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第92回 日本選手権水泳競技大会 競泳競技
兼 第31回 リオデジャネイロオリンピック競技大会 代表選考会
4月4日(月)~10日(日) 東京辰巳国際水泳場
﹙2日目・予選﹚
◆男子200m自由形
6組
2着 天井 1'49"48
→全体9位で準決勝進出
7組
1着 萩野 1'47"16
→全体1位で準決勝進出
◆女子200m自由形
4組
6着 露内 2'02"50
5組
4着 宮本 2'01"10
→全体6位で準決勝進出
6組
4着 岩本 2'03"38
◆女子100m平泳ぎ
3組
2着 青木 1'07"62
→全体2位で準決勝進出
4組
2着 金指 1'08"03
→全体5位で準決勝進出
8着 江口 1'10"95
﹙2日目・準決勝﹚
◆男子200m自由形
1組
3着 天井 1'48"51
→全体7位で決勝進出
2組
1着 萩野 1'46"28
→全体1位で決勝進出
◆女子200m自由形
1組
4着 宮本 2'00"89
→全体8位、同着のためスイムオフ※
※スイムオフ
2着 宮本 2'00"52
◆女子100m平泳ぎ
1組
2着 青木 1'07"56
→全体5位で決勝進出
3着 金指 1'07"63
→全体6位で決勝進出
﹙2日目・決勝﹚
◆男子100m平泳ぎ
1組
7位 山口 1'00"88
男子200m自由形でも五輪出場に期待がかかる萩野
予選、準決勝ともに自己ベストを出した青木
日本選手権2日目は、萩野(文4=作新学院)が男子200m自由形準決勝を勝ち抜き、3日目に行われる決勝に駒を進めた。初日の男子400m個人メドレーに引き続き、2個目のリオデジャネイロ(以下、リオ)五輪出場権を狙う。
男子200m自由形の準決勝には、同種目五輪出場権を狙う萩野が出場。「リラックスして大きく泳げた」と本人がいうように、安定した泳ぎを見せ1位通過で決勝進出を決めた。3日目に行われる決勝では、自身の持つ日本記録を1分45秒で更新することを目指していく。また、初日の400m自由形で表彰台に上った天井(文4=天理)も、萩野とともに準決勝を勝ち抜き決勝へ進んだ。
平泳ぎで期待がかかる青木(営4=武蔵野)は、女子100m平泳ぎで予選、準決勝ともに自己ベストを更新。緊張に打ち勝ち、「ずっと前だけ見て泳いだ」というように自分の泳ぎに集中した結果だ。3日目の決勝では五輪を意識しすぎず、派遣標準記録を切ることを目指す。また、金指(営4=日大藤沢)も同種目で決勝進出を果たした。平泳ぎに特化した2人の熱い決勝レースに注目だ。
1週間にわたって行われる日本選手権は、まだ始まったばかりだ。3日目は、萩野が出場する男子200m自由形決勝や、女子100m平泳ぎ決勝などの注目レースがある。また、初日の女子400m個人メドレーで飛躍的な自己ベスト更新を果たした大橋(国3=草津東)が、本命の200m個人メドレーに登場する。東洋大水泳部の選手の活躍に注目だ。
■コメント
・青木(営4=武蔵野)
調子は悪くはなかった。普通に泳いだらベストは出ると思ったがやはり緊張はした。コーチに予選からベストを出していけと言われていて、そこはクリアすることができた。いつも2本目で落としてしまうが、今日は予選、準決勝ともに自己ベストが出せたので、そこは成長できたところだと思う。あと、泳いでるときに周りを見て焦ってしまって、いつもの泳ぎができないことが多いが、今日は見ないでずっと前だけ見て泳いだ。決勝では、1分6秒台を目指していきたい。200m平泳ぎの方が得意だが、すでに1枠埋まっているので、とりあえず100mの方を頑張りたい。オリンピックとまではいかなくても、派遣標準記録は切りたい。とにかくいつも通り泳げば、また自己ベストが出ると思うので、焦らず頑張りたい。
・萩野(文4=作新学院)
リラックスして大きな泳ぎで泳ぐことを心がけた。初日の400m個人メドレーはラストの自由形がダメだった。明日の200m自由形では、ラスト50mいつもの自分らしいレースをしたい。そして1分45秒で日本記録更新を目指したい。今日は50mから150mをだいぶリラックスして泳げた。6日の決勝では、自分で自分のレースを楽しみながらやっていきたい。
TEXT=吉谷あかり PHOTO=菊池美玖