Article

記事


2016.09.03
硬式野球

[硬式野球]特集 秋季リーグ戦開幕直前8日連続独占インタビュー 第6日 津田翔希

春、あと一歩のところで掴みそびれた1部優勝。猛暑を過ごした選手の黒く焼けた肌から、秋に向けた強い思いを感じた。頂点に立つべく、日々戦うチームの声を8日間に渡ってお届けする。

第6日は今春、1年生ながら早くもレギュラーに定着した津田翔希(総1=浦和学院)。中大2回戦で放った決勝スリーランを始め、勝負強い打撃が持ち味だ。夏には高校時代から慣れ親しんだ遊撃の練習も再開。攻守ともに成長を遂げる津田が、今季にかける思いを語る。(取材日:8月28日、聞き手=青池藤吾)


――夏の間の練習はどうでしたか

 夏の始まりは暑さでバテてしまい調子が悪かった。今はそれに慣れてきて、段々と涼しくなってきたので打撃の調子が上がってはきた。振り込みをよく行っていたので、試合で十分打てると思う。

――打撃以外に力を入れたことはありますか

 秋はセカンド以外にもショートを守る可能性があるので、守備の時間をよく取っていた。阿部健(営4=帝京)さんがショートの定位置にいるが、何が起こるか分からないので準備しています。

――大学の投手には慣れてきましたか

 球速には慣れてきた。オープン戦で対戦した社会人の球と比べたら打てるようにはなってきています。

――大学野球に試合以外で慣れてきましたか

 高校の慣れた環境ではなく、落ち着いた環境で自分を高めていくということが出来てきている。野球以外で部の仕事もあるので、みんなで声を掛け合って早く終わらせたりすることで自分の時間を取れるようになってきた。

――監督やコーチからは何か指導はありましたか

 守備では常日頃スピードを意識してやるように言われていたので努力している。一歩目のスタートが重要なので。

――今秋の目標をお願いします。

 リーグ戦で1位になって、日本一になりたい。春は2部から上がってきて挑戦者の気持ちで臨めたが、秋は相手に試合を見られている。自分の課題を克服しなければならないのでチームメイトそれぞれが頑張ってきたので出来ると思う。打率を3割台、無失策でリーグ戦を終えたい。