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2016年度関東学生アーチェリー女子リーグ戦 2部
4月17日(日)慶應大レンジ
女子 第4戦
東洋大2303 - 2157一橋大(上位4名の合計)
個人成績
50m 30m TOTAL
1平山 265 326 591
2清水 245 323 568
3小松 228 303 531
4吉留 254 323 577
5仲内 213 296 509
6柴崎 250 317 567
7島田 210 286 496
8奥富 219 314 533
悪天候の中、苦しみながらも591点を記録した平山
吉留は高得点に笑顔を見せた
清水は1年生ながら堂々の射を展開した
女子アーチェリー部は第4戦目の一橋大戦に勝利。これで開幕4連勝と敵知らず。チームの目標である、“全勝しグループ1位通過で入れ替え戦”に王手をかけた。
「昨日から(チームの)みんなで暴雨と騒いでいた」と平山(ラ4=成田国際)が振り返るように天候に恵まれなかった。絶え間ない暴風により的の狙いが定まらない。それでも「風を読んで隙を見つけて撃てればいい」と平山は50m1エンド目から50点という高得点を叩き出し、エースを筆頭に“みんなで”得点を重ねていく。「みんなで一緒に(風に)必死になっていたので良い雰囲気で戦えた」と笑みをこぼした。30mでも、風の影響で本来の力を発揮できなかったものの、後半3エンド連続で56点以上のハイスコアを出した。そしてリーグ戦初出場の清水(食1=花咲徳栄)がルーキーとは思えないほどの落ち着きを見せ、チーム3番手の記録を打ち立てた。ルーキーの活躍もあり悪天候の中、嬉しい勝利を挙げた。
最終戦の専修大は「ブロックの中で1番五分五分で接戦になる」油断できない相手。しかし、平山が何度も発する“いつも通り”の東洋らしさで臆することなく矢を放てば自然と結果はついてくる。入れ替え戦を経て1部昇格へ、勢いに乗り続けている女子チームから目が離せない。
■コメント
・徳江(ラ4=松山女子)
個人的には出場できなくて残念だった。今日はサポートとしてチームに貢献できたと思う。前の試合課題になっていた全体の声出しも良くなってチームの雰囲気も上がってきた。今日は天気が荒れることを予想してたので個々で対策もそれなりに出来ていた。次戦は互角ぐらいの力の専大なのでチーム一丸となって勝ちをつけたい。全勝で入れ替え戦にいけるように頑張りたい。
・平山(ラ4=成田国際)
昨日からみんなで暴雨と騒いでいた。風を読んで隙を見つけて撃てればいいと思った。そんなに追い詰めていなかった。東洋の回になって、風を読む時もあったので合間合間でみんな撃てたと思うが、思うようには撃てなかった。(今日の雰囲気は)いつもと同じ感じで、みんな風に必死だったが、みんなで(風に)必死になっていたのですごくいい雰囲気で戦えた。全勝して2部の1位として(入れ替え戦に)行くことを目標にしている。専修大はブロックの中で1番五分五分で接戦になって競り合うと思う。その中で東洋らしくいつも通り戦えば点数は自然とついてくると信じている。おごることも下に見ることもなく、また恐れることもなくいつも通りに戦えば大丈夫だと思う。みんなでチーム一つになって最後の一本まで行けたらなと思う。(600点に達しなかったのは)風が理由で、思うように撃てなかったのが理由だと思う。
・清水(食1=花咲徳栄)
リーグ戦初めての試合ということで緊張したが先輩などに声をかけられて助けられた。天候も悪くて不安な部分もあったが、後ろからのサポートがあったので安心して射つことができた。いつも通り射つことを意識した。点数はまだまだ満足いかないのでもっとこれから練習してチームの力になれるように頑張りたい。5連勝を目指したい。
TEXT=星川莉那 PHOTO=小賀坂龍馬