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第98回日本体育大学陸上競技会
10月1日(土)~4日(日)日本体育大学健志台陸上競技場
▼1日目
男子100m
2組
DNS 森下
男子400m
1組
3着 櫻井朴 47"90
2組
6着 増田 50"30
5組
4着 渡辺 50"33
▼2日目
男子200m
2組
2着 北村 21"92
3着 中村拓 22"11
4着 長部 22"18
男子200m 2次レース
1組
4着 北村 22"00
男子800m
10組
5着 海谷 1'57"18
12組
4着 増田 1'50"47
7着 長尾 1'53"31
DNF 眞柄
男子400m障害
3組
1着 佐藤俊 53"37
男子走幅跳A
6着 小川 7m11
7着 竹田 7m07
シーズン中に標準突破を目指す櫻井朴
増田は1分50秒台に乗せ、自己ベストを更新した
日体大競技会に短距離部門、中距離部門の選手達が出場。それぞれの目標に向けレースに挑み、800mの増田(ラ2=北陸)は大幅に自己ベストを更新した。
1日目、400mの櫻井朴(総2=国学院栃木)は関東インカレA標準(47秒80)、全日本インカレB標準(47秒50)を目標にレースに挑んだ。結果は47秒90と惜しくも0.1秒関東インカレの標準に届かず。先日の関東新人では47秒81と自己ベストを更新しながらも0.01秒差で標準突破を逃していただけに悔しさが募る。それでも最近は順調に47秒台に乗せてきており、47秒前半の好タイムも目前だ。残りわずかになったシーズン中に標準突破したいところだ。
2日目は増田(ラ2=北陸)が自己ベストを狙い800mに出場。600mまではペースメーカーとして出場した眞柄(済3=三条)が先導し、1周目を好ペースで進める。「眞柄さんが引っ張ってくれたおかげで自分の走りができた」と後半の課題に挙げていたストライドが広がってしまうことなく走り切った。自己ベストを2秒近く更新したが、「まだまだいけると思う」と今後は49秒台を狙っていく。また、増田は1日目に400mにも出場していた。約1年振りということもあり、思うような結果とはならなかったが、400mでも自己ベストの更新を目指していく。
短距離、中距離部門にとっては今シーズンも残りわずかとなった。冬季練習にいい形でつなげるためにも、選手はそれぞれの目標を掲げ、記録に挑んでいく。
■コメント
・塩田部長
(出場の意図は)記録を狙うため。練習の割には大会で結果が出ていないので、記録会に積極的に出場して大会への抵抗感をなくしてもらう意味もあった。(今日の評価は)昨日400mを走った増田は予定より1秒半も遅かったので、今日はどうかなという感じだったが、周りもいい選手でいい流れに乗れた。
・櫻井朴(総2=国学院栃木)
関東インカレA標準と全日本インカレB標準の突破を目指していた。レースに自分より速い人がいて、その中でいい勝負ができなかったことが残念。47秒台は出ているが、47秒の前半は出せていない。気温が低いのもあったが、力不足だと思った。(次の住友電工杯では)300mと800mリレーがあるので刺激を入れて、11月の個人で出たときに頑張りたい。
・増田(ラ2=北陸)
眞柄さんにペースメーカーになっていただいて自己ベストを狙いにいったレースだった。400m地点ではいつもより速いペースで来ることが出来た。課題の残り600mではいつも力んでしまってストライドが広くなることが多かったが、眞柄さんが引っ張ってくれたおかげで自分の走りが出来た。結果50秒41と自己ベストが出たが、まだまだいけると思う。次は49秒台。常に49秒で走れる選手になることが理想。(前日の400mのレースについて)ベストは狙ったが(400m出場が)1年振りだったので思うように走れなかった。まだまだ実力不足を痛感している。高校3年生以来の自己ベストを更新したい。(次に向け)800mがよかったので次こそは400mで自己ベストを狙いにいく。
TEXT/PHOTO=畑中祥江、吉川実里