、規定に満たず得点王とはならなかった。その悔しさをばねに、今季はここまで15得点をマーク。他の追随を許さずに、得点ランキングを独走する。最前線からチームをまとめるキャプテンは、規定を満たし「自分の中で少しホッとしている」と笑みをこぼしながら、安堵の表情を見せた。次節、東洋大の1部昇格の必要な条件として筑大に2点差以上の勝利が絶対である。そのためには遊馬の活躍が欠かせない。11月14日東国大グラウンドにて東洋大イレブンは2015年の集大成を見せる。


第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部 順位表(第21節終了時点)

順位

チーム名

勝点

勝数

分数

負数

得失点差

日体大

49

16

29

筑波大

45

14

26

関学大

44

14

23

東洋大

42

13

23

~東洋大の1部昇格条件~

・東洋大→2点差以上で○

・関学大→△or●

※以上の条件をすべて満たした場合のみ


第89回関東大学サッカーリーグ戦

2部  得点ランキング

順位  選手名(大学) 得点数

1位 遊馬 将也(東洋大)15 

2位 五十嵐 亘(東学大)12 

2位 中野 誠也(筑波大)12 他1選手

5位 仙頭 啓矢(東洋大)11 

5位 高井 和馬(日体大)11


■コメント

・古川監督

最終節につなげることが我々の一つ目のハードルだった。状況次第によってはできるだけ多くの得点を奪って、最終節で勝てば昇格できるというところまで持っていければと選手に話してゲームを迎えた。(セットプレーからの得点について)より多くの得点ということを言っていて、その中でセットプレーが重要になってくる。それが先制点につながり、先制点というものはゲームを左右するなと。なのでああいう形で取れたのは大きかった。(あいにくの悪天候となったが)ピッチの芝の状況で、完全にフラットでは無かった。普段は人工芝でやり慣れてる分、難しそうにプレーしていた。時折、芝の状況で相手のプレッシャーにハメられるところがあったりしてやりにくそうだった。(次節、筑波大との直接対決へ向けて)我々は他力になってしまうが、筑波との直接対決では、そこに影響を及ぼすことができる。まず条件としては2点差以上の勝利が最低限の結果である。そのスコア以上のものになるように、一週間しっかり準備して最終節に臨みたい。そして天命を待ちたい。


・遊馬将也(国4=武南)

自分たちには勝ちというものしかない中で、前節は自分が出場停止で迷惑をかけた分、勝点3と多くの得点を取らなければいけなかったので、2得点だけだったが、しっかり得点を取れてチームに貢献できたと思う。(相手はかなり引いてきたが)先制点を取ることがチームとして重要だった。得点は誰が取っても良いし、その中でセットプレーだったが、良いボールが来たので当てるだけだった。(得点王の意識は)去年は12得点で規定に満たず、今年もここ数試合は点がなくてどうなるかと思っていたが、今日の重要な試合で得点を取れて規定を満たせた。良い形で終えられそうかなと。自分の中で少しホッとしている(笑)(次節の筑波との直接対決にむけて)勝つことしかないと思う。自分たちがやらなきゃいけないことはみんなが意識しているし、チーム全員で同じ方向を向いてやっていけているので、1週間良い準備をしてやっていくだけ。何が何でも筑波には勝って、最後は他校の結果次第だが、良い形で運命を迎えられたらなと思う。勝ち切りたい。


・小山北斗(国4=帝京)

昇格に向けて勝点3が絶対条件ので、クリアできてよかった。(前半から前に攻めていたが)東国大はブロックを引いていたんでいつもよりは前めに意識を持って挑みました。(最終節へ向けて)筑波と直接対決だが、本当にここまで来たら昇格したいんで絶対勝ちます。(1部との入れ替え戦に挑む硬式野球部へ)帝京高校の後輩も何人かいるので、頑張ってください。


・沖野泰斗(国4=幕張総合)

本当は1点でも多く取らなきゃいけなかったが、選手たちは失点しないで勝つという気持ちで入れたのが良かった要因。(守備の時間が長かったが)まずは0で後ろはやろうと意識した結果受け身になってしまった。(得失点差は)本当は取れればもっと取りたかったが、ゲーム内容的に守備陣はそんなに悪い内容ではなかったので十分だと思う。(最終節に向けて)4年生で最後の試合なので後輩に一つでも多く、もちろん1部昇格という具体的な結果をプレゼントできれば最高だが、自分たちが4年生として後輩に向けて姿勢を見せれたら一番いいなと思う。(景気づけに何かするか)いつも通りに。ただ、いつもより気持ちを高めていきたい。


TEXT=藤井圭 PHOTO=横山恵美、當麻彰紘


[次節試合予定]

第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)
第11節(最終節) 11月14日(土) 対筑波大戦 東京国際大学第一サッカー場にて 13:50キックオフ