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第26回仙台国際ハーフマラソン大会
5月8日(日) 仙台市陸上競技場
男子ハーフマラソン
19位 高森 1:08'58
20位 山口健 1:09'08
24位 山本信 1:09'28
28位 菅原 1:10'16
DNS 竹下
DNS 牧浦
チームトップの高森も力出し切れず
仙台国際ハーフマラソンに長距離部門から4名の選手が出場。高森(済3=佐久長聖)がチームトップも、好記録は生まれず全体的に課題の残る結果となった。
天気は快晴になるも気温は高く、コース上には強風が吹くという気象状況の中レースは行われた。チームトップの成績は高森の19位。先頭集団でスタートするが、すぐに実業団選手から置いていかれ10km過ぎからは単独走に。さらに後半は厳しい向かい風に襲われなかなかペースを上げることができなかった。「もう少し出せたかな」と話すのは今春新しく赴任した杉本コーチ。強風があったとはいえ、トップの選手たちは63分台でゴールしていることから、やや厳しめの評価を下した。
関東インカレのメンバーから漏れた選手たちが出場することとなった今大会だが、本来ならトラックに重点を置くこの時期にハーフマラソンを経験したことは、夏に向けて一足早く現状を確認できただろう。今回の経験がこの先のシーズンで実を結ぶことを期待したいところだ。
■コメント
・杉本コーチ
関東インカレに出られない子たちを出場させた。この時期にハーフマラソンを走らせることで、箱根に向けて今どれだけ力があるのかを見るのと、ハーフという距離に対してどれだけの距離感覚を持てているのかを確認させたかった。風が強いのもあって走りにくさはあったと思うが、それでもトップの選手たちは63分台でゴールしているので、もう少し出せたかな。まだ本人たちと話ができていないので何とも言えないが、集団の中でどれだけ流れに乗れていたのかを後で本人たちに確認したい。一人になったときに粘れなかった選手もいると思うので、その辺をこれから課題にしていきたい。そして、それを上手くトラックに移しながら夏の走り込みに向けてもしっかり準備していければと思っている。
TEXT/PHOTO=伊藤空夢