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2015.11.19
コラム

第488回 ある言葉と部活動 執筆者・福山知晃

  初めまして今回コラムを書かせていただいた1年の福山です。東洋大に入学して早7ヶ月。大学生活はあっという間で、楽しかったこともたくさんありました。今回書きたいことが多くて悩みましたが、私が常に思うある言葉について書こうと思います。

 ある言葉とは「全力」の2文字です。これは私が高校で所属していた陸上部のスローガンのようなものです。なぜ高校の部活のスローガンを常に思うのかというと、楽しさ4割、辛さ6割でいつも「全力」だった2年半の部活動があったからこそ、今の私がいると思うからです。

高校では陸上部は強化指定部になっていて、毎年インターハイで入賞するほどの強豪校でした。私は第1志望校が不合格だったのでこの高校に入学し、中学のときから高校でも陸上競技を続けようと思っていたので、どのくらい陸上部が強いのかよくわからないまま入部していました。大げさかもしれませんが、これが私にとって運命の分かれ道だったと思います。

中学では県大会出場がやっとだった私にとって高校の練習はケタ違いでした。週3回の朝練は始発の次の電車で登校。冬季のその時間は真っ暗で月が出ていて、午後練も終わるのが遅いので月を見ながら帰っていました。流れ星も何度か見ました!うまくいかないこともあったり、理不尽なことで怒られたりしてそのたびに辞めたいと思っていました。それでも引退まで頑張った私に拍手です。(笑)

いろんなことがありすぎて充実していた2年半はコラムでは収まり切れません。当時は辛いことばかりでしたが、今ではいい思い出です。おそらく婚期を削ってまで指導してくれた顧問の先生には本当に感謝しています。

高校まではユニフォームとゼッケン、スパイクが大会の必需品でしたが、今はカメラとメモ、ボイレコが必需品になりました。約8年続けた陸上競技は辞めてしまいましたが、現在は陸上班として陸上競技の取材をしています。まだ完全に陸上競技から引退できていないようです。

 


スポ東で1番の大仕事である箱根駅伝まであと44日(19日現在)。箱根駅伝当日はもちろん、それまでもそれからも「全力」で頑張っていきます!最後までこんなコラムを読んでいただきありがとうございます。1年生のコラムはまだまだ続きます。後半の人ほど面白いコラムを書いてくれると期待しています!今日も1限から授業で、空きコマでは明日のゼミの終わる気がしないパワポをつくらないとまずそうです。いろいろありそうな今日も「全力」で乗り越えていきます!