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2015.12.14
ラクロス

[ラクロス]悔い残る全敗、来季に期待

2015関東学生ラクロスフレッシュマントーナメント-冬季新人戦-



予選Bブロック

東洋大 0―7 立大

東洋大 4―8 獨協大




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キャプテンとしてチームを引っ張る松尾




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上級生からの期待も高い川崎



 1年生のみで戦う今大会。1年間の集大成を見せたいところだったが、全敗と悔いの残る結果となった。




 初戦の立大戦は0対7と圧倒的な差を付けられ敗北を喫した。しかし続く獨協大戦では4対8で敗れるも、初戦よりは積極的な攻撃も結果につながった。

 「1年間やってきたことをしっかり出して、みんなで上級生に恩返ししよう」。MF松尾(ラ1=立川国際)はキャプテンとしてチームにそう声を掛ける。「いつもわいわいしていて和気あいあいとしたチーム」。今回の試合前もリラックスしていた。しかし試合になると先制点を取られてからは完全に相手のペースにはまってしまい、若いチームがゆえのぜい弱さが出てしまった。それでも獨協大戦では最後まで主導権は握られたものの、果敢にゴールを狙い粘り強く戦った。松尾は「みんな自分にボールを集めてくれたが全然点を決められなかった。申し訳ない」と仲間の期待に応えられなかった悔しさをにじませた。松尾と同じく上級生から期待の1年生として名前を挙げられたG川崎(食1=法政大二)は、「ディフェンスとうまく会話ができなくて思ったプレーができなかった」と試合を振り返る。


 来年の5月にも新人戦があり、新2年生として出場する。そこでこの悔しさをどれだけ晴らせるか。「来年は1部昇格も目指して頑張っていきたい」と意気込む、ルーキーたちの活躍に期待だ。



■コメント

・G川崎(食1=法政大二)

夏に関東ベスト16で終わってしまったので、今回は絶対優勝しようと思って半年やってきたつもりだったが、結果が出せなくて残念だった。ゴールキーパーとして、止められるところは全部止めようと思ったが、ディフェンスとうまく会話ができなくて思ったプレーができなかった。正直いうとここ一か月練習からあんまりうまくいっていない感じが続いていて、それがそのまま試合に出てしまった。2年生になってからまた5月に新人戦があるので、そこでまた気持ちを入れ替えて結果を残したい。リーグ戦も出られる学年になるので来年は1部昇格も目指して頑張っていきたい。

・MF松尾(ラ1=立川国際)

1年生で臨む最後の試合だった。サマーはベスト16で負けちゃったのでウィンターで仮を返したいと思って臨んだ。1年間やってきたことをしっかり出して、皆で上級生に恩返しをしようと言っていたが、結果がだせなかった。立大戦は先制点を取られてからあっという間に負けてしまい相手に圧倒されて何もできなかったが、獨協戦では点を取ることができた。来年は2年生大会でしっかり勝って、リーグ戦で活躍したい。いつも練習試合では自分が点を取って勝つので、みんなも自分にボールを集めてくれる。でも今日は調子悪くて全然点を決めることができなかったので申し訳ない。

 

 TEXT=吉谷あかり PHOT=横山恵美