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2016年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 2部
3月27日(日)明星大レンジ
男子 第1戦
東洋大3580-3575神大(上位6名の合計)
個人成績
50m 30m TOTAL
1増川 267 318 585
2星野 253 316 569
3橋本 230 312 542
4武 299 331 630
5田山 277 326 603
6東森 255 305 560
7中野 299 333 632
8上村 240 321 561
武は高得点を連発しチームを勢いづけた
納得の射にガッツポーヅを見せた田山
今季リーグ戦第1戦目。初戦の緊張感の中、神大との接戦を5点差で勝利し、1部昇格に向け好スタートを切った。
50mから新主将となる武(法4=栗橋北彩)、エースの中野(法3=磯辺)が高得点を叩き出す。しかし、神大も負けじと高得点を連発し、その差はわずか4点にまで詰め寄られたところで50mを終えた。後半30mも互角の戦いが繰り広げられる中、「声を絶やしてしまうと相手に隙を見せることになる」と副将の田山(文4=越谷)が語るように、選手たちは声を掛け合いチームを盛り上げた。そして、トータルポイントでは中野、武、田山の上位3名が600点以上にまとめ、最終的に5点の僅差で初戦を勝ち取った。
リーグ戦白星発進を飾った男子チーム。しかし、2部リーグには3600点以上を出すチームが多くいる。武主将が「チームの底上げが課題になる」と話すように、4番手以降の選手が得点を上げることが勝利につながるはずだ。次戦は強豪校、明学大との対戦となる。初戦の勢いに乗り、勝ちにいきたいところだ。
■コメント
・武主将(法4=栗橋北彩)
ここ2年間男子は低迷していたので1戦目を取れたのは1部昇格に向けて大きなプラスになった。個人としては630点を出せたことはほっとしているが、チームの点数は積めていないのでまだまだ成長が必要だと思う。個人的には安定してきたが、チームの点数は3600点を切ってしまい、まだ足りない。どれだけ上乗せできるかが課題。今日の5、6番手が600点を基準にしたとき、いかにマイナスを減らせるかが課題になるので、チームの底上げも課題になる。次戦は他の4チームと違い高得点を出してくるチームなので、今日のような自信と点数を出していければ勝てると思うので、一人一人何ができるかを僕から発信して勝利したい。
・田山(文4=越谷)
接戦を勝利できてうれしい。みんながよくやってくれたと思う。個人的には50mの序盤で1本ミスをしてしまったが、それをカバーするぐらい声を出して盛り上げていた。30mは調子が良くて満点が出たりした。反省点もあるが、まとまりとしては良かった。チームとしては雰囲気も最高で満点だと思う。あとは個人が自分のフォームを確認して点数を出していければ勢いに乗っていくだけ。声を絶やしてしまうと相手に隙を見せることになるので積極的に声を出すことを心がけている。今回の収穫は雰囲気。誰かがミスをしてもカバーしてサポートできたこと。課題は多少声が欠けたりすることがあるので1週間で詰めていきたい。次戦は強い相手だが、東洋大のベストパフォーマンスを発揮して勝ちたい。
・中野(法3=磯辺)
1戦目を勝利できてほっとしてる。2戦目を迎えるにあたって弾みになる。今日は緊張していた中で求められる最低限のことはできたと思っている。みんなも初戦ということで余裕が無かったが、一人一人がやることをやって勝てて、で雰囲気も良かった。いい空気作りとして全員で盛り上がって落ち込まないようにしている。今後は得点を狙っていく中で緊張せずに欲張らずにどれだけ練習通りにできるかが課題。次戦の相手は強いが、この1週間の過ごし方で勝てない相手ではないと思うので勝ちにいきたい。
TEXT/PHOTO=畑中祥江