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2016.08.30
硬式野球

[硬式野球]特集 秋季リーグ戦開幕直前8日連続独占インタビュー 第2日 山下雅善

春、あと一歩のところで掴みそびれた1部優勝。猛暑を過ごした選手の黒く焼けた肌から、秋に向けた強い思いを感じた。頂点に立つべく、日々戦うチームの声を8日間に渡ってお届けする。



第2日目は、山下雅善投手(営1=東邦)。 春季リーグではピンチの場面も、度胸ある投球で1年生ながら主役級の活躍をみせた。初めてのリーグ戦の経験をふまえて、秋季リーグの向けた意気込みを語った。(取材日=8月28日、聞き手=松本菜光花)


――春のシーズンを終えて、夏の練習で新たに意識したことはありますか

体重を増やしてストレートの質を上げようとしたが、なかなか思ったようには増やせなくて、結果的にはあまり変わらなかった。ただ、個人的には体重を増やしてボールに重さがあった方が走っていくので、体重を増やしていきたいとは思っています。


――先輩からは試合や練習のことで何かアドバイスをもらいましたか

 投げること以外のけん制についてなど基本的なことを中心に教えてもらいました。


――目指している先輩はいますか

 飯田晴海先輩(営3=常総学院)です。ピッチングについてももちろん、けん制やフィールディングの面、練習の内容や態度などたくさん素晴らしいものがあって、目指していきたいなと思っています。


――先発投手としての可能性についてはどうですか

チームの状況としても基本的にはやらない方向ではありますが、先発の調子が良くない時などにいつでも出られるように準備はしています。


――今後4年間でどのような投手になりたいですか

やはり先発で完投は目指したい。細かいコントロールも覚えていきたいが、ストレートで詰らせたり、アバウトな所にいっても打ち取れるようなボールを投げられるようにしたい。 


――秋のシーズンに向けての目標を教えて下さい

 個人としては、基本的には抑えになると思うが、勝ちゲームだけでなく流れの悪い試合でも流れを変えられるようなピッチングをしたい。チームとしては、やはり優勝を目指して精一杯戦っていきたいです。