Article

記事


2026.07.19
硬式野球

[硬式野球] 「絶対全員で勝つ」秋へとつなぐ団結力/春季リーグ戦振り返りインタビュー第1回・浅嶋大和


 春季リーグ戦振り返りインタビュー1人目は、途中出場ながら攻守で存在感を放ち、チームを支えた浅嶋大和(営3=九州国際大学付)内野手。入替戦第2回戦では勝ち越し適時打を放ち、チームに流れを引き寄せたほか、二塁や三塁を器用に守り、1部残留に貢献した。スポトウでは初のインタビュー。春季リーグ戦を振り返り、当時の心境を伺った。(取材日・6月30日/聞き手=福田和奏)


 


ーー入替戦から数日経ちましたが、今あらためて湧き上がってくる思いとかありますか?

まず1番は、ほっとしてる気持ちかなっていう気がします。


ーー一部残留が決まった瞬間に、1番に思ったことってありますか?

最終戦終わって1ヶ月くらい経つと思うんですけど、自分たちが1年生のときに2部を経験してるんで。それをこう思い出してるというか。絶対戻りたくないなって気持ちがあったんで、残った瞬間は、嬉しいというか、それもほっとしたっていう気持ちが1番大きかったです。


ーー残留が決まってから、チームのみんなとはどんな話されましたか?

いやもう「マジ良かったね」っていう(笑)。気持ちは本当に。はい、それだけですね。



ーーセカンドとかサードでも安定した守備を見せていましたが、複数ポジションを守る上で意識していたことってありますか?

基本サードしかほぼやってなかったんですけど、ショートもちょっとやってたんですけど、セカンドをそのリーグ戦中に試合でちゃんとやるようになって。なんでちょっと不安というかあったんですけど、セカンドで、最初出てサードに回ることが多かったんで、早くサードに回してくれと思ってました(笑)。セカンドのときは。


ーー中村さんがいますもんね。

そうなんですよ。でも特に気持ちの面では変わることはないかなって。


ーーセカンドとサードを行き来する中で、守備の感覚の修正はどのようにしていましたか。

角度とか近さが全然違うんで、セカンドとサードだったら。セカンドは距離が近い分、送球の不安はあんまりないんで。結構待ってというか。そんな攻めすぎずに、守るっていうのはセカンドで。サードは、基本慣れてたんで。ずっとサードやってたんで。サードに関しては、いつも通りやればいいかなっていう感じでした。



ーー春の個人成績、振り返ってみていかがですか。

基本、最初のほうとかは守備で最後のほうから出るっていう形が多かったと思うんですけど、途中からスタメンで使ってもらう機会とか、打席もらう機会増えてきて、最低限というか、ある程度の貢献はできたかなと思ってるんで。満足をしちゃいけないと思うんですけど。次に繋がる期間というか、リーグ戦だったかなと思います。


ーーこのリーグ戦を通して、ご自身が成長したなって感じられる部分はありましたか。

1番は気持ちというかメンタル面で、緊迫した場面の終盤、守備を守るときとか打席に立ったとき、気持ちの持ち方というか。強気で行けるようになったなっていうふうに思います。


ーーチームとして今期優勝に足りなかった部分っていうのは何だと感じてますか。

でもチームとしては、まとまってはいたと思うんですけど、全員でなんか戦うというか。ちょっと途中、自分の成績とかを、気にしちゃうところがみんなあったと思うんで。最後の入替戦みたいに、もう勝つことに全部全員が集中できてれば、もっといい結果が出たかなと思います。



ーー今期の試合で1番印象に残ってる試合とその理由あれば教えてください。

最終戦の中央大学戦の3戦目は、勝ったら残留で、負けたら入替戦っていう中で、ああいう負け方しちゃったっていう、自分も責任感じた部分もあったんで。ちょっと悪い意味というかになっちゃうんですけど、それが1番印象に残ってます。


ーー優勝した國學院大學との差は、どの辺に感じましたか。

技術面で言ったら、長打力かなって思うんで。ホームラン記録作ってるんで。自分たちホームラン多分1番少なかったと思うんですけど、そこが技術面では1番打撃の差があったなと思うのと、あとは多分気持ち。まとまりがあったなってところだったと思うんで、そこは差あったかなと思います。


ーー入替戦にはどのような覚悟を持って挑まれましたか?

自分たちが1年生のときの秋に1回経験してるんですけど、そのときはベンチにいて。守備に就いたりとか機会ほぼなくて、代打で1打席くらい出るか出ないかだったんで。あの雰囲気が違うなっていうのは感じたんで。浮き足立つというか、プレッシャー感じるなと思ってこの1ヶ月間過ごしたんで。本当にそこで自分のプレーできるように、練習積み重ねて、もう試合の日は、自信持ってやるだけっていう感じでした。



ーーものすごいプレッシャーあったと思うんですけど、どうやって跳ねのけていましたか。

本当にもういつも通り行こうっていう気持ちで。プレッシャーは本当にすごかったんですけど。みんなで試合前とか話してリラックスしたりとか。あと4年生の先輩たちがみんな優しいんで。その先輩たちに結構助けられてたなっていうのはあります。


ーー入替戦の2回戦の前に、500スイングされたと思うんですけど、その話を聞いたときはどうでしたか。

いやマジかって(笑)。試合前に500スイングやったことないんで。練習ではあるんですけど。練習でもちょっと多いほうくらいだと思うんで。でも本当に後がなかったんで、それくらいやって行ったほうがいいかなとは思いました。


ーーそのときはどんな意識でバット振ってましたか?

試合で1球目から、ちゃんともうバットしっかり振って、ミートするために、練習のときから1球1球丁寧にというか。雑にならずに、数が多いから、丁寧に振ろうっていう意識はしてました。


ーーそれだと何分くらいかかるんですか?

1時間半くらいですかね。結構かかりました。



ーー入替戦の3回戦は、今までのリーグ戦と比べるとすごく雰囲気が良かったように感じましたが、何が変わったとかありますか?

もうでも本当に負けたら終わりって状況だったんで、全員が、もう腹括ったじゃないですけど。もう絶対全員で勝つぞっていう気持ちが、みんな出たのかなっていうふうに思います。


ーー個人として今季見つけた課題とそれを踏まえて、夏と秋リーグに向けて取り組んでいきたいことってありますか?

個人としての課題で言ったら、いいピッチャーになったときに、スピードボールとかなったときにファールにしちゃったりとか、1発で仕留められてないなっていうのは自分感じたんで。この次の秋の期間までに、バット振る量増やすとか、速い球を練習するとかっていう風にして、克服していきたいなと思ってます。


ーー最後に秋の優勝に向けて必要なことは何だと感じてますか?

最後の入替戦みたいな全員が気持ちで、戦えたら、全然優勝狙えるメンバーは揃ってると思うんで。みんなで団結して全員がチームのために戦えることを意識してやっていきたいなと思ってます。



◇プロフィール◇

浅嶋大和(あさじま・やまと)

生年月日/2005・7・19

身長・体重/176㌢・76㌔

出身高校/九州国際大学付

オフシーズンにしたいこと/帰省が2、3日くらいあるんですけど、短いですけどお母さんのご飯食べたいです。


PHOTO=スポトウ硬式野球