記事
3月12日、東洋大学白山キャンパス125記念ホールで「東洋大学ラグビー部ジャパンリーグワン2026年度加入選手 記者会見」が行われ、今春リーグワンに加入する4年生5名が出席した。
212㌢、130㌔と優れた体格を誇るジュアン・ウーストハイゼン(総4=Helpmekaar College )は埼玉パナソニックワイルドナイツに加入。東洋大在籍時には、持ち前の伸長を生かしたラインアウトでの空中戦などで躍動してきた。加入の決め手は、「パナソニックが自分にとって一番成長できる環境」だと感じたから。「ラグビーはサイズが大きいから強いという単純なスポーツではないので、この大きい体を生かすための体の使い方や技術を学んで、必要な時に必要な動きができるように頑張っていきたい」。リーグワンの舞台では、その恵まれた体格に技術と判断力を掛け合わせ、新たな武器を手にした姿で存在感を放つ。 (取材日=3月12日、聞き手=市澤結衣)

――お風呂はどのくらいでみんなと一緒に入れるようになったのか
2~3週間かかりました。
――それまでは自分の部屋のお風呂だったのか
スタッフ用のシャワールームが寮の中にあるので最初はそこで入ってたんですけど、先輩留学生のモーリスマークス(R6年度総卒=埼玉パナソニックワイルドナイツ)とマタリキチャニングス(R6年度総卒=NECグリーンロケッツ東葛)の2人に声をかけていただいて、ちょっとずつ慣れていきました。
――身長が高くて生活で困ることはありますか
電車は乗り降りするときの入り口が狭いのでそこだけ屈めば中は自分の背でも立てる大きさなので大丈夫。4年間を通して屈むことが多く、首の動きに慣れてきて(日本に)来た当初程頭をぶつけることはなかったと思います。

――ジャージのサイズは
今着ているものより大きいのは1サイズくらいしかないと思います。上よりも下を探す方が大変。腰回りに合わせると長さが足りなくて、長さに合わせると腰回りが合わない。
――東洋大ではどうしていたのか
ベンチコートやズボンは5~6XLのサイズを着ていました。着なくなったものは後輩のPRたちに渡しています。
――パナソニックを選んだ理由を教えてください
大学1年生のころからパナソニックと関わりがあって、やはりパナソニックが自分にとって一番成長できる環境であるというのと、トッププレイヤーが集まるチームでもあるのでラグビースキルだけではなくチームとしての方向性なども自分が成長するのに最適だと考えて選びました。

――練習はいつごろから参加しているのか
1月14日から入っているので2か月くらい入っています。
――練習してみてどうですか
とても良い雰囲気で練習していて、入った当初はどこにいればいいのか、何をすればいいのかわからなかった部分があるんですけど、2か月(チームに)いて、何をすればいいのかわかってきて、練習が楽しくなってきました。
――うまくやれそうな感覚はありますか
今は自分の我慢強さを生かして勉強をして学べることはすべて学びたい。また、本気で試合に出たいので、今出れていない時間を勉強に費やして自分が試合に出るための、成長するための糧にしたいです。

――東洋大で学んだことは
間違えを恐れないということを学びました。間違えた後にしっかり直す力があったり、直そうと努力することでその間違えは正しかったという結果になるので間違いを恐れずプレーすることが大切だとわかりました。間違いをした後はいち早く問題解決に努めることが大事だと思います。
――パナソニックでもやはり高さを生かして戦いたいと思いますか
もちろんこの身長はいただいたもので使わない理由はないのでどんどん使っていきたいと思います。ただ、ラグビーはサイズが大きいから強いという単純なスポーツではないのでこの大きい体を生かすための体の使い方や技術を学んで、必要な時に必要な動きができるように頑張っていきたいです。
――勉強中というのは体の使い方を学んでいるのか
そうです。東洋大ではウェートで体を大きくすることに重きを置いていたんですけど、パナソニックでは体の使い方や、全身を使ってあげる、ラグビーにもっと近づいたウェートに重きを置いているチームなので勉強中です。
――後輩へのメッセージ
我慢強くやれることをやることが大事だと思います。今がその時でなくてもいつか自分のパフォーマンスを求められる時期が来るので、集中して強くなることが大事だと思うので我慢強く頑張ってほしいです。
PHOTO=北川未藍

