記事
平成28年度 熊谷市春季陸上競技記録会
5月1日(日)熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
男子100m
4組
1着 西澤 10"87
5組
DNS 笠原
6組
DNS 森下
男子200m
1組
DNS 長部
男子400m
1組
2着 松原 47"28
2組
3着 櫻井朴 48"21
4着 花岡 48"63
8着 山本翼 50"12
男子走幅跳
1着 小川 7m30
松原は地元、熊本に活躍を届けたい
関カレでは7m50を目指す
熊谷春季記録会に関カレのメンバー入りが濃厚な選手たちが出場。400mの松原(法1=九州学院)と走幅跳の小川(法2=大阪桐蔭)は現状を確認し、関カレまでの修正点を見つけた。
男子400m1組目、日本選手権の参加標準記録(46秒90)を目標に挑んだ松原は47秒28と惜しくも0.4秒及ばず、悔しさをにじませた。それでも「自己2番目くらいのタイムで良く走れていた」と梶原監督が評価するように、大学2回目のレースにして47秒前半という好記録をマーク。日本のトップレベルでの戦いを目指す松原は早くも関カレで東洋大のエースとして活躍するだろう。また、彼の出身は先日の震災で大きな被害にあった熊本。「熊本に活躍が届くぐらい頑張れたらいいと思う」と語り、地元に向けてエールを送る走りを見せたいところだ。一方、2組に登場した櫻井朴(総2=國學院栃木)と花岡(法1=新潟明訓)はタイムが伸びず、いまひとつの結果となった。両者ともマイルリレーのメンバーとしても期待がかかる分、関カレまでに調子を上げていきたい。
走幅跳の小川は2回目の跳躍で決勝記録となる7m30を記録し1位。1回の試技ごとに監督にアドバイスをもらい、入念に動きを確認した。監督が「ファールがあったが1㎝ほど出てしまっただけで、計測してもらったら7m45は跳べていた。これから修正していけばインカレでは7m50が狙えてくる」と話すように、残りの時間で修正し、踏み切りが合えば好記録が狙えるはずだ。
関カレ開幕まで残り17日。今後はコンディショニングも重要になってくる。下級生の好調が目立った今記録会のように、フレッシュな勢いでチームを勢い付けたい。
■コメント
・梶原監督
100mの西澤(ラ4=国際学院)はスタートを若干失敗したことと、途中力んでしまった。練習では上手くできているので、レースでもコントロールしていきたい。400mの松原は自己2番目くらいのタイムで良く走れていた。櫻井朴と花岡に関してはもう少しタイムを出してほしかった。今日のメンバーはウォルシュを加えてマイルも関わってくるメンバー。インカレまでには調子が上げてほしいと思う。走幅跳の小川はだいぶ調子を上げてきている。ファールがあったが1㎝ほど出てしまっただけで、計測してもらったら7m45は跳べていた。これから修正していけばインカレでは7m50が狙えてくると思う。
・松原(法1=九州学院)
日本選手権の標準タイムを狙っていたが、0.4秒足りなくて悔しいレースだった。(今後の課題は)1年生なのでまずは練習に慣れること。後半をしっかり走れるようにして、日本レベルで戦えるようになっていきたい。(関東インカレに向けて)熊本の震災で自分も被災したので、熊本に活躍が届くぐらい頑張れたらいいと思う。それから、世界ジュニアの選考もあるので、熊本のためにも自分のためにも頑張りたい。
TEXT/PHOTO=畑中祥江