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2016年度オープン戦
4月24日(日) 東洋大グラウンド
○東洋大53 {17-7、36-12} 19白鴎大
東洋大 | スコア | 白鴎大 | ||
前半 | 後半 | 得点 | 前半 | 後半 |
2 | 5 | T | 1 | 2 |
2 | 4 | G | 1 | 1 |
1 | 1 | P | 0 | 0 |
0 | 0 | D | 0 | 0 |
17 | 36 | 計 | 7 | 12 |
53 | 合計 | 19 |
背番号/ポジション | 名前 | 出身校 | 学年 |
1/PR | 木田 大雅 | 國学院栃木 | 4 |
2/HO | 岡部 景和 | 東福岡 | 4 |
3/PR | 古舘 康大 | 盛岡工業 | 4 |
4/LO | 常泉 達 | 國學院栃木 | 3 |
5/LO | 川島 卓也 | 國學院栃木 | 4 |
6/FL | 半沢 悠司 | 仙台育英 | 4 |
7/FL | 高野 雅義 | 報徳学園 | 2 |
8/No,8 | 土肥 航 | 長崎海星 | 2 |
9/SH | 佐々木 優悟 | 仙台工業 | 3 |
10/SO | 村上 晴太 | 仙台育英 | 3 |
11/WTB | 田淵 恵太 | 昌平 | 3 |
12/CTB | 平原 賢 | 國學院栃木 | 3 |
13/CTB | 柳井 佑太 | 荒尾 | 4 |
14/WTB | 菊池 優介 | 國學院栃木 | 2 |
15/FB | 尾花 耕平 | 國學院栃木 | 3 |
主将として存在感を示した柳井
後半、積極的なプレーでチームを勢いづけた田淵
※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません。
昨秋のリーグ戦開幕戦で対戦した国学大に圧勝。前半は苦しい状況が続くも、後半に入ると動きが冴えわたり、効果的にトライを奪い一気に突き放した。新チームになっても、昨年とそん色のない戦いを見せた。
とにかく苦しい展開だった。前半を折り返したところで両チームとも得点は0。柳井主将(済4=荒尾)が「練習してきたことができていなかった」と話すように、終始相手に攻められ続け、ゴール前で何とか持ちこたえていた。攻撃面でもパス回しが上手く決まらず、せっかく奪ったボールがすぐに相手ボールに変わってしまうという、悪循環が続く。そんな中でも、収穫があった。Aチームでの試合に初出場した佐々木(3=仙台工)が35分にモールからそのまま押し込み初トライ。昨年の副将・篭島(H28年度済卒=ヤマハ発動機)が務めたSHのポジションでの起用だった。しっかり結果を残し、「まだまだ良くなると思う」と柳井主将も期待の後輩にはっぱをかける。昨秋、全試合に先発出場した篭島の抜けた穴は大きい。毎試合選手を入れ替えてし烈な争いが繰り広げられているSH。まずは佐々木がアピールに成功した。
前半とは一転して、後半は優位にゲームを進めた。開始早々から得点を奪うと、後半だけで5つのトライを決め、ディフェンスでも再三の好タックルで相手の攻撃を防いだ。多くの選手が勝負所でタックルを見せる中で「自分のタックルには納得していない」と柳井主将は不満そうな顔を浮かべた。セブンズの試合でも「甘かった」というタックルにさらに磨きをかけたい。
次戦は1部から降格して来た山学大。今秋にはリーグ戦での対戦も控える。柳井主将は「2部では上位校になるので、勝ちに行きたい」と意気込み十分だ。実力を測るにはもってこいの相手に勝つことができれば、入れ替え戦進出、1部昇格もそう遠くはない。
TEXT=菅野晋太郎 PHOTO=青池藤吾