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2016年度オープン戦
5月7日(土) 東海大グラウンド
●東洋大 26{21-5、19-22}41 東海大
東洋大 | スコア | 東海大 | ||
前半 | 後半 | 得点 | 前半 | 後半 |
3 | 1 | T | 3 | 4 |
3 | 0 | G | 2 | 1 |
0 | 0 | P | 0 | 0 |
0 | 0 | D | 0 | 0 |
21 | 5 | 計 | 19 | 22 |
26 | 合計 | 41 |
背番号/ポジション | 名前 | 出身校 | 学年 |
1/PR | 藤倉 拓郎 | 黒沢尻工業 | 4 |
2/HO | 岡部 景和 | 東福岡 | 4 |
3/PR | 古舘 康大 | 盛岡工業 | 4 |
4/LO | 常泉 達 | 國學院栃木 | 3 |
5/LO | 川島 卓也 | 國學院栃木 | 4 |
6/FL | 黒川 眞琴 | 石見智翠館 | 3 |
7/FL | 高野 雅義 | 報徳学園 | 2 |
8/No,8 | 土肥 航 | 長崎海星 | 2 |
9/SH | 内野 晃成 | 長崎海星 | 3 |
10/SO | 村上 晴太 | 仙台育英 | 3 |
11/WTB | 田淵 恵太 | 昌平 | 3 |
12/CTB | 平原 賢 | 國學院栃木 | 3 |
13/CTB | 柳井 佑太 | 荒尾 | 4 |
14/WTB | 菊池 優介 | 國學院栃木 | 2 |
15/FB | 尾花 耕平 | 國學院栃木 | 3 |
果敢にフィールドを駆け抜ける田淵
トライを2本決め、自分の仕事を果たした
※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません。
昨年、全日本大学選手権準優勝校である東海大と対戦。前半は今年の攻撃の要WTBが躍動しリードして折り返すも、自力の差を見せつけられ敗戦した。
強豪の壁は高かった。Bチームをベースとした相手だったが、前半はほぼ互角。フォワードはスクラムで負けず、相手のタックルに果敢に対抗。味方が作ったチャンスをしっかりと、攻撃の要となる菊池(総2=國學院栃木)、田淵(総2=昌平)の両WTBがトライに持ち込むという理想的な攻撃が出来た。一進一退の攻防が続き、トライ数は互いに3つ、わずか2点のリードで折り返す。しかし、後半開始直後、「チームを盛り下げてしまった」と岡部(済4=東福岡)が言うようにラインアウトでミスをしてしまい、そこにつけこまれ連続でトライを許してしまう。今年の課題でもあるモールでも相手ボールにされてしまう場面も見られた。試合終了間際に1トライを返すも、点差は15に広げられ逆転負け。特に時間が経つにつれ、集中力が切れてしまいミスが目立ってしまった。
2年前にも東海大とはオープン戦で対決している。そのときは7-45と1トライしか奪えず、苦しい戦いとなった。しかし、「毎年強くなっている」と高野監督が言うように、成長を遂げているチームはトライ数も増え、点差も縮んだ。体格や技術で1部との差を見せられてしまったが、それでもこれまで積んできたチームとしての経験値が見えてきたのではないだろうか。先週の山学大から強豪との対決が続き、チームへの試練が続く。昨年、達成できなかった1部昇格という大いなる目標に向けて、この試合で出た反省点を元にチームを作っていってほしい。
▪コメント
・柳井主将(済4=荒尾)
体の大きさや技術など、相手との差を感じた。1部昇格に向けて、目の色を変えてやっていかなければと思わされた。タックルが先週の試合で弱かったので、この1週間練習してきた。上手くできたところもあったけれど、できなかったところもあった。シーズンもすぐに始まるので、1部のチームにも通用するようにレベルアップしていきたい。
・岡部(済4=東福岡)
先週の試合でタックルがよくなかったので、今週はタックルを意識して練習してきた。そこはできていたと思う。後半は自分たちから落ちて行って、自分たちのミスからトライを取られた。スクラムは負けていないかなと。スクラムが回ってしまったのはボールを取りに行った結果。ゴール前でペナルティ取られたのが反省点です。後半の入りでラインアウトをミスしてしまい、チームが盛り下がってしまった。モールでボールを取られたのでモールのディフェンスを意識したい。あとは80分切れない気持ち。自分が仮にミスしたとして、声を出さずに縮こまるのではなくて、ミスした時こそ8人で盛り立てる。そういう気持ちのところを改善していきたい。あと3ヵ月でシーズンが始まる。夏までにはチームを完成させなければならないので、オープン戦を1試合ずつしっかり戦って、いいチームを作りたい。
・田淵(総2=昌平)
前半は集中していて、みんないいタックルを決めていたと思います。接戦だったのでウィングの仕事である点をもぎ取ることを意識して戦っていました。こういう試合だとフォワードとかセンター陣はトライが取りづらい。僕らで取るとチームにアシストしやすい。時間が経つにつれ集中力が落ちてしまい、ミスが目立った。そこが今後の課題です。
TEXT=青池藤吾 PHOTO=菅野晋太郎