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[硬式野球]東都大学野球 春季1部リーグ戦・立正大3回戦
4月9日(水)明治神宮野球場
◯東洋大16ー9立正大
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
| 東洋大 | 3 | 0 | 0 | 2 | 6 | 1 | 2 | 1 | 2 | 16 |
| 立正大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 5 | 0 | 0 | 9 |
谷、小澤、寺山、中島(賢)、大坪ー高山
二塁打:中村(五回)
三塁打:高中(四回)、山内(四回)、中村(八回)
本塁打:山内(六回)
・打者成績
| 打順 | 守備 | 名前 | 打数 | 安打 | 得点 | 打点 |
| 1 | (左) | 金丸健司(営4=上尾) | 4 | 2 | ||
| 2 | (一) | 山田隼(総4=木更津総合) | 5 | 2 | 2 | 1 |
| 3 | (遊) | 髙中一樹(総3=聖光学院) | 6 | 1 | 2 | 3 |
| 4 | (指) | 冨安海来(営4=履正社) | 5 | 2 | 2 | 3 |
| 5 | (右) | 山内教輔(総3=東海大相模) | 6 | 2 | 4 | 5 |
| 6 | (二) | 前髙翔太(営4=熊本工業) | 4 | 1 | 2 | |
| 大塩七波音(営2=文星芸大附) | ||||||
| 7 | (三) | 中村瑠斗(営4=拓大紅陵) | 4 | 2 | 2 | 1 |
打 | 染田棟煌 (営2=修徳) | 1 | ||||
| (三) | 浅嶋大和(営3=九州国際大付) | |||||
| 8 | (捕) | 高山亮太(総3=三重) | 3 | 1 | 1 | |
| 9 | (中) | 大城戸陸琥(総3=九州学院) | 3 | 1 | 2 | 1 |
| 計 | 40 | 13 | 16 | 14 |
・投手成績
| 勝敗 | 名前 | 回数 | 球数 | 被安打 | 四死球 | 三振 | 失点 | 自責点 |
| 勝 | 谷公希(総4=三重) | 5 | 80 | 4 | 2 | 4 | 3 | 3 |
| 小澤頼人(営1=常総学院) | 1 | 17 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | |
| 寺山純翔(総1=桐蔭学園) | 1/3 | 25 | 1 | 3 | 1 | 5 | 2 | |
| 中島賢也(営2=東洋大姫路) | 2/3 | 16 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | |
| 大坪廉(総4=智辯学園) | 2 | 38 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 |

大学初先発の谷

今季第1号の本塁打を放った山内

適時打を放った冨安

二塁打、三塁打を放った中村

チャンスを作った高山
開幕カードで勝ち点をつかみ取りたい東洋大は、立正大3回戦に挑んだ。山内(総3=東海大相模)の2ラン本塁打を含めこの日13安打16得点を挙げ、16-9で立正大に見事勝利。今季初の勝ち点を獲得した。
先発のマウンドには大学初先発となる谷(総4=三重)が上がった。初回を三者凡退に抑え、安定した立ち上がりを見せる。3回、4回に本塁打を浴びたものの「1イニング1イング気合を入れて投げた」という言葉通り、その後は落ち着いた投球を披露。5回まで投げ切りマウンドを降りた。
東洋大打線は初回から大爆発した。金丸(営4=上尾)が死球で出塁すると山田(総4=木更津総合)の安打、相手の捕逸などで無死満塁と絶好のチャンスを作る。ここで打席は春季リーグ絶好調の冨安(営4=履正社)へ。二ゴロの間に金丸が生還し先制点を挙げると、続く山内が適時打を放ち、この回一挙3得点と試合の主導権を握った。
その後も打線の勢いはとまらない。4回、四球や犠打などで1死二、三塁と得点圏にランナーを進めると相手の失策の間に2人が生還。なおも1死一、二塁と追加点のチャンスを狙う。髙中(総3=聖光学院)、冨安に右前適時打、山内に中越え三塁打が飛び出し、神宮には大きな歓声が上がった。東洋大はこの回一挙6得点のビックイニングを形成。9―3と立正大を大きく突き放した。
5回には中村(営4=拓大紅陵)の二塁打、高山(総3=三重)の犠打、大城戸(総3=九州学院)の左前適時打で1点を追加。6回には山内から待望の一発が飛び出す。振りぬいた打球は右翼席に吸い込まれ、今季第1号の2ラン本塁打を放った。
6回裏、谷に変わり小澤(営1=九州学院)がマウンドに姿を現した。いきなり立正大の4番・三好に本塁打を放たれるも、なんとか踏ん張りこの回最少失点に抑えた。その後マウンドに上がったのは寺山(総1=桐蔭学園)だ。四球や安打などで3点を追加され、緊張感が走る。なおも1死一、二塁とピンチの場面に東洋大は、中島(営2=東洋大姫路)を送る。適時打を許したものの落ち着いた投球で、三振に打ち取りこの回を締めた。
5点をリードして迎えた9回表。東洋大は攻撃の手を緩めない。大城戸、山田が四球を選び出塁すると、相手の失策などで進塁。高中の二ゴロの間に大城戸がホームに飛び込み、追加点を挙げる。続く冨安も適時打を放ち、この回2点を追加した。
最終回は主将・大坪(総4=智辯学園)が三者凡退に抑え、16―9で試合終了。見事今季初めての勝ち点を獲得した。この勢いのままリーグ戦優勝・日本一へ。全員野球で勝利をつかみ取る。
◾️コメント
◇谷公希
ーー試合を振り返って
継投でいくと言われていたので、正直、5回まで投げると思っていませんでした。ただ、1イニング1イニング気合を入れて投げようと思って頑張りました。
ーー初勝利で、しかも勝ち点も取れましたが、それについてはどうですか。
とりあえずチームが勝てれば何でもいいと思っていたので、自分自身の初勝利などはあまり気にしていなかったです。ですが、井上監督から喝を入れていただいて。そこからまた気合を入れて投げることができました。
ーー今日、自分が先発かなという予感はありましたか。
全然なかったです。大坪かなと思っていました。昨日、帰りのバスの中で言われました。一昨日の2点差で勝っている最終回に投げさせてもらったのですが、フォアボールを出したりして、抑えたんですけど不甲斐ないピッチングをしてしまったんですけど、それでも、この大事な3戦目で先発に選んでいただいたので、その期待に応えられるようにということだけを考えて投げました。
ーーこの冬に取り組んで、どのあたりが良くなったと感じていますか。
ウエイトトレーニングを重点的にやったのもありますが、外部のトレーナーさんのところへ行ったりもしました。出力を上げたいなと思ってトレーニングで教えてもらって、一昨日よりも今日の方がしっかり出力が出て、良い球がいったかなと思います。
ーー4年生になって、ここまで勝てなかった時期は長かったですか。
まず先発自体が2年生の秋以来で、ずっと5回以降を投げる役割でした。先発をしたいという気持ちはずっと持っていたのですが、後ろを任されるというのは信頼がないとできないことだと思っていたので、任されたところで投げてきました。今回、初先発で初勝利できたのは、最低限の仕事ができたかなと思っています。
ーーこれからも先発を投げたいという意欲はありますか
もちろんです。先発で長いイニングを投げられたらベストですが、他にも良いピッチャーがたくさんいるので、任されたところで結果を出せるように準備するだけです。
ーー今日のような乱打戦を、降りた後はどんな風に見ていましたか。
後ろのピッチャーたちなら大丈夫だろうとは思っていました。何回かヒヤッとはしましたが、大坪もいたので一応安心して見ていました。
ーーキャッチャーの高山選手について
高山とは、僕が高校2年生で甲子園に出た時も、彼が1年生の夏から一緒に組んでいました。結構長く受けてもらっているキャッチャーなので、試合中も話し合って投げました。
ーー息はぴったりという感じ?
そうですね。他のキャッチャーよりも僕のことを知ってくれていると思います。
ーー今、一番自信のある球は何ですか。
カットボールですね。あまり言わない方がいいかもしれないですが、困ったらカットボールです。ただ、今日は相手のデータなども見て、いつもとは違う配球をしたので相手しだいですね。
TEXT・PHOTO=髙梨美遼

