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2016.09.24
アイススケート

[アイスホッケー]FW出口が2ゴールの活躍 チームではペナルティが課題に

平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦

9月22日(木) ダイドードリンコアイスアリーナ


東洋大3―3中大


[ゴール(アシスト)]

7:39 出口(渡邉)

11:23 出口(人里、古川誠)

30:44 人里(出口、古川誠)


FW出口は2ゴール1アシストの好調


ガッツポーズも見せた


アシスタントキャプテンとして体を張るDF宮倉


 昨年3冠、春優勝を成し遂げた中大との対戦。1ピリを2点リードし幸先の良い出だしを切るが、3ピリでは反則が増え3―3の同点へ。その後のゴールは死守したものの、ペナルティの課題は浮き彫りとなった。


 1ピリから激しい競り合いが続く中、PP(パワープレー)のチャンスでFW出口(社2=駒大苫小牧)がゴール裏からパックを押し込み先制する。さらにその3分後にはまたもや相手ゾーンから抜け出た出口がそのままロングショットで2点目を決めた。「いつもよりは動けていた」と自身を評価する出口。2ピリでは、失点後すぐにFW人里主将(社4=白樺学園)への絶妙なパスで3点目にも絡む活躍を見せた。

 しかし、春の王者・中大はここで引き下がる相手ではなかった。相手DF陣やGK金子(中大)の固い守備に阻まれ、なかなかチャンスをものにできない。3―1の1点リードで迎えた3ピリ。立て続けに反則を取られ、絶対的ピンチにまで追いつめられてしまう。ここではDF宮倉(社4=北海)らDF陣の体を張ったシュートブロックや、GK古川駿(社2=八戸工大一)の好セーブで一時をしのいだものの、ラスト3分、ついに同点ゴールを許した。結果は3―3と引き分けに持ち込まれ、中大に春の雪辱を果たすことはできなかった。


 「最後のペナルティが試合を大きく左右した」と鈴木監督は振り返る。〝よく走ってよく当たる〟東洋のプレースタイルは、どこよりも負けないフィジカルの強さと同時にペナルティを取られやすいという弱点を併せ持っている。持ち味であるフィジカルを失わず、いかにペナルティを減らして好機を作るかが今後のカギとなるだろう。

 次節は、公式戦ではここ数年白星を挙げられていない明大との対戦。「今日のプレーをしていたら絶対負けないので、このプレーを続けて絶対勝ちたい(出口)」。宿敵・明大へのまだ見ぬ勝利へ、気合は十分だ。


■コメント

・鈴木監督

全体的にはすごくよくプレーしてくれたと思う。ただうちは3ピリのペナルティは大きな課題になった。勝ち切らなければいけない試合で、最後のペナルティが試合を大きく左右したかなと思う。(それ以外の点では)得点面では苦しんでいたが、決めるべく選手が決めて、チームとしてはいい流れの試合ができた。よく走ってよく当たる、うちのよいところも出せた試合だった。(今後は)選手は努力してくれているので、60分ではどのチームが相手でも負けていないと思う。ただ次のステップとして勝ち切れるチームにならないといけない。(明大戦に向けて)すごくオフェンスの高いチームなので、うちの守り、フィジカルを生かして点取りゲームにしないということを意識したい。

 

・DF宮倉(社4=北海)

(よかったところは)前節の慶大戦で引き分けて、それでも気持ちを落とさずにできたこと。ゴールに向かう姿勢なども合わせて1ピリで2点取れたところ。(守りの面は)調子が悪くて、パス出しなどがよくないというのは自分で思っていて、チームのためにできることは何だろうと考えたときに体を張るだとか、1失点してしまったが、シュートブロックとかして当たったりして、自分の調子の悪さの引き換えに結構体を張ったと思う。(明大戦に向けて)明大も5試合くらい負けてないし、大量得点も多くて、きれいな形で点を入れるチームだと思うので、自分たちのプレーや守りをみんなでサポートし合い、無失点で抑えれば絶対勝てると思うので、この試合もそうだが、守りなどに重点を置かないといけないと思っている。

 

・FW出口(社2=駒大苫小牧)

1ピリからいつもより体が動いていて、チェックもバンバンしていたので、そこが良かったかなと思う。3ピリに入って反則が多くなってしまったところが課題。(FWの動きについて)中(アタッキングゾーン)でプレーしていたところが良かった。(自身のプレーの評価)いつもよりは動けていたと思う。(アシストは)古川誠からパスをもらったときに、相手のDFがいい守りをしていたので、やばいなと思って横を見たら人里さんがちょうど空いていた。(明大戦に向けて)今日のプレーをしていたら絶対負けないので、このプレーを続けて絶対勝ちたいと思う。


・FW古川誠(社2=白樺学園)
ずっとリードする展開で、3―1になって勝ちゲームだったのにそれを落としてしまったところが詰めが甘かったと思う。(FWの動きは)3点取ることができて、慶大戦では全然点数を取れなかったので、今回結果を残せたのでよかったと思う。(自分の動きは)1ピリは動きが硬いところもあったが、2ピリ、3ピリになって自分のプレーがどんどん出せるようになって、チャンスを作って結果にアシストという形で終われてよかったと思う。(明大戦に向けて)明大にはまだ入学してから1回も勝ったことが無くて、次の試合も優勝するのにとても大切な試合なのでチームで1つになってしっかり勝ちたいと思う。


TEXT=坂口こよみ PHOTO=望月優希、吉谷あかり