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第14日はWTB/FB(ウィング/フルバック)阿久田広大(スポ1=大阪桐蔭)。ラグビー経験者の父の影響で小学1年の頃に競技を始めた。幼い頃は練習に抵抗があったと振り返るが、小学6年時の全国大会で味わった悔しさが転機となり、ラグビーへの向き合い方が大きく変わった。
東洋大進学の決め手は留学生と共にプレーすることに魅力を感じたから。「コミュニケーション能力も含めて上達できるように」と新境地での意気込みを語る。
現在は得意のキックを武器にしながら、フィジカル強化にも挑戦中。ルーキーイヤーの目標は「チームに必要とされる選手」になること。「歳月不待」の精神で4年間を駆け抜ける。(取材日=3月29日、聞き手=北川未藍)
4年間の目標に「歳月不待」を掲げた阿久田
ーーラグビーを始めたきっかけと、始めた時期
少学1年生のころに、父の影響で始めました。
ーーラグビー以外に経験したスポーツは
サッカーとハンドボールをやっていました。
ーーその他のスポーツではなく、ラグビーに専念したきっかけや理由は
それも父の影響というか、父に強く勧められていたので、(ラグビーを)辞める選択肢がなかったです。。
ーー実際に始めてから、ラグビーはずっと好きだったか
最初は本当に嫌いで。ずっと行きたくないと言って、泣いていました。

ーーそこでラグビーを頑張れるようになった理由は
小学校6年生の時に全国大会があって、その時に自分が試合に出られずに負けてしまった試合がありました。その時に「このままじゃダメだ」と思って、そこからラグビーに取り組む姿勢が変わりました。
ーー高校3年間で一番印象に残っている試合は
高校3年生の最後の花園で、準決勝で神奈川県の桐蔭学園に最後逆転負けしたことです。その時に自分は試合に出られずにベンチで見ていたというのが、すごく印象に残っています。
ーー高校は地元の神奈川から大阪へ。寮生活になることに不安などはなかったか
不安はめちゃくちゃありました。
洗濯などは自分でやって、ご飯は作ってもらえるのですが、他は自分でやっていました。
ーー寮生活において自己管理が重要になるかと思うが、一番苦戦したことは
体重管理とか、高校生で一番大事な体作りの面で苦戦したかなというのはあります。自宅からの通い生に比べれば、そこは怠っていた部分はありました。

ーー大阪桐蔭高は山にグラウンドがある
野球部とグラウンドが近くて、ラグビーも山の上にあります。
(電波は)少し重いです。つながらない時が多々あって、バスで行くのですが、坂を上がっている時は携帯がつながらないです。
ーー野球部が有名な高校。他の部活の選手から刺激を受けたりすることは
同級生にドラフトでプロ野球チームに行った森陽樹君(オリックス)がいて、そういう子を見たら自分も頑張らないとなと思ってしました。
(森選手とは)違うクラスなのですが、休憩時間や卒業式で一緒に写真を撮ったり、普段の日常会話をしたりしていました。
ーーこれまでのラグビー人生で、一番のターニングポイントは
小学校6年生の頃の全国大会です。そこでギアが変わったというか、ラグビーに取り組む姿勢がグッと上がって中学校に上がったので、そこがターニングポイントです。
ーー入寮するまでの東洋大学に抱いていた印象
上下関係が良い意味でないというか、ラグビーに対する姿勢というのが人一倍、他の大学よりあるなというのがすごく印象的でした。

ーー入部の決め手、東洋大学を選んだ一番の理由
東洋大学ラグビー部は海外出身の先輩方がいて、自分としては海外の人ともやってみたいというのが一つありました。そこが一番の決め手です。
ーー実際に海外出身の選手と練習してみて
コミュニケーションなどは日本人と比べて難しいところもあるのですが、今後、一緒にプレーしていくにあたって、コミュニケーション能力も上達できるように取り組んでいます。
ーー大学での寮生活について、高校との違いは
大学では掃除を日替わりでやったり、何でも人にやってもらうのではなく自分たちでやるというのが印象的でした。
ーー高校と大学でチームの雰囲気など違うところは
人数が他の大学より少ないのですが、一人一人見てもらえるというのが高校と違うなと思っていて。オフでも自主練習している人がいたり、ラグビーが本当に好きな人がとても多いなと思いました。

ーーご自身の得意なプレーや、見てほしいプレーは
自分はプレースキックが得意なので、キックを見てほしいです。
ーー今後さらに伸ばしていきたいところ
フィジカル面です。大学ではフィジカルが重要視されるところだと思うので。自分はまだまだ体重が足りないので、しっかりウェートトレーニングだったり食事の管理だったりで、もう少しサイズアップできるように頑張ります。
ーー憧れている人は
父です。ラグビーというスポーツを与えてくれたのも父ですし、教えてくれたのも父だったので、父のような人に自分もなりたいなと思ったのが憧れる理由です。

ーー色紙に書いた言葉を選んだ理由を
この言葉は大阪桐蔭高校の自分たちの代の時のスローガンでした。意味としては、今の時間を大切にして、日々怠ることなく努力しようという意味です。一日一日を大切にしないといけないという意味が込められていて、一日一日を大切にしていかないとゴールにはたどり着かないと思うので、この言葉にしました。
ーー今年の目標を
まずは体を作って、自分がチームに必要とされる選手になるのが1年目の目標です。
ーー必要とされる選手になるために、重点的に取り組みたいことや意識していることは
結果も残さないといけないと思いますし、日々の練習から存在感を出していけたらなと思います。
ーー大学4年間で一番達成したいこと
大学選手権で優勝して日本一になることです。
(個人としては)関東大学リーグ戦のベスト15に選ばれたいです。
◇阿久田 広大(あくた こうだい・スポ1=大阪桐蔭)
生年月日/2007年5月21日
出身地/神奈川県
PHOTO=北川未藍

