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2026.07.30
硬式野球

[硬式野球] 「勝つ気しかなかった」入れ替え戦4番で決勝打 /春季リーグ戦振り返りインタビュー第12回・金丸健司

 

 春季リーグ戦振り返りインタビュー12人目は、入れ替え戦3回戦で、4番として決勝打を放った金丸健司(営4=上尾)外野手。チームが落ちた時でも声を出して明るく盛り上げ、チームを鼓舞し続けた。「野球を楽しんで、最後に日本一を獲る」と力強く語った金丸選手に、春季リーグを振り返ってもらった。(取材日=6月30日、聞き手=髙梨美遼)


副主将・金丸(左)、中村


ーー入れ替え戦から数日経ちましたが、今改めて湧き上がってくる思いはありますか。

入替戦には本当は行ってはいけないと思うんですけど、でも一部に残れたという安心感が今すごい自分の中にあります。


 ーー1部残留が決まった瞬間、一番に思ったことは何ですか。

一部と二部じゃ、世間的には戦国東都と言われていてレベルもそんなに変わらないと言われているんですけど、やっぱり神宮球場でやれるのと、上尾球場だったり太田球場だったり等々力球場でやるのとでは全然違うと思うので、そこに関してはまた神宮球場でできるという喜びがありました。


 ーー幹部としてどんな振る舞いをしていたか教えてください。

僕は引っ張るというよりかは盛り上げるタイプの幹部な感じなので、チームが落ちた時も声を出すことだったり、チームが落ちないように落ちないようにというところを心がけて、自分の成績も出なかったんですけど、やっぱりチームが勝てばいいので、自分は盛り上げるというかチームを明るくする役割をやっていました。



 ーー入れ替え戦3回戦では金丸さんのタイムリーヒットが決勝点になりましたが、打席での狙いは何でしたか。

春のリーグ戦はもうすごいダメダメで、入替戦の3回戦で4番という位置で出させていただいて、狙いというよりかは、自分が打たないといけないのかなという部分もありましたし、なんか吹っ切れて野球ができている状態だったので、逆に打てるんじゃないかという気持ちもありながら打席には立っていました。


 ーーこの打席の前に監督から声かけられていましたが、なんて言われたのですか。

多分、僕が打てないっていうのは監督も分かっているんで、「どっかのタイミングでエンドランはあるぞ」というのはいただいて、僕の打席というよりかはランナーのスタートというか、サインについてちょっと話していました。


 ーー個人の成績を振り返って、ご自身の成績をどう受け止めていますか。

僕も首位打者を狙っていたんですけど、打率が下から首位打者だったんで、本当に打てなかったんでダメでした。



 ーーこのリーグ戦を通して成長した点はどこですか。

春のリーグ戦は、チームが1つになりきれない部分があったんですけど、そのままもし5位とかで終わってしまったら、逆にまとまりがないチームのまま終わってしまって春が終わっていたと思うんですけど、入れ替え戦を通してピッチャーも野手も1つになって勝利をもぎ取ろうという団結力というのが生まれて一部残留という結果に結びついたと思うので、その一部残留という結果を次はリーグ優勝というのに置き換えて、またチーム一丸となってやっていければいいんじゃないかなと思います。


 ーーチームとして今季優勝に足りなかったことは何だと感じていますか。

勝負強さかなと思っています。國學院戦の時もノーアウト満塁で点が入らなかったりとか、他の試合でもチャンスは作るけどあと1本が出なかった試合が結構あって、それで結果的に負けてしまって入れ替え戦という風に行ってしまったので、あと1本の、技術面なのかそれともメンタル面なのかを考えなければいけないと思うので、秋に向けて勝負強さというのも磨いていきたいなと思います。


 ーー今季の試合で一番印象に残っている試合とその理由を教えてください。

中央の3戦目です。

これを勝てば入れ替え戦回避というところで負けてしまって、ここ1番で勝ち切れないのがこのチームの現状だと改めて感じて。勝てる試合ではあったんですけど、そういう試合も何個かあったりもしたんですけど、やっぱり勝ち切れなかったので、応援してくれる人もたくさんいたりしたんですけど、それに結果が応えられなかったっていうのが中央戦ですかね。


 

ーー國學院大と感じた差はどこにありましたか。

長打力じゃないですかね。ホームラン20何発持っているんで國學院。ホームラン1本出れば1点入る。ヒット1本だと中々入らないんで。長打力じゃないかなと思います。


 ーー入れ替え戦にはどんな覚悟を持って挑みましたか。

結構僕は捨て身の覚悟というか、割り切ってって感じですかね。リーグ戦終わって入替戦までの1ヶ月の期間で、練習はランニングとティーをずっとやってたんですけど、結構キツかった部分があって、でもそれをやってきたからじゃないですけど、心は鍛えられたと思うんで。ここまで来たら技術どうこうじゃないし、やっぱりどっちが一部残りたいか、一部上がりたいかの気持ちの差だったと思うので、もう勝つ気しかなかったですね。


 ーー2回戦の前に500スイングされたそうですが、その話聞いた時はどうでした。

逆にスイングとかはいつもやってる練習なんで、逆にいつもと変わらない状態で試合に挑めるかなという感じでした。



 ーー入れ替え戦3回戦はいままでのリーグ戦と比べると雰囲気が良かったように感じましたが何が変わりましたか。

流れがやっぱりすごく良かったんで、選手自体も雰囲気がすごく良かったです。スタンドの選手もめっちゃ声出してくれて、後押しというか背中を押してくれたりしていたので、雰囲気はすごい良かったです。


 ーー個人として見つけた課題と、それを踏まえて夏に取り組みたいことは何ですか。

打撃のみですね。やっぱりオープン戦でいくら打っても、リーグ戦で打てないっていうのはもう分かったので、神宮球場でやっぱり打てるために公式戦を想像して、想像して練習を取り組んでいけたらなと思います。


 ーー秋がラストシーズンとなりますが、どんな意気込みで臨みますか。

僕はもう大学で野球を辞めるので、野球のラストスパートというか、小学生からやってきた野球を楽しみたいなと思います。それで結果を出して最後に日本一を獲りに行けたらなと思います。




♢プロフィール♢

金丸健司(かねまる・けんじ)

生年月日/2004・7・6

身長・体重/173㌢・82㌔

出身高校/上尾

オフシーズンの楽しみなこと/帰省があるので、海だったりプールだったり川だったり、心と体をリフレッシュしてきたいと思います。


PHOTO=スポトウ硬式野球班