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2016.06.23
サッカー

[サッカー]アミノバイタルカップ開幕直前企画!浦上仁騎×高橋宏季 独占インタビュー前編


 今週から始まるアミノバイタルカップに向け、2日連続で2年生インタビューを前後編に分けてお送りします。1年生から試合に絡み、今期はレギュラーとしてチームを支える浦上仁騎選手(国2=大宮Y)と高橋宏季選手(国2=FC東京U-18)にサッカーやプライベートについてお話を伺いました。前編は、昨年と今年のリーグ戦の振り返り東洋大のサッカーについてあますところなくお届け致します。


――昨年東洋大に入学し、後期から徐々に出場機会が増えましたが、振り返ってみていかがでしたか

浦上「1年生から試合に出ようという決意がありました。開幕戦はベンチ外で(高橋)宏季は出ていたので、そういうのも刺激になりました。2節からはベンチに入れるようになって、そこから試合に絡むようになったので、すごく充実した1年でした」


高橋「大学入る前から開幕スタメンというのは狙っていて、そこは達成することはできたんですけど、前期リーグでは納得のいくプレーができませんでした。夏の全国大会では出れないという悔しさもありました。でもその悔しさがあったから後期リーグで前期以上のパフォーマンスができて1年通していろいろな経験ができて、今年はその経験が生かされているかなと思います」





――昨年の悔しさから今年開幕からレギュラーとして前期戦ってみていかがでしたか

浦上「去年の日体大のように前期全勝というのが自分のなかで目標でした。シーズン前も1部のチームと戦って勝ったりして自信もありました。初戦負けて最初の3試合で2敗1分という厳しい時期でしたけど、監督やコーチを含めていろんな人が下向くなという感じで4年生も良い雰囲気作ってくれて、そこからしっかり立て直したというのは前向きに捉えていますが、後期では開幕から取りこぼしのないようにしていきたいなと思っています」


高橋「去年、筑大に勝てなかった悔しさは今でも忘れないですし、去年前期が悪かったっていうのもあって今年は去年のようなことがないようにというのを思いました。でも開幕3連戦でうまくいかず正直不安はあったんですけど、その中でもチームのみんなが目指している1部昇格という強い思いがあったから、納得できるような前期ではなかったですけど、去年よりはいい形で前期を終えていると思います。後期はどこにも負けたくないので、頑張りたいです」



――開幕の勝てない時期も監督や選手のコメントはとても前向きに感じました

浦上「やっぱり自分たちが諦めたら終わりっていうのはみんな分かっているので、練習からもっとやらなきゃだめっていうのが、3試合から学べたっていうのは後にもつながったと思います」


高橋「何をすべきかっていうのを考えたとき、4年生が全体でのミーティングをやって4年生を中心に声を出して練習から盛り上げてくれているというのは大きかったです」




――前期の思い出に残った1試合は

浦上「僕は東学大と試合したときに、立ち上がりに自分のミスから失点してしまって、自分が結構ふてくされていてハーフタイムに監督に怒鳴られて。その試合が自分の中で変わったというか、自分をしっかり見つめ直して気づかせてくれました。失点してしまったんですけど、そのあとの試合とか意識が変わって、一番心に残っています」


高橋「自分は東国大戦の勝利ですね。個人で何をかしたってわけではないんですけど、相手は1位だったっていうのもあって、上位に勝つっていうのが去年と違うところで。去年はそういうところで落としてギリギリ昇格できなかったっていう思い出があるので、あの勝利は大きかったと思います」



――お二人とも後ろから試合を作るポジションですが得点も狙っていますか

浦上「僕はもう攻撃がしたい選手というか、ゴールもどんどん決めたいですし。セットプレーとかどんどん狙ってるんですけど、まだ取れてないですよね…」


高橋「自分もまだ大学入ってから公式戦で得点というのがないので、ずっと狙っています。今年は昨年より意識を強く持ってて、ゴール前に入っていく姿勢を強く意識してるんですけど、最後のところで決めきれないのが今の課題でもありますね」



――得点したらスポーツ東洋にアピールしていただけたら…

浦上「そのためにも取りたいですね、やっぱり載りたいので」






――高校時代からお互いのことは知っていたんですか

浦上「そうですね、上手いっていうのは有名だったので、たぶんみんな知っていて。それで東洋に来るって聞いて自分も行くってなったので、嬉しいというかもっと早く一緒にプレーしたいなって思っていました」


高橋「自分は正直あまり知らなくて…」


浦上「えー(笑)」


高橋「仁騎もけがをしていたっていうのもあって、最後のJユースの大会に出てたっていう記憶はありますけど」


浦上「あんまり印象にないと…」


高橋「大学入ってこんな人いたんだみたいな(笑)」


浦上「(高橋は)あんまり興味持たないんですよ。結構有名な選手とかでも知らないみたいな。絶対に俺のことは知らないですよね(笑)」



――逆に高橋選手が何に興味があるか気になりますね

浦上「まあ、あんまり大きい声では言えないですけど…」


高橋「やめろ(笑)」








前編はここまでで、サッカーについて熱くお話を聞かせていただきました。後編では浦上選手と高橋選手のプライベートや、サッカー部についても深く掘り下げています。後編もご期待ください。


浦上には得点を決めてアピールしてほしい

中盤を支配する高橋は何に興味を持つのか


取材日6月16日

聞き手 藤井圭