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2015.11.17
サッカー

[サッカー] 遊馬が得点王と2年連続ベストイレブンを獲得!!

第89回関東大学サッカーリーグ戦 閉会式

11月15日(日) 味の素フィールド西が丘


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ベストイレブンの表彰を受ける遊馬


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得点王を獲得し、笑顔を見せる


 2年越しの目標を果たした。今季、東洋大不動のエースとしてチームを支えた遊馬将也(国4=武南)が16得点で2部リーグ得点王を初受賞。また、2年連続のベストイレブンにも輝いた。


 昨季、遊馬は自身でもライバルと語った星子(4年=平国大)と熾烈な得点王争いを繰り広げ、最終節に1得点を挙げ計12ゴールで得点ランク単独トップとなった。しかし、関東大学サッカーリーグの得点王は14得点以上を挙げなければ選出されない。そのため、2得点足りず、得点王の称号を獲得することができなかった。遊馬は当時、規定を満たせなかったことを自身の課題としてあげた。

  迎えた今季はキャプテンとして、「責任の重さ」を感じながらも、開幕から2ゴールを挙げるなど前期だけで10得点を記録。得点ランクトップを独走した。しかし、後期は思うようにゴールが奪えず13得点目を挙げた第16節の産能大戦以降、出場停止も絡み4試合ノーゴール。規定まであと1得点のところで足踏みをした。それでも第21節の東国大戦で2ゴールを決め、規定に乗せた。やわらかい笑顔で「ホッとしている」と語ったが、得点王への挑戦は少なからずプレッシャーもあったはず。それでも昨季、同じ味の素フィールドで「狙いに行きます」と語った得点王を有言実行でモノにした。

  卒業後はプロの世界を目指す。「まだまだ成長できると思っている」。飽くなき向上心で、関東大学リーグの得点王からJリーグの得点王へ―。遊馬が新たなスタートを切る。


遊馬の受賞コメント全文は下記に掲載。


■コメント                                 

・遊馬将也(国4=武南)

去年もそうだが今年もチーム全員に助けられたなと思う。結果を残せたのもみんなのおかげだと思っている。ありがたく思っている。(今季はキャプテンでもあったが)前期の開幕戦からキャプテンマークをつけて、試合に出ることに責任の重さを感じていた。それが良い意味でみんなからの支えを受けられた。自分だけじゃなくて4年生を含めてみんながまとめてくれた。自分がキャプテンだったが自分だけの力ではなくて本当に全員の力でここまでこれた。昇格できなかったがそこはまた来年かなと思う。(得点王を獲得したが)前期終わって10得点で去年より速いペースで取れていた。それでも後期が始まってから自分の点が入らなかったり、チームが苦しかったりする時期が続いた中で、しっかりと大事な試合で点を決めて規定を満たしたことは自分の中でもプラスになる。取った時は本当にホッとしました。(規定を)クリアすることはできたが、後期では得点数が減っていたのでそこはまだまだ追求できるところだと思う。(今後に向けて)自分の体の強さがどこまで通用するかは分からないが、そういうところをもっともっとレベルを上げたい。また、そこにプラスして今回得点王ということでゴールを取れる実力は成長できたと思うので、そういうフォワードとしてのゴールへの嗅覚だったりを大事にしていきたい。まだまだ成長できると思っているので、もっとやっていきたいと思う。プロ行った時に1年目から試合に絡みたい。出た時にはしっかり結果を残せる選手になりたい。まだまだレベルアップが必要かなと思う。


TEXT/PHOTO=村田真奈美