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2016.04.26
ラグビー

[ラグビー]国学大に勝利 収穫ある一戦に

2016年度オープン戦

4月24日(日)  東洋大グラウンド

○東洋大53 {17-7、36-12}  19白鴎大


東洋大
スコア
白鴎大
前半
後半
得点
前半
後半
T
G
P



D


1736
12
53合計
19


 

背番号/ポジション
名前
出身校
学年
1/PR
木田 大雅
國学院栃木
2/HO
岡部 景和
東福岡
3/PR
古舘 康大盛岡工業
4/LO
常泉 達國學院栃木
5/LO
川島 卓也
國學院栃木

6/FL
半沢 悠司
仙台育英
7/FL
高野 雅義
報徳学園
8/No,8
土肥 航
長崎海星
9/SH
佐々木 優悟
仙台工業
10/SO
村上 晴太
仙台育英
11/WTB
田淵 恵太昌平
12/CTB
平原 賢國學院栃木
13/CTB
柳井 佑太
荒尾

14/WTB
菊池 優介
國學院栃木
15/FB
尾花 耕平
國學院栃木



主将として存在感を示した柳井


後半、積極的なプレーでチームを勢いづけた田淵

 

※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません。

 昨秋のリーグ戦開幕戦で対戦した国学大に圧勝。前半は苦しい状況が続くも、後半に入ると動きが冴えわたり、効果的にトライを奪い一気に突き放した。新チームになっても、昨年とそん色のない戦いを見せた。

 とにかく苦しい展開だった。前半を折り返したところで両チームとも得点は0。柳井主将(済4=荒尾)が「練習してきたことができていなかった」と話すように、終始相手に攻められ続け、ゴール前で何とか持ちこたえていた。攻撃面でもパス回しが上手く決まらず、せっかく奪ったボールがすぐに相手ボールに変わってしまうという、悪循環が続く。そんな中でも、収穫があった。Aチームでの試合に初出場した佐々木(3=仙台工)が35分にモールからそのまま押し込み初トライ。昨年の副将・篭島(H28年度済卒=ヤマハ発動機)が務めたSHのポジションでの起用だった。しっかり結果を残し、「まだまだ良くなると思う」と柳井主将も期待の後輩にはっぱをかける。昨秋、全試合に先発出場した篭島の抜けた穴は大きい。毎試合選手を入れ替えてし烈な争いが繰り広げられているSH。まずは佐々木がアピールに成功した。

 前半とは一転して、後半は優位にゲームを進めた。開始早々から得点を奪うと、後半だけで5つのトライを決め、ディフェンスでも再三の好タックルで相手の攻撃を防いだ。多くの選手が勝負所でタックルを見せる中で「自分のタックルには納得していない」と柳井主将は不満そうな顔を浮かべた。セブンズの試合でも「甘かった」というタックルにさらに磨きをかけたい。

 次戦は1部から降格して来た山学大。今秋にはリーグ戦での対戦も控える。柳井主将は「2部では上位校になるので、勝ちに行きたい」と意気込み十分だ。実力を測るにはもってこいの相手に勝つことができれば、入れ替え戦進出、1部昇格もそう遠くはない。


TEXT=菅野晋太郎 PHOTO=青池藤吾