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2026年秩父宮杯第73回関東大学アイスホッケー選手権大会決勝リーグ
5月24日(日) ダイドードリンコアイスアリーナ
○東洋大4ー1明大

ゴール(アシスト)
07:45 #17 石井葵都 (#6 滝澤慧和 #14鈴木晄)
25:20 #21 高嶋葉多 (#13 山口虎太朗)
26:22 #18 三浦彪我
28:31 #18 三浦彪我 (#34 髙橋一路 #11 田中蘭李斗)
第1ピリオド序盤は、明大がアタッキングゾーンへ攻め込む展開となった。東洋大もGKチョイ・スフン(スポ2=北海道栄)を中心に粘り強く対応。相手にゴール前まで迫られる場面もあったが、体を張った守備で得点を許さない。
徐々に攻撃の形を作り始めた東洋大は、ゴール前で数的優位を作り出すなどチャンスを演出するも、明大GK工藤授の好守に阻まれ、なかなかネットを揺らすことができない。

先制点を決めた石井
それでも試合が動いたのは7分。FW石井葵都(スポ1=武修館)が勢いよく放ったシュートは一度防がれるものの、DF滝澤慧和(スポ2=白樺学園)が素早くパックを回収しキープ。そのまま再び石井へパスを送ると、今度は確実にシュートを放ち、東洋大が待望の先制点を挙げた。

好セーブを見せたスフン
終盤には再び明大が猛攻を仕掛ける。碇谷隼人のシュートからこぼれたパックを、花田匠がゴール前で押し込もうとする。しかし、ここでスフンが素早く反応。危機一髪の場面を防ぎ、パックをしっかり押さえ込んだ。守護神のビッグセーブで東洋大は無失点を維持。そのまま1-0で第1ピリオドを終えた。
第2ピリオドも立ち上がりは明大の激しいチェックに苦しめられる。前半は明大にパックを保持される時間が続くも、東洋大は巧みなパスワークから反撃。
4分には、明大・寺内理雲がゴールを狙うも、ここでもスフンが冷静に対応。守備で踏ん張った東洋大は、その直後から一気に攻撃へ転じる。

圧倒的なスピードを見せた高嶋
25分、FW高嶋葉多(スポ1=駒大苫小牧)がFW山口虎太朗(スポ1=駒大苫小牧)へパックを預けると、自らゴール前へ走り込む。山口からのリターンパスを受けた高嶋は、GKをかわし左サイドからシュート。ルーキーとは思えない落ち着きで追加点を奪い、会場からは大きな歓声が上がった。
さらに勢いに乗る東洋大は26分、フェイスオフ後に前線へ抜け出したFW三浦彪我(スポ2=駒大苫小牧)がアタッキングゾーンへ駆け上がる。そのままGKとの1対1を制しゴール。ペナルティキル中にも関わらず得点を奪い、東洋大が試合の主導権を完全に握った。

2得点をマークした三浦
その後も山口が積極的にゴールを狙うなど、東洋大が攻め込む時間が続く。そして28分、DF髙橋一路(スポ4=駒大苫小牧)、FW田中蘭李斗(スポ3=武修館)からパスを受けた三浦が再び仕掛ける。スピードを生かして相手GKをかわし、右サイドからシュート。この日2点目を決め、4-0とリードを広げた。
第3ピリオドは、開始直後から東洋大がパックを奪いアタッキングゾーンへ持ち込む展開となる。しかし、両者ともにゴール前では激しい攻防を繰り広げ、なかなか追加点は生まれない。
そんな中、57分に明大・寺内理雲がゴールを決め、この試合初失点を喫する。それでも東洋大は最後まで足を止めず走り、体をぶつけながら東洋ホッケーを体現。主導権を渡さないまま、4-1で試合終了となった。

三浦のゴールに喜ぶ部員達
試合後、オルタネイトキャプテンのFW竹田颯汰(スポ4=清水)は「1ピリからみんな足も動いていて、試合前に話していたゲームキーを全員が実行できていた。いい東洋ホッケーができたと思う」と試合を振り返った。また、「得点が入って流れが来ている時こそ、冷静に」失点しないことを意識していたと守備面への意識も口にした。
一方、この日2得点を挙げた三浦は「スタートから東洋のホッケーができて、それを60分間続けることができた」と試合を総括。2点目のゴールについては「相手のプレッシャーが来ていたので、自分で思い切ってドライブして決めた」と振り返った。
次戦は5月31日、ラストゲームとなる中央大学戦。竹田は「春で最後なので、思い残すことのないようにプレーしたい」、三浦も「初めての優勝がかかっているので、気合いを入れて頑張りたい」と意気込みを語った。
《選手コメント》
◇竹田颯汰
--本日の試合を振り返って
今日は1ピリからみんな足も動いていて、試合前にゲームキーとか話されるんですけど、そのゲームキーを全部実行できたので、いい東洋ホッケーができてたのかなと思います。
--得点を重ねる中でフォワード陣として意識してたこと
得点入った時は流れ東洋に来てるんで、前に前にってなりすぎているんですけど、それを冷静に。失点が一番ダメだと思うんで、しっかりみんなで声をかけ合って気をつけていきたいと思います。
--自分自身のプレーを振り返って
1ピリから足も動いていて、みんなでやろうって言ってたことができたんで、個人としても良かった試合だったのかなと思います。
--試合を受けて修正したい部分
今日の試合は 60分通していいホッケーできてたんですけど、最後の失点っていうのは、チームとしても気が緩んでた部分もあるんで、1週間そこを練習でしっかり修正して来週も勝ちたいと思います。
--ラストゲームをどんな思いで挑むか
4年目も春で最後なので、チームとしても、特に個人として思い残すことないように活躍できたらいなと思ってます。
◇三浦彪我
--本日の試合を振り返って
スタートから東洋のホッケーができて、それを 60分間続けることができたのでいい結果になったと思います。
--1点目と 2点目のゴールシーンを振り返って
1点目はノーマークだったので、そこに打ちました。2点目は相手からのプレッシャーが結構来てたので、自分で思い切ってドライブして決めました。
--試合を受けて修正したい部分
相手が強くなればなるほど、プレッシャーも速くなって判断が遅くなるので、そこは来週に向けて修正したいなと思います。
--得点を重ねる中で、フォワード陣として意識してたこと
もっと点を取ろうとかじゃなくて、逆に守りの意識を強く、失点ゼロでいきたいなって話だったので、なるべく奥でプレーするというのを意識してました。
--得点以外で自分らしさを出せた場面
自分はどちらかというと、チェックとか泥臭いプレーをやるタイプなのでそこは今日もできたかなと思います。
--ラストゲームをどんな思いで挑むか
2年目になるのですが、初めて勝ったら優勝という感じなので、気合い入れて頑張りたいと思います。
・次戦(予定)
5月31日(日)14:30 VS中大
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ
TEXT=覺本千莉、PHOTO=覺本千莉

