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平成28年度関東学生ライフル射撃選手権秋季大会予選会
8月26日(金)~28日(日) 埼玉県長瀞総合射撃場
◆10mエアライフル立射40発
吉本 402.1点
日比 401.2点
岩松 389.8点
江頭 374.4点
◆10mエアライフル立射60発
亀井 600.9点
西谷 565.4点
◆50mライフル三姿勢60発
浅見 544点
前田 529点
小田切 529点
◆50mライフル伏射60発
靍田 561点
浅見 560点
前田 549点
小田切 543点
西村 569点
丸山 513点
※予選での順位発表はございません。
納得の射撃を見せた吉本
関東学生ライフル選手権秋季大会予選会が3日間に渡り開催。すでに来月の本戦出場を決めている二木(法4=金沢辰巳丘)ら主力選手の出場は無かったが、2、3年生を中心とした活躍が目立った。
10mエアライフルでは男子立射60発にて亀井(法2=国際学院)が今大会ただ一人となる600点台をマーク。前半から中盤にかけて高得点を連発させた。女子立射40発では吉本(法2=日大櫻丘)が全体のトップとなる402.1点を記録。「気楽に撃てた」と話す通りシリーズ1から102.4点の高得点を叩き出すと、その後も終始安定した射撃を披露した。本戦ではレギュラーを獲得済みだが「緊張せずにやりたい。次戦も400点を超していきたい」と意気込んだ。
50mライフルでは浅見(営3=栄北)、小田切(法3=甲府城西)、前田(法3=足羽)の3年生3名が三姿勢60発と伏射60発の2種目に出場。浅見が両種目ともにチーム上位の成績を残した。また、前田は得点こそ伸びなかったものの、本人も納得の射撃を展開。今夏は母校の恩師を訪れ、三姿勢の膝射でフォームを改善。それを試す初戦となった今大会だったが体への負担が減ったことを実感している。同期の3年生はレギュラー選手も多く、前田は「自分も負けずインカレではレギュラーを狙っていく」と気合を入れた。
3日間の大会を終えた選手たちだが、明日にはすぐ夏合宿を開始する。本戦では主力選手たちも合流し、再びチーム一丸となって戦うため準備に余念がない。最大目標である「インカレ団体優勝」に向けて早くも秋のスタートを切った。
■コメント
・前田(法3=足羽)
課題があった(三姿勢の)膝射姿勢が、この夏母校に帰って先生に教えてもらいフォームを改善したおかげで、安定して体に負担なく撃てた。(2種目出場だったが)伏射は3割、三姿勢に7割という感じで挑んだ。前期は予選落ちという悔しい思いがあったので、それをバネに後期は頑張っている。(今後の目標は)同期がレギュラーで頑張っているので、自分も負けずインカレではレギュラーを狙っていく。
・吉本(法2=日大櫻丘)
人も少なくて、気楽に撃てた。本戦ではレギュラーに選ばれたから今回よりも高い点数を撃っていきたい。今回は安定して撃てたが、本戦では人や後ろから見てくるライバルが増えてくるから、緊張せずにやれるようにしたい。(402.1点については)大会で400点を超すことが少ないから自分では良かったと思う。でも、他の選手に比べるとまだ低いから他大に負けないように頑張っていく。次戦でも400点を超していきたい。
TEXT/PHOTO=伊藤空夢