Article

記事


2026.09.21
硬式野球

[硬式野球] 安打数上回るも好機生かせず 青学大に力負け/青学大1回戦

[硬式野球]東都大学野球 秋季1部リーグ戦・青学大1回戦

9月18日(金)明治神宮野球場

青学大8ー2東洋大●


1

2

3

4

5

6

7

8

9

計

青学大

0

1

0

0

0

1

4

2

0

8

東洋大

0

0

0

0

0

0

1

0

1

2


市村、大坪、島村、八巻、谷、南、石澤ー熊谷、高山

敗戦投手:市村

二塁打:山内(7回裏)


・打者成績  ※先発のみ表示

打順

守備

名前

打数

安打

得点

打点

1

(中)

福正吉(営3=国士舘)

3




2

(一)

山田隼(総4=木更津総合)

2

1



3

(指)

大城戸陸琥(総3=九州学院)

3

1



4

(左)

金丸健司(営4=上尾)

2




5

(右)

山内教輔(総3=東海大相模)

4

2

1


6

(三)

中村瑠斗(営4=拓大紅陵)

2




7

(二)

前髙翔太(営4=熊本工業)

2




8

(捕)

熊谷俊乃介(総2=関東第一)

2




9

(遊)

高中一樹(総3=聖光学院)

4

2


1


・投手成績 ※先発のみ表示

勝敗

名前

回数

球数

被安打

四死球

三振

失点

自責点

負

市村才樹(総1=霞ヶ浦)

11/3

27

2

1

1

1

1



 久しぶりの晴天の中行われた青学大との第1回戦。先発の市村は序盤に先制を許した。反撃を狙う打線は好機を作ったものの、あと一本が出ず、青学大からリードを奪えなかった。


長身の左腕・市村


 勢いの差か、序盤の攻撃で明暗がくっきりと分かれた。4回裏、山田がチーム初安打で出塁するも、後続の2人が三振に倒れる。それでも山田が盗塁を決め、山内の安打で2死一、三塁と好機を広げた。しかし、中村は一ゴロに倒れた。


 6回裏にも、死球で出塁した山田に続き、大城戸が遊撃への内野安打を放つ。俊足を生かして無死一、二塁としたが、その後二塁走者の山田が牽制死に倒れた。指揮官も「ミスはミスでも、絶対にやっちゃいけないミス」と神妙に話した。1死一塁からは4番代打・冨安(営4=履正社)が併殺打に倒れ、チャンスを生かせなかった。


 一方、明るい材料も見えた。2回途中から登板した投手主将・大坪(総4=智辯学園)。2イニング連続の三者凡退に抑えるなどエースの復調を印象づけた。「球速も出ていましたし、コントロールも狙ったところに行っていた」と手応えを口にした。


復調を印象づけた大坪


 7回裏、無死から山内が二塁打で出塁すると、代打・西田(総1=浦和学院)が初球を左安打に。無死一、三塁とすると、捕手・高山(総3=三重)が初球を捉えて右適時打を放った。打点を挙げた高山は「まっすぐだけ待って振った」と、指揮官の指示を忠実に守り、青学大のドラ1候補のバッテリーから1点をもぎ取った。中軸として攻撃の流れを作る山内は「チャンスで打つことが自分の仕事」と、チームに貢献する姿勢を見せた。


攻撃の流れを作る山内

打点を挙げた捕手・高山


 9回、一死から西田がこの日2本目の安打で出塁すると、代打・大塩(営2=文星芸大附)も右安打でつないだ。2死一、二塁から髙中が右適時打を放ち、最後までバットを振り切った。


 青学大の打線の迫力と、手強い投手陣に底力を見せつけられた1回戦。現実を受け止め、対抗する手立てを打たなければならない。

 積極的な姿勢を貫く山内は言う。「試合の入りから全員でぶつかっていけるように」。青学大に2連勝し、勝ち点獲得へ全てを懸ける。



◇井上大監督

ーーヒット数は相手よりも多かったですね。

そうですね、ヒット数では勝ちましたね。


ーー今日は打線はまあまあ頑張ったと思うんですが。

全然頑張ってないですよね、実際。ピッチャーは途中まで繋いで繋いで頑張ったところ、全くやっぱり。そこで最後頑張ったって意味ないですから。ミスから始まって、ミスでやられているんで。


ーー先発の市村君、期待通り?

レフトの守備があんな守備じゃなかったら、もうちょっとスイスイいっていると思いますよ、おそらく。


ーー単打で抑えてもということですよね

実際6回のノーアウト1、2塁だった山田の走塁がなかったら分からなかったですからね。結局凡ミスなんですよ。ミスはミスでも、絶対にやっちゃいけないミスですからね。


ーー青学相手だと、1つのミスが命取りになりますもんね。向こうは絶対にミスしないチームですからね。いかにうちがミスしないかっていう。


ーー今後は大坪君がいろんな場面で?

いろんなところでね。これから先、先発もあるかもしれないですし、後ろも中もね。


ーー(大坪くんは)開幕していいピッチングをしていると思うんですが、監督から見るといかかですか。

でもやっぱり詰めが甘いですよね、渡部くんの時だって1 塁空いているから僕は広く行けって言ったのに。結局詰めが甘いんですよ。この前の亜細亜大戦も詰めが甘いんですよ。


ーー2 回戦まで5日空きますね。

空きますね。もうでも2回戦も総力戦ですよ。みんな注ぎ込みます、ピッチャーは。先発は誰か分からないですけど。


ーーとにかく1勝しないと始まらないですからね。

どのみち勝ち点が優先なんで、2勝すればいいだけの話なんで。


◇大坪廉

ーー2 回途中からの登板となりましたが、マウンドに上がる際はどのようなことを意識していましたか?

早めの継投と言われていたので準備はもちろんしていたのですが、思ったより早く継投で、心の準備はしていたのですが、コントロールも定まらない状況で0 点に抑えられたので良かったかなと思います。


ーー今日の投球で手ごたえを感じた部分などはありますか?ブルペンではすごく悪くて、すごく不安な状態で行ったのですが、マウンドに行ったら球速も出ていましたし、コントロールも狙ったところに行っていたので、球速が結構出ていたというのは手ごたえがありました。


 ーー今日の登板を踏まえて、次回に生かしたいことや意気込みなどがあったら教えてください。

今日は別に悪いところがなかったので反省はないのですが、次は代えられないように頑張ります。


◇山内教輔

ーー本日2安打の活躍でしたが、試合を振り返っていかがでしたか?

バッターもピッチャーも、序盤なかなか上手くいかなかったなという感じです。


ーー後半良くなっていったという感じですかね?

もう吹っ切れたのか分からないですけど、みんな後半につれてバットが振れてきたのかなと思います。


ーー7回のヒットの打席は、振り返ってどんな意識で臨んだとかありますか?

点取られた後だったので、結果気にすることなく初球から振っていこうかなと思いました。


ーー亜細亜大戦から初球を振っていく積極的な姿勢が印象的ですが、ご自身の中で意識的にやっていることですか?

いつもそうですね、初球から打つ姿勢っていうのはいつも心がけています。


ーー攻撃の流れを作る上で、何か意識してきたこととかってありますか?

自分はチャンスで打つことが自分の仕事だと思うので。今日こういう負け方しましたけど、次の試合のチャンスでまた打てるように練習していきたいなと思います。


ーー今日の試合で感じた課題や、次に生かしたいことなどは

試合の入りから全員でぶつかっていけるように頑張っていきます。


◇高山亮太

ーー今日の試合を振り返っていかがですか?

後半から出たんですけど、自分が出してからボコボコにされたんで、もっと配球考えなあかんなっていうのと、あとは帰ってちゃんとキャッチャーのみんなと話して、配球のどこが悪かったかとか、次どうしていくかちゃんと話したいなと思います。


ーー守備では途中からのマスクでしたが、意識していたことはありますか?

自分が行ったときは、1年生の島村やってたんで、バッテリーが。ストライク先行で、フォアボールフォアボールで自分で首締めへんことだけ考えていきました。


ーー7回のタイムリーの反撃はどうでしたか?

監督からも「バット短く持って、まっすぐ叩け」っていう指示出てたんで、まっすぐだけ待って振りました。


ーー今日の試合で感じた課題や、次に生かしたいことはありますか?

攻撃やったら、チームで言ったら、チャンスになったときの走塁ミスとか、1本出んかったり、一生言われてる、ずっと言われてることをまだ出ちゃってるんで、そこをこの1週間で潰すこと。守備やったら、自分のことになっちゃうんですけど、ちょっとビビって配球しちゃってた部分があったんで、自分が思ったことちゃんと貫けるように、自信持って配球できるように準備していきたいです。


TEXT=福田和奏、PHOTO=佐藤結芽、髙梨美遼