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2026.05.13
ラグビー

[ラグビー] 人が見ていないところでも美しく/新入生企画『闘刃』第13日・山岡洋祐

 第13日はSO/CTB(スタンドオフ/センター)山岡洋佑(済1=浮羽究真館)。小学6年の頃、コンタクトスポーツに惹かれて楕円球を手にした。高校時代は福岡県の浮羽究真館高で花園出場を目指し、福岡の絶対王者・東福岡への挑戦を続けた。

 東洋大への進学を決めた理由は、「日本一」という大きな目標があったから。近年力を伸ばすチームの“伸びしろ”に、自身の成長を重ね合わせ、「自分も一緒に成長していきたい」と力強く語る。 

 中学時代には、グラウンド整備や準備といった“プレー以前”の部分から、ラグビーが紳士のスポーツであることを学んだ。「人が見ていないところでも美しい人間になりたい」。競技力だけではなく、 人間性も磨きながら、大学ラグビーの頂を目指す。(取材日=3月29日、聞き手=北川未藍)


4年間の目標に「美」を掲げた山岡


ーー ラグビーを始めたきっかけ
友達から誘われたので始めました。


ーー いつ頃始めたか
小6の頃です。


ーー ラグビー以外での経験スポーツは
バレーボールをやっていました。


ーー バレーボールをやっていた中で、ラグビーにはまったきっかけは
コンタクトスポーツなので、こんなに激しく人がぶつかり合うスポーツは他にないと思って、面白いと思って始めました。



ーー 高校3年間で、一番印象に残っている試合は
県の、花園予選の決勝(東福岡戦)が一番印象に残っています。
3年間花園を目指してやってきました。福岡県はヒガシ(東福岡)が一番強いので、ヒガシに勝つことを目標に練習してきたのですが、やっぱり壁は高かったということで、一番思い出に残っています。


ーー 競技生活でのターニングポイントになった出来事は
中学校の時に、ラグビーのプレー以前の問題で、グラウンド整備をするとか準備をしっかり怠らずにやるとか。そういうところでラグビーって紳士のスポーツだというのを学んで、ラグビーをしっかりやろうと思いました。


ーー その出来事をきっかけに、結果なども変わったりしたか
そうですね。そこがしっかりしていないと、適当なプレーになっていることが多いので、自分たちはそこをしっかりしていた分、プレーもきっちりすることができたのかなと思います。


ーー 東洋大学ラグビー部の、入部する前までの印象
練習に参加させてもらった時に、上下関係がそんなに厳しい方ではないと思ったので、楽しく生活できるのかなと思っていました。



ーー 実際に入ってみて、印象は変わったか
良い方向に変わりました。自分が思っていた以上に先輩たちが優しくて、ご飯も美味しいし、すごく過ごしやすい環境だなと思っています。


ーー 入部の最終的な一番大きな決め手となった理由
「日本一」という大きい目標があるので。目標がないチームに入るのはちょっと違うかなと思っていました。そういう大きな目標を持っているチームに入ろうと思って決めたのと、実際にそれが現実になると思ったので入りました。


ーー 大学ラグビーはリーグ戦と対抗戦があると思いますが、リーグ戦の大学にした理由は
元々強いところでやるのも良いと思うんですけど、東洋大学は最近グッと上がってきて、その伸びしろの中で自分も一緒に成長できたらなと思ったので、リーグ戦に所属する東洋大学を選びました。


ーー 高校と大学で、チームの雰囲気で違うところは
全員が同じ目標に向かっているところは高校もあったんですけど、それよりももっとみんなが強い気持ちで大学はやっているので、そこがすごい変わったところかなと思います。



ーー 大学での寮生活について。高校の時は寮だった
(高校の頃から)寮です。
東洋大学では先輩の人数が多いですが、気遣いというところは大変ではないです。でも、そこはちょっと気持ちを入れてやっています。


ーー ご自身の得意なプレーや、こういうところを見てほしいというところ
喋るのが好きなので、ゲームコントロールのところは、コントロールしながらキックとかパスで仲間を生かすプレーを見てほしいです。


ーー 今後さらに伸ばしていきたいところ
東洋大学は強いチームに勝つために「ディフェンス」というところを重点的に置いていると思うのですが、ディフェンスが自分は苦手です。そこを強化していきたいなと思っています。


ーー 憧れにしている選手は
コベルコ神戸スティーラーズの李承信(リ・スンシン)選手です。
代表クラスで見たらサイズはあまり大きくないんですけど、スピードとかパスとかキックでチームを動かして、かつ自分もディフェンスで体を張っているというところが素晴らしいなと思って憧れています。


ーー 今、入寮してから東洋大学で練習してみて、ご自身としての手応えや感触は
日本一を取る上ではキツい練習は必ず必要なので、そのキツい練習に参加させてもらっているというありがたさと感謝。あとは親のおかげでラグビーができているので、そこの感謝を忘れずに、日本一を実現できる空間にいれることが楽しいです。



ーー 色紙に書いた言葉について、この言葉を選んだ理由を
東洋大学は人間性とかマナーのところで賞をもらっていたりするので、自分も人の見ていないところでも美しい人間になりたいと思って、その目標にしました。


ーー 1年目の目標をお願いします。
体作りをして、しっかりチャンスをもらえたら、そこで自分の全力を出すというところが目標です。


ーー 最後に、大学4年間を通して達成したいこと
チームとしては「日本一」です。(個人としては)リーグワンのプロ契約が取れるような選手になりたいです。



◇山岡 洋祐(やまおかようすけ・済1=浮羽究真館 )

生年月日/2007年11月12日

出身地/福岡県


PHOTO=北川未藍