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2026.06.24
硬式野球

[硬式野球] 冨安の本塁打で追いつくも、投打噛み合わず敗戦/春季入替戦・第1回戦

[硬式野球]東都大学野球 春季入替戦・第1回戦

6月23日(火)明治神宮野球場

●東洋大1ー9専修大


東洋大
専修大×


飯塚、大坪、桝川、桑江、南、谷ー熊谷

敗戦投手:飯塚


本塁打:冨安(2回)

二塁打:金丸(9回)


・打者成績 ※先発のみ表示

打順

守備

名前

打数安打得点打点

山田隼(総4=木更津総合)

大城戸陸琥(総3=九州学院)

髙中一樹(総3=聖光学院)


冨安海来(営4=履正社)

山内教輔(総3=東海大相模)


中村瑠斗(営4=拓大紅陵)


井上陸(総2=木更津総合)


熊谷俊乃介(総2=関東第一)


大塩七波音(総3=文星芸大附)



・投手成績 ※先発のみ表示

勝敗名前回数球数被安打四死球三振失点自責点

飯塚遥己(総3=常総学院)48


 

 リーグ戦終了から約1ヶ月後、運命の入れ替え戦を迎えた。負ければ2部降格。絶対に負けられない一戦に挑んだ。2回に冨安(営4=履正社)の本塁打が飛び出したが、あと一本が出ず9-1で敗戦した。


 先発を任されたのは、大学初先発の飯塚(営3=常総学院)。初回、先頭打者に安打を許すと、3番に適時打を浴びて先制点を献上。粘りの投球を見せたものの2回にも連打を許し、3回3失点でマウンドを降りた。

大学初先発の飯塚


 打線は2回、4番・冨安から待望の一打が飛び出す。「三振を怖がらずに振っていった」という打球は右翼席に吸い込まれ、今季1号目となる本塁打を放った。

本塁打を放った冨安


 しかし試合の流れは専修大に傾く。その裏に勝ち越し打を許し、5回、6回には本塁打を浴び突き放された。


 それでも東洋大ナインは諦めていなかった。最終回、大城戸(総3九州学院)が安打で出塁すると続く金丸(営4=上尾)が執念の二塁打を放ち、一死二、三塁と好機を拡大する。しかし最後は走塁死に倒れ、追加点とはならなかった。

チャンスを作った大城戸


 井上監督は次戦に向けて「自信を持ってやるしかない」と強く語った。冨安も「絶対に諦めない」と前を向く。1部のプライドを胸に、全員野球で勝利をつかみとる。



◼︎コメント

・井上監督

ーー圧倒されてしまった?

そうですよね、本当にその通りだと思います。自信なさげにやっているのがね。同じ負けるのでも自信持って、プライドを持ってやれって言ったんですけどね、試合前に。全然圧倒されちゃいましたよね。でも勝つか負けるかなんか分からないんで。気持ちが弱い子が多いです。


ーー飯塚投手の先発はどのようなところに託した?

ちょっとだいぶ悩んだんですけどね。でも、まあ一番ストライク入るのが飯塚かなと思って。上手くはまってくれたら、もしかしたら抑えるんじゃないかなと思ったんですけど。でも序盤の入り、やっぱりここっていう時にはボール高かったですよね。


ーー大坪君ですとか、石澤君よりも、やっぱり状態というか、ストライクが入る確率が高い?

もう、そうですね。まあこれでね、大坪を1戦目にいったら、多分リーグ戦の流れのままなんで、どのみち負けるかなと思って、僕は変えたかったんですよね。多分大坪がいっても負けてたと思いますよ、どのみち。流れが変わんないんでね。今日も打たれたでしょう簡単に打たれるでしょう。


ーー2週間あったから修正してくるかなという期待もあったんですけどね

まあ、そういうもんじゃないんじゃないですか。分かんないですけどね、もう本当に。


ーー対策を立てて臨まれたと思うのですが、専修の打線というのはどうでしたか?

うーん、まあ別に、負けててこんな言い方したらあれですけど、そんなに怖いとは思ってなかったですし、春もオープン戦やらせていただいているんで。そこまで凄い警戒するっていうことは、思ってはなかったんですけど。やっぱりね、うちのピッチャー陣が、本当に何か力を込めて投げているのかなっていうところは感じましたけどね。向こうの梅沢君のほうが、やっぱり球強いじゃないですか。


ーーあと2勝するしかなくなっちゃいましたね

そうですね。2勝するか、明日で終わるか、だけの話なんで。


ーー追い詰められたところで選手にどういうことに、どういう風に期待したいですか?

もう本当ね、自信持ってやるしかないと思いますけどね。それをもうずっと言っているんですけど、出てこないですよね気持ちに、前に。心の中でそんなの思ってたって、やっぱり出せないといけないと思うんですよ。で結局振れないじゃないですか。ファーストストライクほとんど見逃すじゃないですか。だから向こうのピッチャーも、楽に投げてたと思うんですよ。でも逆で、専修さんはどんどん振ってくるでしょう。だからうちのピッチャー苦しくなるんですよ。


ーーリーグ戦が終わってから1ヶ月弱くらい、特に何か変えたことは?

特に変わったことはしてないです。でも一応、まあピッチャー陣に言ったのは、今まで通りやってたらこれ変わらないよと。よく考えて練習しないと、多分どのみちやられるぜっていう話はしたんですけど。


ーー野手陣はもう、今までの流れというか?

まあでも野手結構振らせましたけどね。振らせて、走らせて。ちょっとやらせすぎたかもしれないですね。ギリギリまで。


ーー明日はもう開き直るしかないですね

まあ、そうですよね。別にね、負けたって別にいいっていうわけじゃないですけど。どっちか勝って、どっちかが負けるんで。そんなもう、先のこと考えてたってしょうがないんで。


・冨安

ーー梅澤投手にはだいぶ苦しめられましたけれども、どのように苦しめられたかというところはありますか?

やっぱりまっすぐの質が良かったのと、まっすぐを意識させられて、変化球でカウントを取られていたので、その2つの緩急が上手かったので、僕たちはそのまっすぐにとらわれすぎて変化球を打ててなかったなっていうのがちょっと反省点です。


ーー一発を捉えられたのはストレートですか?

そうです、ストレートです。


ーーあれはきっちり合わせたという感じのスイングだったのですか?

そうですね。2ストライク追い込まれて、その前まっすぐ空振りしたんですけど、ちょっと無理に行きすぎたのかなっていうのがあったので、もうちょっと丁寧に行こうみたいな感じで、三振怖がらずに振っていこうっていう意識でいきました。


ーー対策が実った部分ってあったりするんですか?

まっすぐをイメージはしてたので、今日も打ち取られたのも変化球が多くて、まっすぐはまあイメージ通りかなっていうイメージです。


ーーカーブは邪魔でしたか?

そうですね、チーム的にも嫌でしたね。嫌というか、まっすぐとカーブの球速差がめちゃくちゃあったんで、みんな嫌がってるイメージです。


ーーご本人の調子としてはどうですか

調子いい悪いであまり見てなくて、打てないコースに投げられた時に手を出しているときとかに、打ち取られていることがあるんで、その打てるボールを打ってるときは打ってる。で、打てないボールを手出しているときは打ててないっていう、その分析を春リーグ全部通して出してみて、1ヶ月準備して、1打席目に絶対打ってやるっていう気持ちで入りました。


ーー中盤以降はちょっと劣勢になってましたけども、チームの雰囲気とかはどうだったんですか?

絶対諦めへんっていう気持ちで、僕もみんなも。絶対諦めてなかったですね。選手は絶対諦めてなかったです。


ーーリーグ戦後、野手陣全体としてここまで1ヶ月くらい、力入れてきたこととか特にありますか?

個人個人で対策しようみたいな感じだったんで、自分の悪いところをしっかり改善しようっていう。チーム全体でっていうのはあんまりなかったですね。


ーーそうした中で冨安選手としては色々分析して

でもデータっていう感じじゃないんですけど、どんな時に打ち取られてるんだろうっていうのを全部見ました。やっぱり、この2日間とか3日間で短期決戦で入替戦を戦うんで、分析されるだろうなっていうのがあったんで、その苦手なところを全部克服しようっていうのは考えてました。


ーー明日へ向けて

今日は点差開いて負けたんですけど、勝敗なんで。明日からは絶対勝ちます。勝つ気でいきます。絶対に諦めないんで、負けてても。絶対に諦めてないよっていうのだけわかっておいてください。全力でいきます。


TEXT=髙梨美遼 PHOTO=佐藤結芽、土田夏帆、髙梨美遼