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2016.05.11
アーチェリー

[アーチェリー・女子]悲願の1部昇格!大差の勝利で強さが光る

2016年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 1部2部入れ替え戦

5月8日(日)武蔵大レンジ


1位 東洋大   2437

2位 東農大   2346

3位 青学大   2333

4位 学習院大  2300

※上位2校が来季1部リーグ

(上位4名の合計得点)


東洋大 1部昇格

2437(清水:625、吉留:609、仲内:604、平山:599)


個人成績

             50m  30m    TOTAL

1徳江 257  318  575

2小松 273  309  582

3仲内 286  318  604

4吉留 285  324  609

5平山 273  326   599

6清水 295  330  625

7島田 268  301  569

8奥冨 255  316  571

※各距離60点×6エンド



今シーズン急成長を見せ、入れ替え戦でも活躍した吉留



清水は625点で最高得点者になった


リーグ戦全試合で頼もしい存在となった平山


※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません


 ブロック1位で迎えた入れ替え戦。50mで3校を大きく引き離し、風が吹き始めた30mで一時調子を失うも、最終的には大差を付けて悲願の1部昇格を成し遂げた。

 

 3年ぶりに1部に帰ってきた。3年前の入れ替え戦は東洋大が1部、青学大が2部として戦ったが無念にも敗戦し2部に降格。3年前の借りを返すべく、選手全員が“絶対に1部昇格”と気持ちを一つにした。多くの選手が初めての入れ替え戦の中で、当時1年生だった平山(ラ4=成田国際)は「青学大に対して特別意識はなく、1部に上がりたい一心だった」と振り返る。

 迎えた前半50mエンド、仲内(ラ3=霞ヶ浦)、吉留(法2=千葉女子)が全エンドで高得点。「朝から緊張していた」と話す吉留だが、今季リーグ戦の自己最高得点に迫る射でチームを引っ張った。そして、今最も勢いに乗るルーキー清水(食1=花咲徳栄)が50点以上を量産し、最高得点者に名を刻んだ。「ミスをしても先輩たちが声かけしてくれたり、アドバイスをくれた」とチームワークの良さがうかがえる。「個人的には悔しい」と平山は納得のいく射とはならなかったものの、リーグ通してチームのプラスになる得点で活躍。今試合も安定したプレーで後輩たちの緊張を取り除いた。また、他の4人もそれぞれ2回以上の高得点を出し、個々の強さとブロック1位通過の勢いで3校にプレッシャーを与えた。

 後半30mでさらに差をつけたいところだったが、横風も加わったことで焦りが矢に響いた。それでも3エンド以降は立て直し、入れ替え戦を1位で制す。1部昇格を駆け付けた大勢の卒業生たちと共に喜びを分かち合った。

 

 来季の目標は王座、1部優勝。女子チームは得点上位3人とも3年生以下で、大いに1部で戦える力がある。成長株の清水を筆頭に、練習を積み、よりチームワークを深める。誰もが口をそろえる“東洋らしく”を発揮すれば優勝は見えてくるはずだ。今後も向上中の女子アーチェリー部から目が離せない。

 

■コメント

・平山(ラ4=成田国際)

(入れ替え戦を振り返って)個人的には悔しかったが、いつも通りの東洋らしく明るく試合に臨めた。他校の応援がすごくて押されそうになったが、その中でみんなで一つの気持ちになれた。(今シーズンを振り返って)中盤の試合から調子を崩していた。入れ替え戦に向けて調整をしていた。最後まで思うような良い点数が出なかったことが個人的に悔しい部分だった。後輩をはじめメンバーに助けられながら試合を終えられたので感謝でいっぱい。いいリーグ戦になったと思う。暑かったり寒かったり雨や暴風といったいろいろなコンディションの中で試合をして一つ一つが重い試合だったと思う。(4年間を振り返って)1年生の時から(アーチェリーを)やって試合に触れていたが、4年生は自分たちの代と思い入れが違く、最上級生としてのプレッシャーを感じながらも後輩に助けてもらっていた。今日初めて緊張した。

 

・仲内(ラ3=霞ヶ浦)

チーム全体の雰囲気が良く、みんな絶対に1部昇格するという気持ちで試合に臨めた。調子に波があり、途中で点数が落ちたりして悔しい部分もあった。その中で仲間が支えてくれたのでここまでこれたと思う。実力をつけ、1部として戦い王座を目指したい。

 

・吉留(法2=千葉女子)

普段緊張しないが、朝から緊張していた。絶対に1部昇格しないといけないと思い射座に入ってから切り替えることができた。アーチェリー始めて1年経つ。1年で600点台にのったのは自分の中でも大きく、チームにも貢献できたかなと思う。1部で戦うことになるが、今のままでは1部に生き残れないと思うので次のリーグ戦に向けて1年間練習を積み、1部の王座を目指せるチームをつくる。

 

・清水(食1=花咲徳栄)

1部昇格をかけてということだったのですごく緊張した。しかし、ミスをしても声かけをしてくれたり、アドバイスをくれて先輩のサポートが支えだった。緊張していたが、その中で緊張感を楽しんで撃てた。4年生をはじめ、点数が沈んでも盛り上げて楽しくどんな天候にも負けず東洋らしく試合ができたと思う。1部昇格できたのは4年生のおかげであるが、先輩たちの分も背負って1部の王座目指して日本一のチームになれるように同期と共に頑張りたい。


TEXT=星川莉那 PHOTO=小賀坂龍馬