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2026.05.06
水泳

[水泳]第101回日本選手権・2日目 ダブル優勝!松下、派遣標準突破で世界へ

第101回日本選手権水泳競技大会

3月19日(木)〜3月22日(日)東京アクアティクスセンター


(2日目・予選)

男子200m自由形

2組

4着 西川我咲 1'48"60

→全体9位でB決勝進出


女子100m平泳ぎ

2組

9着 飯田愛心 1'11"83


男子200mバタフライ

5組

2着 松下知之 1'56"35

→全体5位で決勝進出

3着 福田圭吾 1'56"84

→全体8位で決勝進出


男子50m平泳ぎ

4組

7着 佐枝宥河 28"19

5組

7着 井口大希 28"12


女子50m背泳ぎ

4組

1着 佐々木美莉 28"09

→全体1位で決勝進出

9着 芳村りこ 30"47


(2日目・決勝)


男子200m自由形B決勝

1位 西川我咲  1’48’’69


男子200mバタフライ

1位 松下知之 1’54’’28

4位 福田圭吾   1’54’’98


女子50m背泳ぎ

1位 佐々木美莉 28’’09


3月20日、第101回日本選手権水泳競技大会は2日目を迎えた。大会2日目は東洋大は5種目に7人が出場。そのうち4人がB決勝・決勝に進出し、男子200mバタフライでは松下知之(国3=宇都宮南)、女子50m背泳ぎでは佐々木美莉(スポ3=春日部共栄)が優勝を果たした。


 この日最初に行われた種目は男子200m自由形。この種目の2組目に登場したのは前日400m自由形決勝で自己ベストを更新し、勢いを見せた西川我咲(営2=豊川)。予選は1’48’’60と自己ベストに迫るタイムを出すも全体9位と惜しくも決勝進出を逃し、B決勝進出。レースでは最初のターンを2位で通過、その後徐々に追い上げを見せ、2つ目のターンで先頭に浮上。そのまま着々と後続との差を開き、安定感ある泳ぎで1位でフィニッシュ。レースを振り返って西川は「ベストを狙ってたが、そこが出なかったのは悔しい。体を動かせたのでよかったかな」と振り返った。


 男子200mバタフライには松下知之と福田圭吾(国4=武南)が同じ5組に出場。予選では松下が全体5位、福田は8位とともに決勝に駒を進めた。決勝では松下はレース序盤から積極的な泳ぎを見せ、150m通過時点では頭一つ抜け出す泳ぎを披露。最後の50mでは他の選手も追い上げ、混戦が繰り広げられるも僅差の争いを制し、1位でゴール。「100点満点のレースかと言われたら、まだもう少し足りない感じはあるが、まず代表権取れたっていうことは1つ自分の中ではすごい安心している部分」と語った。松下はこのレースで日本水泳連盟が定めたアジア大会代表選定の派遣標準記録を突破。そして自動的に今年8月に行われるパンパシフィック選手権への内定も決めた。


力泳を見せる松下


 福田は前半から攻めた泳ぎを展開し、1つ目のターンは3位で通過。一時は僅差で順位を1つ落とすも最終ターンを回った時点で再び順位を1つ押し上げ4位に浮上し、そのままフィニッシュ。表彰台まで0’’12秒とあと一歩届かなかったものの、このレースでは福田は自身の自己ベストを1秒近く上回る1’54’’98を記録し、確かな存在感を示した。レースを振り返って「タイムはベストで自分の中では結構満足しているが、やはり代表を狙っていた中で最後勝ちきれなかった部分が悔しい」と言葉を紡いだ。


レース前、仲間の声援に応える福田


 この日最後の種目である女子50m背泳ぎ決勝には予選を全体一位通過の佐々木美莉が登場。佐々木は決勝では中盤からのスルスルと伸びのある泳ぎを見せ、終盤接戦となった部分でも競り勝ち1位でフィニッシュ。予選トップからの勢いそのままの優勝となった。佐々木はレース後のインタビューで「27秒は最低ラインだったってので悔しいが、初優勝できたところは良かった」と振り返り、「世界の選手と戦えるようにもっと強い選手になりたい」と熱い決意を露わにした。


 レース後に笑みを浮かべる佐々木


好タイム、好成績が相次いだが、自己ベストを更新しながらも代表入りに届かず、悔しさをにじませる選手も見られた大会2日目。6月の日本選手権での追加選考へと望みをつなぐ結果となった。そんな中、大会はいよいよ3日目を迎える。2日連続で2名の選手が表彰台に上り、代表内定者も出たことで確実に勢いに乗っている東洋大水泳部。明日はどんな熱戦が繰り広げられるのか、そして次に代表内定者に名を挙げるのは誰なのか。明日のレースにも大きな期待が寄せられる。




西川我咲(営2=豊川)

ーー今回のレース振り返って

1日目と4日目が本番で間が空いてしまうので出場した種目でベストを狙っていてそこが出なかったのは悔しいですが、体動かせたのでよかったかなと思います。


ーー今日のコンディションはどうだったか

コンディション的にはそこまで悪くないというか、昨日の疲労は少しあったのですが、体の動き自体は悪くなかったです。


ーー今日の予選のタイムは自己ベストに迫るタイムだったと思うが、泳ぎ振り返ってどうだったか

泳ぎ的には多分2フリの泳ぎでなくて昨日の400mの泳ぎで行ってしまった感じがあってスピードが全然出なかったんですが、泳ぎ方ってのはまだまだやってかないといけないなと思います。


ーー次のレースに向けて一言

明後日は4個メがあるんですが、そこはしっかりベストで優勝できるようにしたいと思います。



松下知之(国3=宇都宮南)


53秒出るかなという感じだったんですが、周りがいる中での200mバタフライを全力でというのは初めてだったので、周りとの距離感とかで少し力んだ部分があったので、100点満点のレースかと言われたら、まだもう少し足りない感じはあるんですが、まず代表権取れたっていうことは一つ自分の中ではすごい安心してる部分かなと思います。


ーー後半はどんな感じでどんな気持ちで行ったのか

100から150で予選も少し落ち着きすぎてしまう部分があって、後半、思っていたようにテンポが上がらない部分が予選もあったので、そこも頭に入れつつ、前半しっかり行って、後半の泳ぎ方はその場の周りとの距離感を見ながらやっていくっていうのが自分の中にはあったので、まずは前半行くというレースプランでした。


ーーそういう意味では本多選手への意識は?

本当に百戦錬磨の実力者という感じの方なので、正直怖かったです。アンダーウォーターの部分っていうのは本当に自分よりもうまい。世界を見ても本多選手はアンダーウォーターがうまいっていうのはわかっていたので、アンダーウォーターで、追いつかれるっていうのは頭に入れながら本多選手は、思っていましたね。


ーー150のターンで差が分かったと思うが、その辺りは?

150で行けるって思えば絶対行けると思ってたので、その行けるって思えるようにまずレースするっていうのが、自分の200mバタフライで勝つための肝だったのかなと思うので、まず150mで絶対に行けるぞって思えるような展開に持ち込むことが大切だと思ってたので、いけると思えたのが、作戦勝ちかなと思います。


ーー2バタのラスト50は恐ろしいぐらいきついと皆さんおっしゃるがどうだったか?

そうですね、力んで、勝ちたいと思えば思うほどどんどん硬くなって行ったので、きついというか、うまく動かせない、きつさは、やはりありましたね。


ーーこれで自信に繋がったか?

そうですね、自己ベストがしっかり出せたので、先生とも話していたのですが、200mバタフライのペースだったりとか、特化した練習っていうのは一切やってないので、本当に個人メドレーに向けて、前日練習も個人メドレー練習やってたくらいなので、本当に個人メドレーはいけるかなと思っています。


ーー200mの優勝がその個人メドレーにどんな風に影響してくると思うか?

代表を1つ決められたというのは、自分の中でバタフライはもちろん、スピードがついてるなという自信もあるんですが、やっぱり一つ安心して、個人メドレーに望めるのは、本当に記録とより高い自分の泳ぎを追求できるというか、集中できると思うので、そこはよかったかなと思います。



福田圭吾(国4=武南)


ーーレースを振り返って

タイムはベストで自分の中では結構満足しているんですが、やっぱり代表を狙っていた中で最後勝ちきれなかった部分が悔しいというか。2月結構やることをやってきて狙っていたので、正直悔しいです。


ーー予選から同じ組に松下さんがいたが、レースの入りや気持ちの作り方に影響はあったか?

予選は結構意識していたんですが、決勝は端のレーンだったので、自分のことは自分に集中してレースに行こうと思っていたので、予選では良い位置にいて追いやすい感じだった。決勝はあまり意識はしなかったです。


ーー今大会にかける思いについて

今回は初めてスペイン合宿に2月に行って、自分の中ではちょっと変わった年だったので。去年ユニバに入ったりとか、自分の中では結構変わった1年だったのですが、今年は少し大事なところで勝ちきれなかったところが悔しいかなと思います。


ーー明日の200m個人メドレー向けて

今回結構バタフライに専念して練習していたんですけど、個人メドレーの方もしっかりと決勝に残って東洋のメンバーと戦えるように頑張っていきたいと思います。



佐々木美莉(スポ3=春日部共栄)


ーー率直に今の結果について

27秒は最低ラインだったので悔しいですが、初優勝できたところは良かったかなと思っています。


ーー悔しいですけどというのは?

やっぱり代表に入りたかったのが一番だったので昨日がダメだった分、今日は27秒7とかインターは最低限切って、それで少しでも可能性を上げれたらなと思っていたのですが、8秒なので、少し代表には厳しいかなところでそこは悔しいです。


ーーレースの内容を振り返って

今回は多分実力というか力は本当についてきていると思うんですが、やっぱり不安な気持ちの部分が結構出てしまって、課題が見つけれることあったので、もっと練習積んで自信もつけていきたいなという風に今回思いました。


ーー今回のレースに向けてこう、力を入れてきたことだったり、どんなことをやってきましたか?

そうですね。東洋で平井先生のところで今回合宿して、スペインでも本当に今までで多分1番努力してきた自信があって、体力の部分でも不安になるところが多いので、その部分を練習して今大会は少しダメだったので、今はちょっとマイナスな感じで考えてしまうのですが、でも本当に練習のレベルは前より上がってきていて、今回、技術の部分とバサロとかターンとかいろいろと細かいところを全体的に全部努力してきたので今後につなげたいです。


ーー今後に向けてどういう風に悔しさを晴らしていきたいか?

A代表に入って、そういう世界を見てみたいと思っているので、入るだけじゃダメだと思って、(代表に)入って、それで世界の選手と戦えるようにもっと強い選手になりたいかなと思います。


TEXT=土田夏帆 PHOTO=髙梨美遼、福田和奏

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